こんにちは! 家族で撮影したビデオテープが100本以上ある、えいぷりおです!
あなたの家のクローゼットにも、家族で撮影した大切なビデオテープが眠っていませんか? お子さんの成長や、忘れられない旅の思い出がつまっていることでしょう。
古いものではHi8、僕と同世代の40代の方はminiDVが多いでしょうし、ピアノの発表会などで購入したVHSもあるかもしれませんね。
実は、このようなテープ系メディアは、今後再生できなくなるリスクがあるって、ご存じでしたか? お金で買うことのできない宝物の記録が、二度と見ることができなくなってしまったら、泣くに泣けませんよね。
でも、まだ間に合います。テープと再生機器の状態さえよければ、DVDやBlue-rayにダビングすることができます。
仮にテープにカビが発生していたり再生機器が故障してしまったとしても、最終手段が残されています。
いずれにしても、これ以上クローゼットに放置したままにしておいてはいけません。このサイトを見てくださったのも何かのご縁。この機会に重い腰を上げて、貴重な映像記録を守ってあげてください。
テープ系メディアの録画・再生機器は生産終了へ
ここ数年でテープ系の録画・再生機器は、メーカーの製造ラインからほぼ消えてしまいました。
VHS、miniDV、Hi8などのテープを使って録画・再生する機器は、もう新品では入手することができません。
交換部品の生産も終了しているので、手持ちの機器が故障してしまったら修理できない可能性が高くなっています。
録画したテープの劣化は刻々と進んでいく
また、録画したテープそのものも、時間の経過とともに劣化し、カビの発生、テープ切れ、ノイズなどの問題が発生します。
こうした劣化が進むと、再生機器が動いたとしても、テープが正常にかからなくなってしまいます。
- 再生機器の故障の問題
- テープの劣化の問題
この2つの問題は、今すぐに対処しなければ手遅れになってしまいます。ついつい後回しにしてしまいがちですが、
「再生機が故障していた!」
「修理できない!」
「テープが劣化してしまった!」
となってからでは遅いのです。
miniDVの再生機器が動くときの方法
今回の記事では、最も多くの方が使っていたと思われる、miniDVのテープについて見ていきます。
僕が使っていたのはSONYのハンディカムでした。
【関連記事】 僕が昔の家族のビデオを見るようになったワケは、こちら ↓ をご覧ください。
過去の家族ビデオを見て夫婦関係を見つめ直す ー自分を客観的に知る方法物置に5年ほど眠っていたので、動いてくれるかどうかドキドキでしたが、それ以前の問題として、AVケーブルと電源ケーブルが紛失していました… 何年も使っていないと、こういうことも起こりえます。
どちらのケーブルも特殊な形状をしたもので、家電量販店には売っていません。SONYの窓口に電話をして、ケーブルの型番を教えてもらい、通販でなんとか入手することができました。
ちなみに僕が使っていたのはHDR-HC3という機種で、ケーブルは次のものでした。
まずAVケーブル(映像と音声の出力ケーブル)は、こちら。
そして電源ケーブルは、こちら。
合わせてそこそこの出費… ちゃんととっておけばよかった…
いざ電源を入れてみると… 無事に起動しました! よかった~! 100本以上のテープをすべて再生できるかどうか、不安は残っていますが、とりあえず第一関門は突破です。
このように機器が生きている場合、HDDレコーダーとAVケーブルでつなぐことによって、miniDVテープからHDDへのダビングができます。そしてHDDからDVDやBlue-rayに焼くことができます。
もしビデオ機器の故障で再生できない場合は…
もし、お手持ちのビデオ機器が故障してしまい、修理もできないような場合…
次に考えられる手は、再生機器をレンタルする方法です。
ご紹介する「電助レンタル」は、多数の映像機器を取り揃えるレンタル業者で、MiniDVテープの再生機器とDVDレコーダーのセットを借りることができます。
参考 MiniDV-DVDダビングセット電助レンタルレンタル料金は、2泊3日で7,900円、6泊7日で9,900円となっています。
6泊7日の間ずっと集中的にダビング作業ができるなら、決して高い価格ではないと思います。
ですが、実際には仕事も家事もある中で、ダビング作業ができる時間は限られていますよね。
作業が長引けば費用がどんどん上がってしまう点が、レンタルの最大のデメリットです。
ダビング・サービスの業者に依頼する
機器のレンタルは費用がどんどん膨らんでしまうリスクがありますので、思い切って業者に依頼することも考えていいと思います。
ビデオテープをDVDなどにダビングするサービスがあります。家電量販店が窓口となっているサービスもありますし、ウェブ上で受け付けているサービスもあります。
ここでは、ウェブ上で依頼できる2つのサービスをご紹介しておきます。参考になさってください。
ビクターダビングサービス
こちらのサービスの売りは、AV業界の老舗JVCケンウッドが手がけているという安心感です。次のような強みがあります。
- ビクター製の高画質ビデオデッキでダビング
- 状態の悪くなったテープも調整して高画質に復元
- カビが発生したビデオテープや切れてしまったテープは修理してくれる
- シーンごとにチャプター分けしてくれるなど満足度の高いサービス
ビクターならではの強力なサービスですよね。
本数が増えるほど単価が安くなるシステムですので、多くのテープを持っている方は、まとめて依頼するとお得です。
具体的に言うと、1~5本 だと1本あたり1,130円。本数が増えるごとに単価が下がっていき、71~100本だと1本あたり770円。101本を超える場合は個別に相談となります。
1本あたり770円ならば、作業の手間や出来上がりのクオリティなどを考えると、投資する価値のある値段だと思います。
また送料に関しても、6本以上で完成品の送料が無料、51本以上で引取りのサービス(通常900円)も無料というディスカウントを受けることができます。
詳しくは、公式HP? ↓ でご確認ください。
ビクターでビデオテープからDVDへダビング!
想い出ビデオDVDダビング工房
サービス内容は、ビデオテープ(VHS・miniDV・8mmビデオ)から、DVD/HDDへのダビングです。
お値段は、テープ1本(120分)あたり398円! 送料は5本以上で無料と、業界では最安値クラスとなっています。
コスト削減を徹底しているので、以下の点は留意する必要があります。
- 納期は長め → 急ぎでない人むけ
- 編集作業(チャプター含む)は一切行わない
(録画内容をそのままコピー) - ラベルやパッケージは最低限
- ハイビジョンminiDV(HDV)は対応していない
こういった条件で問題ないならば、業界最安値のこのサービスは利用価値が高いと思います。
こちらのサービスの公式HPは、こちら ↓ から。
驚愕の価格1本398円~【想い出ビデオDVDダビング工房】
えいぷりお的まとめ
テープメディアの保存問題というのは、これから大きくクローズアップされてくるはずです。再生できなくなって困る人が続出するからです。
ですが、いま気付くことができたあなたはラッキーです。
すぐにクローゼットにしまいこんだビデオテープを出してください。再生機器の電源を入れて動作確認をしてください。
もし動くようなら、今日からすぐにダビング作業に取り掛かってください。
残念ながら機器が故障して動かなかったら、すぐにメーカーに問い合わせて修理の可能性を確認してください。
修理も無理なら、機器のレンタル会社を調べてみてください。
同時にダビングサービスの業者をすぐに調べて、見積もりを出してもらってください。ご紹介した業者はすでに混み合っているので、早めの行動が求められます。
ビデオテープの保管問題、甘く見てはけません。この記事を読んでいただいたのも何かのご縁。いますぐに行動を起こして、大切な記録を守ってくださいね。