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家庭内別居の家で育った子供は、どのような影響を受けるのか(僕の体験を交えて)

こんにちは! えいぷりおです。

僕と妻は数年前から家庭内別居の状態になってしまいました。

妻は僕のことを完全に嫌っていて、取り付く島もありません。

僕も妻の考え方に寄り添うことができず、会話するだけで苦痛です。

こんな夫婦のもとにいる子供は、どれだけ傷ついていることでしょうか。

今回は、家庭内別居が子供に与える影響について、僕の体験を交えながら考えてみたいと思います。

僕が家庭内別居になった経緯と子供の成長段階

僕には二人の娘がいます。上の子は大学生、下の子は小学生という年の差姉妹です。

上の子が小学校を卒業するくらいまでは、僕と妻は仲のいい夫婦でした。少なくとも僕はそう思っていました。

でも、下の子の妊娠・出産を機に、妻から僕への評価が急激に悪化しました。いわゆる「産後クライシス」でした。

【産後クライシス】妊娠・出産が夫婦崩壊の危機に…!妻が僕を憎むようになった理由(体験談)

それがきっかけとなり、僕と妻の関係は家庭内別居の状態へと転落していきました。

【家庭内別居の意味とは】離婚したいのにできない理由は何か? ー僕の体験談を交えてー

このような経緯があるので、僕は夫婦関係が子供に与える影響について、いくつかの段階を見てきました。

夫婦仲がよかったころに子供時代を送った長女の様子。

夫婦仲が悪化していった時期に思春期を迎えた長女の様子。

そして、夫婦仲が壊れてしまった中で育った次女の様子。

この経験を踏まえて、家庭内別居が子供に与える影響について考えてみます。

家庭内別居が子供に与える11の悪影響

そんな僕が感じてきた、家庭内別居が子供に与える悪影響は、次の11項目に集約されます。

【家庭内別居が子供に与える影響】

  1. 人の顔色をうかがうようになる
  2. 自分の意見を封印するようになる
  3. 感情表現がうまくできなくなる
  4. 人の輪に入るのが苦手になる
  5. どちらかの親と同一化してしまう
  6. 否定的な考え方をするようになる
  7. 健全な自己肯定感を持てなくなる
  8. 健全な家族像を持てなくなる
  9. 家庭が安心できる場ではなくなる
  10. やる気や意欲がわいてこない
  11. 体調を崩してしまう

ひとつずつ見ていきましょう。

1. 人の顔色をうかがうようになる

夫婦仲が悪くなると、子供は親の顔色をうかがうようになります。

なぜなら、子供のことが夫婦喧嘩の原因になることが多いからです。

例えば、

・子供の教育のこと
・子供のしつけのこと

子供のことをきっかけに、夫婦が激しい言い争いを始めてしまったら、子供はどう感じるでしょうか?

自分のせいでお父さんとお母さんは喧嘩してしまった…

と自分を責め、両親に迷惑をかけないよう、いつもビクビクしながら親の顔色をうかがうようになっていきます。

その傾向は親に対してだけでなく、あらゆる人に対して表れるようになっていきます。

2. 自分の意見を封印するようになる

子供にとって何より大切なのは、両親が仲良く穏やかであることです。

そのため、自分の言動がきっかけとなって平穏な生活が壊れてしまうことを極度に恐れます

結果として、自分の意見を封印するクセがついてしまいます。

これは僕の長女にも顕著に表れました。

天真爛漫だった長女は、中学時代に両親の仲が悪くなると、自分の意見を押し殺すようになりました。

すると母親(僕の妻)から、

「なんで自分の意見をちゃんと言わないの!? 人に依存するな!」

と激しく叱責されて深く傷つき、ますます怯えるようになっていきました。

もともとは本当に無邪気で明るい子だったのです。申し訳ない気持ちでいっぱいです。

3. 感情表現がうまくできなくなる

自分の意見を封印すると同時に、感情も表に出せなくなっていきます。

自分が感情を出すことで、両親の仲がもっと悪くなってしまうかもしれない… と考えているのかもしれません。

まだ幼稚園児だった次女にも、こうした傾向が表れました。

次女はお父さん(僕)のことが大好きです。でも、その気持ちを表現するとお母さんが不機嫌になったり、傷ついたりすると気を遣い、母親の前では気持ちを出そうとしなくなりました。

僕と二人になると「お父さん、お父さん」と甘えてきて、「今はお母さんが見てないから、だっこして」と言うのです。

あまりに不憫で泣けてきます。大好き、というポジティブな気持ちさえ押し殺さなければならないなんて。

そんなふうにさせているのは、他でもない。僕たち夫婦なのです。

4. 人の輪に入るのが苦手になる

自分の意見を言えず、自分の感情を表現できなくなると、家庭の外でも人の輪に入るのが苦手になってしまいます。

次女は幼稚園でお友達の輪になじめず、不登園になってしまいました。

もし次女が安心してすくすくと育ち、自分の意見を素直に言ったり、感情をまっすぐに表現できるようになっていたら、幼稚園のお友達とも楽しく過ごせたかもしれません。

5. どちらかの親と同一化してしまう

子供は母親に愛されたいものです。母親の愛を得ることは、子供にとって生きていく上での重大事と言っても過言ではありません。

母親が憎んでいる相手、つまり父親を、子供も憎むようになっていきます。

父親が母親に対してひどい暴力やモラハラをはたらいているならば、憎むのも当然です。一緒に逃げるべきでしょう。

でも、必ずしも父親がひどい人間とは限りません。

それでも、父親を憎まなければ母親の愛情を得られない、と子供は考えます。

僕の長女がまさにそうです。

長女は母親の愛情を得るために、母親と同じ考え方、同じものの見方をしようと、必死に顔色をうかがうようになりました。母親と同一化しないと生き延びられないのです。

少しでも父親に近い考え方を述べたり、父親に同情的な言葉を発したならば、母親の憎しみが自分に向かうことを知っているのです。

これは過酷な状況です。

家庭内別居の問題以前に、母親(僕の妻)の抱える問題が強く影響しているエピソードですが、体験談として参考にしてください。

6. 否定的な考え方をするようになる

家庭内別居の夫婦の間には、ネガティブな空気しか流れていません。

挨拶を交わさない、会話をしない、食事を一緒にとらない、顔を合わせないようにする… すべて負の感情からの行動です。

こういう空気の中で育つと、ポジティブな生き方を両親から学ぶことができません。

すべて負の感情=恐れから行動を起こすようになっていきます。

本当ならば、「正の感情=望み」に忠実に生きるのが健全な人生のあり方のはずです。

両親は自らの生き方を通じて、子供たちにそういうポジティブな生き方を教えていかなければなりません。

でも、家庭内別居の夫婦にはそれができないのです。

7. 健全な自己肯定感を持てなくなる

自分の意見を封印し、感情を押し殺し、常に否定的な発想で行動するようになると、健全な自己肯定感を育むことができなくなります。

何かうまくいかないことがあると、

「私はダメな人間だ」

と自分を責めるようになります。

自己肯定感の欠如は、子供のその後の人生に決定的な影響を残します

家庭内別居の夫婦は、大切な子供の人生が、自分たちの生き方によって壊されていることを、強く自覚しなければなりません。

8. 健全な家族像を持てなくなる

健全な家庭で育つことができなかった子供は、健全な家庭がどんなものかを知りません。

夫婦がお互いを尊重し、共感し、話し合いながら、笑顔のあふれる家庭を築いていく姿を、両親から学ぶことができません。

健全な家族像の欠如は、子供が大人になって誰かと家庭を持つ段階になって、悪影響を及ぼします

家庭の問題は受け継がれていきます。

僕も妻も、育った家庭にそれぞれの問題がありました。それが不幸にも合わさってしまい、家庭内別居という問題を作り出して、子供たちを傷つけることになってしまいました。

9. 家庭が安心できる場ではなくなる

家庭が安心できる場でなくなることは、人生の土台を揺るがす大問題です。

安心できる場がなければ、人は生きていくことができません。

家出をして、よからぬ連中とつるんでしまう子供たちは、たいてい家庭に問題があります。

夫婦が不仲であっても、家庭以外に子供の居場所を作ってあげることはできます。

僕の長女にとっては、幼いころから通っているダンス教室が、大切な居場所になっています。

ダンス教室の先生が素晴らしい方で、長女にとってはもちろん、妻にとっても安心できる場になっているようです。

幼い次女もお姉ちゃんに憧れて同じ教室でダンスを習い始めました。

僕にできることは、しっかり稼いで、娘たちが思う存分ダンスに打ち込めるように支援することだと思っています。

10. やる気や意欲がわいてこない

安心できる場がないと、やる気や意欲が湧いてきません。

子供たちに人生の土台=安心できる場を作ってあげることは、親の最大の使命です。

前の項目に書いたように、家庭以外に安心できる場を作ってあげることは可能です。

その上で親にできることと言えば、親自身が意欲を持って生きる姿を子供に見せることです。

夫婦が不仲であっても、それぞれが自分の人生に意欲的に取り組むことはできるのではないかと思います。

11. 体調を崩してしまう

夫婦仲が悪いと、子供はメンタルだけでなく、身体にも異変をきたします。

・下痢、便秘
・めまい
・頭痛
・肌のトラブル
・おもらしが増える

などの症状が表れたらSOSのサインです。

僕の長女は思春期だったこともあり、低血糖症鉄欠乏性貧血の症状で苦しみました。

【反応性低血糖症の症状】「うつ傾向」「疲れやすい」は低血糖症の可能性が【子供の鉄欠乏性貧血2】思春期の貧血、その原因

幼い次女は、おもらしが続きました。

ただし、こうした体調の異変は、家庭内別居によるメンタル起因のものと決めつけることはできません。きちんと医師の診察を受けることが大切です。

【参考図書】 親のあるべき姿の反面教師として、この名著は読んでおくと参考になります。

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家庭内別居が子供に与える影響に、どう向き合うか

ここまでに述べてきたように、家庭内別居は子供に様々な悪影響を与えてしまいます。

離婚という選択肢も考えた方がいいかもしれません。

でも経済的な理由などから離婚に踏み切れない場合、子供のために親はどうあるべきなのでしょうか。

とても難しいことですが、夫婦で次のような共通認識を持つことが大切かもしれません。

【家庭内別居の夫婦が子供のためにできること】

  • 家庭以外に子供が安心できる場を作る
  • 不仲であっても、それぞれの人生を楽しむ
  • 不仲であっても、子供に精一杯の愛を注ぐ
  • お互いの悪口を子供に言わない

どんなに夫婦が不仲であっても、子供への愛という一点で協力することができたら、希望はあると思います。

僕自身もこのことを忘れず、妻と接していきたいです。

「夫は子供にまったく愛情がない」

という場合には、こんな楽観的なことは言っていられないと思いますが…

すべての子供が安心できる場を持ち、自分の意見を自由に語り、感情を表現し、自分を信じて生きていってくれることを、ひとりの大人として切に願います。

えいぷりお的まとめ

3組に1組が離婚すると言われる現代。

不仲なまま別れられず、家庭内別居の状態に陥っている夫婦は、潜在的にとても多いのではないかと思います。

離婚も大変ですが、家庭内別居もとても不健康な状態。多くの子供たちが傷ついています。

夫婦関係は修復できなくても、子供のためにできることは、きっとあると信じています。

【関連記事】 夫婦関係の悩みに関する記事のまとめはこちらをご覧ください。

【夫婦関係の悩み】記事まとめ 僕が妻との関係を破綻させてしまった原因・理由とは(体験談)

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