こんにちは! コメント欄にいただくメッセージが心の支え、えいぷりおです!
一度壊れてしまった夫婦関係は修復することができるのかー
この記事にたどり着いたあなたは、夫婦関係の行き詰まりに悩んでいるのではないでしょうか。
「妻は自分のことを、いつか許してくれるのだろうか…」
僕もずっと悩んでいます。
これまでの行いを反省して改善の努力はしているけれど、関係修復の希望が持てず「離婚しか道はないのか…」と思いつめてしまいます。
そんなとき、妻と同じ立場だという女性から、胸に刺さるアドバイスをいただきました。
「奥さんがあなたを許すには、奥さんが傷ついてきた時間が必要。あと15年はかかる」
気の遠くなるような話ですが、その方の言葉には真実味があり、深く考えさせられました。
その言葉を、僕と同じように奥さんとの関係に悩む旦那さんたちにシェアしたいと思います。
【夫婦関係の哀しい独り言】
僕の「愚痴」に寄せられた厳しいコメント
コメントを寄せていただいたのは、妻からの暴言や無視に対するつらい気持ちをつづった愚痴のような記事に対してでした。
妻からの無視・非難・暴言に耐えられる? つらい時こそポジティブに! こちらの ↑ の記事の一番下まで進んでいただきますと、コメント全文(2018年7月6日付け)をご覧いただけます。コメントをくださったのは「ねお」さんという女性。なんと2200文字を超える文章で、これまでに僕がいただいたメッセージでは、おそらく最長のものでした。
心を込めて書いてくださったメッセージには、金言とも言える胸に刺さる言葉がたくさんありました。その言葉を引用しながら、僕なりに考えていきたいと思います。
ねおさんはアスペルガーの夫を持つ女性
メッセージの最初に、ねおさんはご自分の立場を明らかにしています。
私は立ち位置が奥さん側の者です。
夫は軽度のアスペルガー諸々を持っているのですが、結婚を機に今火を吹く勢いで悪化してる最中です(笑)。
(中略)
この記事を見た時に、真っ先に思い出したのは夫と私のやり取りでした。
うちの夫の場合ですが、私に何かを指摘されるなどした時、事が自分の思うように行かないと思うのか、猛烈に怒り出すんですね。所謂癇癪です。
指摘も聞けない上に癇癪とは何事かと、その余りの大人気ない行動に頭に来た私は、それならば、と夫が私にしている事と同じ事をやり返したのですよ。
上手く行かない時は怒りをぶつける。癇癪起こす。そして解決もしようとしない。
ねおさんは最初に結論を書いておられます。つまり、
「妻は自分を苦しめてきた夫に、同じ方法でやり返しているだけ」
ということです。
ねおさんの旦那さんは、そんな妻の気持ちや考えを察することなく、態度の悪くなった妻に逆ギレしているそうです。
妻は自分を苦しめてきた夫に、同じ方法でやり返しているだけ
奥さんは多分、自分があなたにされたと感じた事をそのままやり返しているだけでしょうね。
今のあなたが傷付いたかどうかは関係ありません、過去の出来事の中で奥さんはそれだけ理不尽な思いをした、とまずは言いたいのでしょう。
体調が悪い、睡眠時間がない、忙しい、そんなの私普通だったわよ何言ってるの、と。
過去のあなたと同じように、相手の気持ちや希望や意図を読まずに無視して、奥さんも好き勝手言ってるだけに過ぎないな、と私は思いました。
非常に厳しい指摘です。まさにその通りでしょう。
僕は過去に意図的に妻を傷つけようと思ったことはないのですが、僕の未熟さゆえに結果として深く傷つけてしまいました。「そんなつもりはなかった」は通用しません。
今の妻の言動が理にかなわないものであっても、そこを理詰めで反論することに意味はないということが分かりました。
妻の言動は、理屈を超えた心の叫びだったのです。
【関連記事】 妻の怒りは悲しみの表現なのかも… 以前僕なりに考えた妻の心の叫びについては、こちら ↓ をご覧ください。
女性はなぜ過去を蒸し返すのか? 怒りの本当の理由は「悲しみ」だった僕が苦しむのは当たり前
これはあなたが傷付くのは当たり前で、辛いのも当たり前です。ですが、奥さんはそれが狙いかも知れません。
同じだけあなたが傷付いたであろう時に、奥さんに何をして欲しいと考えたか、また自分が過去にした事の中でその時奥さんが何を考えてたか、そして今何をしなければいけないのか。
奥さんはその辺を慎重に見てると思いますよ。
今僕が感じているつらさは、かつて妻が味わってきたつらさなのだと、肝に銘じなければなりません。
「そして今何をしなければいけないのか」
ここが重要です。僕がすべてのつらさを受け入れ、かつての自分のあり方を心から反省し、今何をすべきかを自分の責任で考え抜くこと。きっとそういうことだと思います。
今の僕には、まだそれができていません。
僕が出す結論がズレている
あなたの出す結果がズレているからこそ更に罵られ傷付く事になってる気がしなくはありません。
ズレている…
つらさに耐えかねて、妻の言動に対して理屈で反論しようとしたり…
今の状況を心のどこかで妻のせいにしようとしたり…
完全にズレていますよね。第三者からズバリ指摘されると、ズドンと腹に落ちます。
妻が苦しんだ時間、僕は苦しむことになる
いつまでか、と言われたらまずは少なくとも結婚してから軽蔑に至った期間までと同じだけか、次女さんが成人するまでかなと思います。
期間的に同じくらいじゃないですか?
そこまで耐えなさい私は耐えた、という事です。仕方ないですね。
なので、関係を改善出来るかどうかはまずその地点になるまで待つしかない気がしました。
ねおさん、直球で内角をえぐってきます。
このように明確に「期間」まで言われると、最高裁判所で判決を言い渡される被告人の心境になります。
「被告人、懲役15年。執行猶予なし!」
次女が成人になるまでの15年間、僕は罪と向き合い、償いを続ける。
気の遠くなるような長い時間ですが、僕にとっては、はっきり分かった方が希望を持って生きられる気がします。
離婚という選択は僕の逃げに過ぎない
途中で離婚に至るのも、奥さんが暮らせるならばひとつの結論です。奥さんはそれを以て、あなたが逃げた、愛も解決する気も本当になかった、とそこで確信するだけでしょう。
この現状から逃げて、つい離婚を考えてしまう僕の弱さを、バッサリと切られました。
ここまでくると、ねおさんが完全に妻と重なって見えてきます。妻なんじゃないか…?
懲役15年をしっかり本気でつとめ上げれば、その先に光が見えてくるかもしれないのに、離婚に逃げて脱獄してしまったならば、僕には光ある未来は来ないのでしょう。
仕返しという概念があるだけ僕は恵まれている
あなたがボロボロの体調になっても、理不尽な扱いが辛くても、それは仕返しと諦めて、まずは次女さんが成人するくらいまでは踏ん張ってみるといいと思います。
仕返しという分かりやすい概念があるだけ、あなたはまだ恵まれてます。
その地点でもまだお互いの年齢は大した年齢じゃありません。
奥さんが女として一番良い時期を耐えて偲んだのであれば尚更。
それまで耐えて自分を聡明に保って踏ん張るしかありません。
繰り返します。
「仕返しという分かりやすい概念があるだけ、あなたはまだ恵まれてます」
この言葉は、今回のメッセージで一番僕の心に響いた、まさに金言です。
妻が今僕に与えているつらさは理不尽のようでいて、本当は僕がちゃんと克服できるように差し出された試練だったのですね。
娘たちの成長は妻の努力の賜物
あなたが諦めるにはまだ早いです。
そう思うのは、その中で育ってる次女ちゃんの振る舞いです。次女ちゃん、可愛いですね。環境はともかく、父であるあなたを、ちゃんと父として育っています。
これは奥さん(と長女さん)の努力の賜物ですよ。
奥さんがあなたを本気で憎み切っていたら、次女ちゃんが自分と同じようにあなたを非難し否定する性格に育てる事も可能だったはずです。他人を道具にするとは、そういう事ですよね。
奥さんは、あなたに対しては仕返しをしていますが、子供に対しては2人の問題である過去の事以外は影響が少ないようにちゃんと育ててませんか?
それなのに諦めるのは、まだ早いと、その辺から思ってしまったのです。
妻が二人の娘たちを命をかけて守ってきたことへの優しいまなざし。
このメッセージをくださったねおさんは、いったいどのような方なのでしょうか。深い洞察に頭が下がるばかりです。
そして、僕に対してこのような励ましをくださって、心から感謝します。ありがとうございました。
えいぷりお的まとめ
ねおさんがくださったメッセージは、僕個人に宛てられたものですが、奥さんとの関係に悩む多くの男性の心にも、何か響くものがあったのではないでしょうか。
次女が成人するまでの15年間で、僕は少しでも成長することができるのか。自分でも想像がつきませんが、1日1日を頑張りながら、その先に妻の幸せ、娘たちの幸せ、そして僕自身の幸せがあればなぁと思っています。
【関連記事】 記事の構成の都合で、メッセージの一部を省略させていただきました。全文を読みたい方は「妻からの無視・非難・暴言に耐えられる?」の記事の一番下までいくと、2018年7月6日付けのコメント欄にありますので、ぜひ御覧ください。
妻からの無視・非難・暴言に耐えられる? つらい時こそポジティブに!【夫婦関係の哀しい独り言】
【つづき】 次の記事「サイコパスな同僚に気付かされた」はこちら。
職場の「発達障害・人格障害」な同僚へのストレス(妻が僕を嫌いになった理由はこれだったのか…)【関連記事】 夫婦関係の悩みに関する記事のまとめはこちらをご覧ください。
【夫婦関係の悩み】記事まとめ 僕が妻との関係を破綻させてしまった原因・理由とは(体験談)
えいぷりおさん
はじめまして。私は今年で50になったサラリーマンです。
国内でも何本かの指に入る国立大の大学院を修了して一部上場企業に入社、会社人間を貫きトップとまでは行かずともそれなりに実績を重ね、40の直前に管理職になりました。しかし職場運営のトラブルを機にうつ病を発症、騙し騙しやってきましたが46で再発した際に会社に申告して1か月ほど休職、その後は研究職に異動しました。出世競争からは取り残されてしまいましたが、研究職で求められる英語と専門性を伸ばそうと、TOEICは2年頑張って935まで行き、今年からは博士号取得の活動を始めています。
これまではもともと苦手な人間関係に起因する管理職うつだと思い、どうすればメンタルを鍛えられるか模索していました。
しかし、最近になって同期や後輩がどんどん先を越すようになり、また、頼りにしていた先輩が出向に出てしまったのと、会社からの評価が下がってしまったことが重なったためでしょうか、最近になって不眠の症状が出るようになってしまいました。
今朝、妻からカサンドラ症候群である旨を告げられました。カサンドラ症候群という言葉自体初めて耳にしました。ショックでネットを色々調べました。そうしましたところ、えいぷりおさんのブログに辿り着きました。詳細に描写された内容を熟読し、ほとんどの部分で同じような体験をされているのに驚きました。言われてみれば、最近は心療内科から発達障害の気があることも指摘されていました。今思えば、父も似たような症状だった気がします。
そして、私のうつの原因が単なる管理職うつではなく、先天的な発達障害+自己愛性パーソナリティ障害による人間関係の不適合によるものだということ、そして、結婚後は無意識に妻をはけ口として生きてきたこと、いよいよ自分の能力では太刀打ちできなくなった時にうつという症状で体が悲鳴をあげたこと、その前から違和感を感じていたこと、等々が線でつながった気がしました。そうすると、無理にあがいても自分の努力ではもうどうしようもないのかな? わかっていれば妻や子供に辛い思いをさせずに済んだのに・・、といった諦めの気持ちが大きくなってしまいました。
えいぷりおさんは、きちんと自己分析をされ、奥様との関係も認識されたうえで、さまざまな対処行動を積極的にとられていて、とても強い方であるな、との印象を受けました。私は会社からの評価、家庭での居づらさで、おそらく人一倍強い承認欲求が満たされず疲弊しています。自分を貶める勇気もなく惨めな思いです。こんな甘くて弱い私ですが、えいぷりおさんの強さの秘訣についてご教示いただければ幸いです。
まーちゃんさん、コメントありがとうございます。とてもうれしいです。
まーちゃんさんは僕のことを「強い人」と言ってくださいますが、そんなことはありません。強いというよりも鈍感なのです。
まーちゃんさんは社会に適応できない苦しみからうつを発症されました。
ところが僕は自分がうつになるのではなく、すべての苦しみが妻にあらわれてしまいました。
妻は長くうつを患い、首や腰に原因不明の疼痛を患い、ひどい頭痛やめまい、そして深刻な不眠を患いました。
本当は僕自身が苦しめばよかったのに、そのようになりませんでした。
まーちゃんさんは、僕よりもずっと感性が繊細な人なのだと思います。うつや不眠で苦しい思いをされていると思いますが、まずはそういうご自分を認めてあげてほしいと思います。
奥さまはご自分の置かれた状況を「カサンドラ症候群」と表現されたのですね。きっと奥さまも苦しんでこられたのでしょう。
まーちゃんさんは、奥さまからそう告げられたとき、意味が分からなかったのではないでしょうか。ご自分の性質のせいで奥さまが深く傷ついてきたということを理解するのは大変なことだったはずです。
僕も妻から初めて「あなたには発達障害と人格障害の傾向があると思う。自分がずっと苦しんできたのは、あなたのその性質のせいだと思う」と告げられたとき、本当に意味が理解できませんでした。
今になってようやく自己分析ができるようになりましたが、あまりにも遅すぎました。ひとたび壊れてしまった夫婦関係を修復するのは困難な道のりです。
まーちゃんさんは、奥さまからカサンドラ症候群のことを言われてすぐにネットで調べて、僕のサイトにたどり着いたんですよね。僕からしたら、これはすごいことです。
奥さまから言われた意味の分からない言葉を受け止め「これは自分が取り組むべき問題だ」と感じ取る感性を、まーちゃんさんは持ち合わせていたのです。
僕は感性で受け止めることがなかなかできなかったので、理屈で理解するしかないと考えて、一連のブログ記事を書きました。強いわけではなく、鈍感ゆえに頭で考えるしかなかったのです。
まーちゃんさんは、うつになってしまうほどの感じやすい感性を持っておられるのですから、きっと今からでも奥さまの思いを受け止めることができるのではないでしょうか。
ひとつ僕が恵まれている点があるとしたら、会社の仕事が自分に合っていることでしょうか。管理職の道(=出世の道)は選ばず、ずっと現場で働く道を選びましたから、会社からの評価を必要以上に気にすることはありません。
もし会社での評価に汲々としていたら、承認欲求にさいなまれて心はもっと不安定になっていたでしょう。そして妻に対してよりつらい態度をとっていたかもしれません。
まーちゃんさんも、会社の評価より、本当に自分のしたい仕事ができているかという点にフォーカスできたら、少し楽になるのではないかと思います。
的外れのお答えだったらごめんなさい。またメッセージいただけますとうれしいです。
えいぷりおさん、早速レスを入れてくださりありがとうございます。
今朝、妻からカサンドラと言われ、右往左往している中で出会ったえいぷりおさんから素晴らしい共感のメッセージをいただくことができ大変光栄です。読みながら涙が溢れ出てきました。
カサンドラと症候群という症状と照らし合わせてはじめて、私に原因があったのだと知ったショック、そして、今までの事、これからの事が、今朝からずっと頭の中で後悔と不安という形で錯綜していたのでしょう。
私が辛い思いをしながら一家を支えているんだから、妻には自分が悩む暇があったら私を支えてほしいと思っていました。出世を諦めても惨めに会社にしがみつかなくてはならない自分の気持ちを支えてほしい。妻からすればとんでもない話ですね。
本当に自分のしたい仕事ができているか? 研究職という人間関係のストレスが比較的薄い環境下で、内容も心理学が関わる人間工学の分野であることを考えると、関心がある分野で落ち着いて仕事ができているはずでした。しかし、評価に汲々する気持ちがまだ根深く残っているため、せっかくの環境で墓穴を掘ってしまっています。自分を変えるって難しいですね。
えいぷりおさんが書かれた「解離」についてのコメント、まさに私が抱えている感覚です。えいぷりおさんの奥様が鋭く本質を突かれたとコメントされていましたが、私の妻も同様の感覚におぼろげながら気づいていました。
以前から「一緒にいるのに一緒にいる気がしない」と言われていました。私は人の痛みを感じないばかりか、優しさを感じない。わかっているしそんな自分が嫌で仕方ないのだがどうすれば解決できるのか? ずっと悩んできたことにえいぷりおさんがコメントされていて驚きました。
「自分のBeingを許し認めること」に共感しました。かなり困難な目標だと思いますが、意識するだけでも何かが変わるのでは、と思います。今日、妻の苦しみに一歩でも近づいたような気がしました。
ありがとうございました。ブログの更新楽しみにしています。
まーちゃんさん、ありがとうございます。
僕の方こそ、自分の書いたつたない文章が、同じように悩んでいる方に共感していただけたこと、救われるような思いです。
僕は6年ほど前、次女の妊娠・出産の際に自分の問題に直面することになったのですが、そのときには心療内科や大人の発達障害を専門でみているという精神科などにかかったことがありました。
ですが、残念ながら僕の心に響くものはありませんでした。
でもその後、友人の紹介で出会ったあるセラピストの方は、新たな視点を与えてくれて、少し視界がひらけた感じがしました。そのこともブログに書いているので、もしよろしかったらご覧ください。
https://eiji-maru.com/aihara-midori1/
まあ、一般的のカウンセラーとはかなり違っているので、違和感を感じる方もいるかもしれませんが、僕やまーちゃんさんのように受験勉強で成功し、就職活動もうまくいったような、ある意味型にはまったタイプの人には、型破りの人からの助言の方が響くような気もします。
いずれにしても、一人で抱え込むのはよくありません。フラットな目線でまーちゃんさんのことを見ることができる友人や専門家の助けを得た方がいいと思います。
解離の問題については、先程あげたセラピストは否定的で「自分が他人によって壊されてしまうという恐怖から身を護るために心を鈍らせてしまった状態」と言っていました。
だから、押し殺してきた感性の扉を開けることができたら、また繊細な感性は戻ってくるだろうと思っています。
でも難しいですよね…
すべては気付くことから始まります。僕もまーちゃんさんも、気付くことはできたのです。難しい道のりですが、ともに歩んでいきましょう。
えいぷりおさんこんにちは!
私は現在30歳で、1歳と3歳の子供を持つ専業主婦です。
普段どなたかのブログにコメントすることはないのですが、胸に響くものがあり思わずコメントさせて頂きました。
私がこちらのブログにたどり着いたのは産後クライシスについて男性側の意見を知りたいと思いネット検索していた時でした。
私自身今ではそこそこ家庭円満ですが産後クライシスといわれる時期は確かにあり、恥ずかしながら夫に八つ当たりしてしまっていた時がありました。
その経験からなぜ男女はこんなにすれ違うのだろうと思い、男女の脳の違いや思考回路の違いを本で読んだりしてきました。
えいぷりおさんの記事は非常に興味深く、様々な記事を拝読しました。
奥様も大変辛い思いをされたのですね…。
きっと優しく我慢強い方なのではないかと思います。
だからこそ限界まで我慢してしまわれたのかもしれませんね。
今は単身赴任されているということなので、物理的な距離が生じて良かったのではと感じます。
奥様が口に出すことはなくても、えいぷりおさんが家事を一手に引き受けてくれていた気持ちを少しは分かってくれているかもしれません。
私はカサンドラ症候群やうつ病になったことはないので奥様の苦しみを全て理解することはできないのですが、奥様自身の為にも少しずつ憎しみを手放し心の傷が癒されることを願うばかりです。
えいぷりおさん自身も過去の過ちや苦しみ、悲しみに向き合い記事にすることは大変な心労を伴うことだったと思います。
ですがその痛みを伴う血の通った記事だからこそ、読者の心に響き時には救いになるのでしょう。
私のような若輩者が言うのも恐縮ですが、えいぷりおさんのブログを若い世代の人にも読んでもらいたいと感じました。
僭越ながら応援してますのでブログ運営頑張ってくださいね。
Kさん、コメントありがとうございます!とても励まされました。
Kさんが産後の夫婦危機を乗り越えられて、旦那さんと円満な関係を築いておられること、僕もうれしく思います。
Kさんと旦那さんが、それぞれの違いと向き合いながら、どのようにして歩み寄ってこられたのか、教えていただきたいです。
単身赴任で離れることが、いいことなのかどうなのか、正直今はまだ分かりません。
僕自身が離れた場所で、どのような生き方ができるかが問われているような気がします。
ブログを応援してくださって、本当にうれしいです。今後もまたメッセージいただけたらと思います。
お返事ありがとうございます!
あたたかいお言葉嬉しいです。
あまり参考にならないかもしれませんが、産後クライシスを経て私が感じた事を書きますね。
結果をまとめると
・夫が家事育児をしてくれた時に完璧でなくても責めない
・行動してくれた事に感謝して褒める
・察してほしいと思わないようにする
・要望があれば具体的に説明する
・話しはじめる時にただ話を聞いてほしいだけなのか、意見が聞きたいのかどちらなのか伝える
・育児に関しては夫は新入社員のようなもので伸びしろを絶ってしまう言い方はしない
・過去のことまで持ち出して責めない
・充分な催眠が取れずにイライラしたり感情のコントロールができなくて私自身も苦しいと伝える
・男女のどちらが優れているとかではなくただ性質が違うのだということを認める
・不満がある時は溜めない。その都度嫌味な言い方にならないよう明るく伝える
書き出してみると当たり前な事ばかりですが産後の女性は家にこもりがちで視野が狭くなってしまうんですね。
赤ちゃんが泣きやまないと母親は責められているような気持ちになり、自己肯定感もなくなっていってしまいます。
今自分は普通の精神状態ではないんだな、と自覚して必要以上に自分を責めないことが大事だと感じました。
えいぷりおさんの奥様はご実家との関係はあまり良くないとのことですが、兄弟や友人など奥様の理解者といえるような方はいらっしゃるのでしょうか?
確かに単身赴任で距離が生じてどうなのかは、今はまだ答えのでるものではないのかもしれませんね。
私個人としては今でも夫と小さい喧嘩はありますが、これ以上言ったらまずいなと感じたら実家に遊びに行ったり外出したり少し距離をとるようにしています。
近くにいて傷つけあうより一旦離れて頭を冷やしにいく感じですね。
はい、影ながら応援してますのでお仕事もお忙しいとは思いますが頑張ってくださいね^_^
Kさん、お返事ありがとうございます!とても勉強になりました。
Kさんが様々な葛藤を経て、ここに書かれたようなことを実践されたことで、旦那さんはとても救われたことと思います。
きっと僕の妻も葛藤を抱えながら、Kさんと同じように僕が行動しやすいようにサポートしてくれていたのだと思います。
でも残念ながら僕は妻のそうした優しさに気付かず、うまく向き合うことができませんでした。
Kさんにもう一つ教えていただけたらと思うのは、Kさんの旦那さんが、どのような行動や思いを示したときに、ありがたいと感じましたか?
また逆に、それはないだろう!と悲しみや怒りを感じた旦那さんの行動や思いは、どのようなものだったでしょうか?
きっと世の中の多くの男性が、それが分からず、とんちんかんな言動をして奥さんとの関係を悪化させているのだと思います。
僕自身、分からないことだらけで、いまだ妻との関係を取り戻すことができません。
せっかくこうして励ましのコメントを残してくださったのに、お礼もそこそこに質問ばかりでごめんなさい。
お返事いただけますとうれしいです!
えいぷりおさんお返事ありがとうございます!
そう言って頂けると嬉しいです。
書くのもはばかられるみにくい争いを幾度となくしましたが、不満を蓄積してしまうよりは良かったのかなと思えるようになりました。
えいぷりおさんの奥様は本来とても優しく聡明な方なのだと思います。
あなたが気付かないほどに細やかなサポートをしてくれていたのでしょう。
私が夫に対しありがたいと思った時は、気持ちを共有してくれた時です。
夫は自営業で、夫の両親と敷地内同居しているのですが、赤ちゃんが泣きやまない時に心配して義母が様子を見にきました。
そんなに泣かせてかわいそうに、添い寝すれば泣き止むよと言われたんですね。
今だったらじゃあお義母さんやってみてくださいお願いします!とか言い返せそうですが。笑
当時は涙をこらえるだけで何も言えませんでした。
でも一緒にいた夫が、こっちも一生懸命やってるんだ!そんな事言うなと言い返してくれました。
赤ちゃんが泣きやまない、という根本的なことは解決してないんですが気持ちを分かってくれている事がとても嬉しかったですね。
義母も基本良い人なので翌日ごめんねと謝ってくれました。
反対にそれはないだろうと思ったことは、上の子が生後2〜3ヶ月の時に夫の友達3人が出産祝いを持ってきてくれたのですが午前11時から午後4時くらいまで談笑していた時ですね。
友人達が帰った後に
乳幼児がいる家に長居するなんて非常識じゃないの?男の人ってなんて無神経なの!私が疲労困憊で赤ちゃんの世話してるのにのんびり談笑して!少しは気遣ってよ!
と私が怒り最初は謝っていた夫も逆上して
帰れって言えないだろ!せっかくお祝い持ってきてくれてるのに!
と火に油がそそがれしばらく引きずる泥仕合となりましたね。苦笑
えいぷりおさんの今の状態はもしかしたら私の両親のケースの方が似ているかもしれないので少しだけお話しさせてください。
父は銀行員で仕事人間型、母は専業主婦で4人の子を持ち父の両親と同居という状態でした。
子供達が全員成人し独立した数年前に母の積年の恨みが爆発し、父はとても愕然として驚いたようです。
しばし炎上を続け今は沈静化していますが、数年後に父が定年退職してからは正直どうなるのかわかりません。
子供の私の立場からすると、どうなったとしても大切な両親に変わりはないので納得のいく決断をしてほしいなと思っています。
えいぷりおさんも今は今後どうなるかわからず苦しい時もありますよね..。
ですがえいぷりおさんと奥様がどういう道を辿ったとしてもお子さん達にとっては大切なお父さんとお母さんです。それは生涯変わりません。
子供は親が思う以上に親のことをよく見てますよね。
お父さんが思い悩みながらも努力している様子はわかってくれていると思いますよ^_^
Kさん、丁寧なお返事、本当にありがとうございます!とても参考になりました。
旦那さんから言われてうれしかったという言葉。過去の自分に教えてあげたいです。
どうして夫の母親というのは、嫁を意地悪く非難するのでしょうね… そんなつもりはないのかもしれませんが、不思議と底意地の悪さがにじみ出てしまいます。
僕の母親はそういう傾向がとても強い人でした。妻は様々な場面で傷ついてきたと思います。
ですが当時の僕はことの重大性に気付かず、波風が立たない方がいいくらいに思って、妻の味方になって母親を突き放すことができませんでした。
妻は夫に失望したことでしょう。
その点Kさんの旦那さんは立派ですね。ビシッと母親に対して言うべきことを言っています。僕も見習いたいです。
お友達がお祝いに来たときのエピソード、僕にも似たようなことがありました。男は本当に鈍感です。ちょっと考えれば分かりそうなものなのに、妻が産後の育児で疲弊している状況にもかかわらず、適切な気遣いができないのです。
こうして客観的にお話を聞くと「それは友達より奥さんを気遣う場面でしょ!」と思いますが、いざ自分が当事者になったら、そのように振る舞えるかどうか…
これはもう経験を積んで、気付く能力を鍛える以外にないような気がしています。僕の場合は気付くのが遅すぎて妻から愛想を尽かされました。
ご両親のお話まで、ありがとうございました。お母さんは蓄積が長かったぶん、爆発も大きかったのでしょうね。「それならもっと早くから小出しにしてくれよ」とお父さんは思ったかもしれませんが、おそらく様々な場面でサインは出ていたのでしょう。
僕にとっては、Kさんのような方からご意見をいただき、体験談を教えていただくことが、何よりの勉強になります。そして、こうしたシェアが他の誰かにも届けばと思っています。
本当にありがとうございます! 今後もよろしくお願いいたします!