【夫婦関係の崩壊】住宅の購入や新築が離婚のきっかけに!?(体験談)

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出会ってから約20年、僕たち夫婦の関係は、残念ながらほぼ崩壊しています。その原因は色々とありますが、決定的なきっかけのひとつに、家の新築がありました。本当は幸せなことのはずの住宅購入が、離婚のきっかけになることは決して少なくないようです。

僕と妻の関係が壊れてしまった経緯

僕と妻の関係が壊れてしまった経緯については、こちら↓の記事に書いたので、今回は割愛します。
【家庭内別居】僕たち夫婦のパートナーシップが壊れてしまった理由(体験談)
【産後クライシス】妻が僕を憎むようになった理由… 妻の怒りに夫としてどう向き合うか(体験談)

その後、壊れてしまった関係に少し変化が感じられて、こんなの↓も書いてみました。
【夫婦関係】修復の兆しか!?離婚回避のために僕が取り組んだこととは―
【夫婦関係】「介入」ではなく「信じて祈る」・・・僕の20年間の過ちとは―

少しは改善が見られたかも、と思って書いてみたわけですが、そんなに甘くはありませんでした。

妻からの無視や理不尽な暴言が、僕の心を削ぎ続けているのです。
【夫婦関係】妻からの無視・非難・暴言に耐えられますか?

夫婦関係の崩壊に決定的だったのは、先にも挙げた「産後クライシス」と、今回取り上げる「住宅の購入」でした。

この記事を書くことにした理由

この記事には、僕の恥が「これでもか!」というくらいに書き連ねられています。人には言えないような情けないこと、恥ずかしいことばかりです。正直、穴が合ったら入りたい気分です。

ですが僕は、世の中の男性の皆さんに、僕と同じことを繰り返してほしくないという思いで、書くことを決意しました。

特に、これから結婚する方や、これからお子さんが生まれる方、これから家族の進む道を考えていこうとされる方に、反面教師として参考にしていただけたら幸いです。

僕には住まいに対するビジョンがなかった

僕たち家族は、長女の幼稚園入園のタイミングで公営の賃貸マンションに引っ越してから、12年以上そこに住み続けていました。そこをずっと動かなかった理由は、

・公園のそばで環境がいい
・幼稚園も小学校も近かった
・会社にも45分で通える

など、いい点が色々とあったからでしたが、僕にとっての一番の理由は、

・住まいについて考えるのが面倒だったから

というのが正直なところでした。でも、子供の成長にともなって、それまでメリットだと思っていたことも変化していきます。

・高校は電車通学なので、そこに住む理由にならない
・僕が40歳になると会社からの賃貸住宅への補助がなくなる
・次女が生まれることになり、環境を考え直す必要性も

家族の変化に応じて、こういったことを考えなければならなかったのに、僕はずっと「この家族はどこで生きていきたいのか」を考えることから逃げ続けてきました。「住まい」に向き合うことを放棄していたのです。

きちんと人生のビジョンを描いている賢明な人ならば、20代や30代で住まいのことを真剣に考え始め、夫婦で相談しながら計画を立てていくでしょう。

・どこで暮らしていきたいのか
・子供の成長に合わせて、住まいをどう変化させるか
・賃貸なのか、購入なのか
・戸建てなのか、マンションなのか
・戸建ての購入なら、建売なのか、注文住宅なのか
・住宅ローンはどう計画するのか

などなど、考えるべきことはたくさんありますよね。僕の周囲でも、しっかりした人は、20代で計画を立て始めて30代はじめで購入、定年までに完済するように住宅ローンを組んで…とビジョンを持って計画的にやっています。これが当たり前なんでしょうね。

でも、僕はずっと惰性に任せて、何も考えないまま40歳を迎えてしまいました。

人生のビジョンを持たない僕に対して妻は、「こいつ大丈夫なのか?」という思いを抱いていたんだと思います。

妻には住まいに対するビジョンがあった

そんな僕に対して、妻は住宅に対するビジョン、言い換えれば「家族の将来に対するビジョン」がありました。

僕がなんとなく「このままでいい」と思っていた暮らしにも、妻は別の視点を持っていました。

・周囲の住民との価値観や意識のズレ
・子供を育てるのに、本当にこの場所のままでいいのか
・高い家賃を、このまま払い続けていいのか
・二人目の子供を持つなら、育児環境を考え直したい

こういったことを、妻は僕に何度となく相談していました。でも僕は軽く聞き流すばかりで、真面目に向き合おうとしませんでした。

向き合ってしまうと、自分のビジョンのなさが明確になってしまう。それを内心恐れていたのかもしれません。くだらないプライドのために、僕は家族の大切なことを考えることから、逃げ続けてしまったのです。

賃貸住宅への会社からの補助が40歳で切れる

僕の会社では、賃貸住宅に住む社員に補助が出ます。ですが、それは39歳までで、40歳になった瞬間に支給されなくなってしまいます。

そのことをみんな知っているから、同僚たちの多くは、40歳になるまでに住まいについて検討し、住宅購入を決意します。

ですが僕は、考えることをずっと後回しにしてきたために、40歳が目前に迫って初めて「あ、やばいかも…!」と慌てて考え始める始末でした。

さらに最悪なことに、僕は自分の失態を取り繕うために、妻に対して「会社の方針が変わって住宅補助が打ち切られることになった」とウソをついたのです。自分の考えのなさを隠すために、会社を悪者にして、言い逃れようとしたわけです。

でも、こんなことはすぐにバレます。こんな大事なことでウソをつかれた…妻の僕に対する不信感は一気に高まることになりました。

住宅購入と家族の大事が重なってしまった

40歳を機に、ようやく住宅のことを考えはじめた僕は、すごく焦っていました。遅れを取り戻さなければと、冷静さを欠いていました。

ちょうどその時期は、長女が高校受験を控えていた時期であり、次女が生まれて間もない時期であり、産後で妻の心身の状態がよくない時期でもありました。

住宅のことを考えるのは、大変なことです。ものすごいエネルギーを要します。

・どこで暮らしていきたいのか
・子供の成長に合わせて、住まいをどう変化させるか
・賃貸なのか、購入なのか
・戸建てなのか、マンションなのか
・戸建ての購入なら、建売なのか、注文住宅なのか
・住宅ローンはどう計画するのか

これだけのことを考えるには、膨大な時間もかかります。本当ならば、焦らずじっくり楽しみながら考えたいことのはずです。

そんな一大事を、よりにもよって、僕は家族が色々と大変なことを抱えている時期にぶつけてしまったのです。受験勉強をしなければならない長女と、まだ幼い次女と、体調に不安のある妻を連れて、住宅展示場を回ったり、中古の物件を回ったり、売地を回ったり…

家族が疲弊しないわけがありません。大変な負担をかけてしまいました。

もし長女が小学生だったころならば、まったく状況が違ったはずです。じっくり家族で相談しながら、「こんなところに住めたらいいね」とか「こんな家を建てたいね」とか、夢を共有することもできたかもしれません。

夫にビジョンと計画性がなければ、家族は崩壊するのです。若い男性の皆さんは、まだ間に合います。僕のようになってはいけませんよ!

焦って決めた物件に、家族は納得しない

場所から検討するのは、あまりにも膨大な作業になってしまうので、「とりあえず今住んでいる場所の周辺」に絞り込むことにしました。

僕にとっては、それまで12年以上住んでいた場所は、いい場所という認識でした。長女が育ってきた場所で、思い出もあります。妻も長女も、一応は了承してくれました。

でも妻は本当は、別の場所も検討したいと思っていたようでした。僕に計画性がなかったために、妻の思いを封じる形で進めることになってしまいました。

この時点から、ボタンは掛け違っていたのです。

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ネガティブな焦りは運をも遠ざける

そんな中、「ここはいい」と思える新築の建売戸建てが見つかりました。何より、妻も前向きでした。この時点ですぐに決断していたら、まだ夫婦の傷も浅かったかもしれません。

ですが、僕はその物件の基礎構造にどうしても気になる点があって、決断する前にその点を調べることに時間を割いてしまいました。

結論として「ここにしよう!」と決断したのですが、皮肉なもので、僕が正式な申し込みを入れる直前に、別の家族が成約してしまったのです。

この運のなさは、僕のネガティブな行動が引き寄せたものとしか思えません。

この失敗によって、妻の僕への不信感はさらに深まることになりました。

紆余曲折を経て注文住宅を建てることに

うんざりするような紆余曲折を経て、ようやくたどり着いた結論は、売地を買って、そこに注文住宅を建てる、という選択でした。

よりによって、最高に難易度の高い選択をしてしまったのです。これは、僕のような人間には荷が重すぎるものでした。自分の能力に見合ったものとして、建売かマンションを買っておくべきだったと思います。

土地のローンと賃貸料金をダブル支払い

まず土地を購入します。土地のローンが先に発生するので、まだ住んでいるマンションの家賃を支払いながら、土地のローンもダブルで支払うことになります。これは過酷です。貯金を切り崩しながらでなければ成立しない生活となりました。

こうなってしまった以上、少しでも早く建物を建てて引っ越すことが重要です。ダブル支払いの地獄から、一刻も早く抜け出さなければ、家計は破綻します。

でも、この地獄はすごく長く続くことになってしまったのです。

大手住宅メーカーとの不和

建物をどこに建ててもらうか。これも難しい選択となります。街の住宅展示場には、安い価格を売りにしているメーカーから高級志向のメーカーまで、色々ありますよね。こうしたメーカーは、基本的にユニットの組み合わせで家を作ります。

ですが、僕の家族は、大工さんによる造作の家に憧れていました。ユニットの組み合わせとは違う、温かみのある家を建てたいという希望がありました。

にもかかわらず、僕は、ある大手住宅メーカーの、いわゆる「キャンペーン」というやつに乗ってしまい、「今だけの特別価格」という殺し文句にまんまと騙されて、契約してしまったのです。

妻も一応納得した形でしたが、もともとの希望とは違うのに…という思いはくすぶっていました。

そのくすぶった思いは、その後の打合せの過程で、双方の認識のズレとして表れてきました。契約前は調子のいいことを言っていたのに、こちらの要望の多くは実現できなことが明らかになってきたのです。

これは僕の甘さでした。もっと厳しい目を持っていたら、大手メーカーの甘言に騙されることはなかったはずです。

さらに悪いことに、僕はそれでも何とか話を進めたいと考え、妻や娘の要望を押し通すのではなく、メーカー側の立場に立って話をまとめようとしてしまったのです。こちらの要望よりも、メーカーに可能なことで妥協しようとしたのです。

こうした僕の対応を見て、妻と長女の僕に対する不信感は、さらに深くなりました。「もうあんたは打合せに出るな」とまで言われる始末でした。

そして最終的に、そのメーカーとは破談に至ってしまうのです。契約解除のために、数十万円の損金が出てしまいました。さらに、住宅完成が遠のいた分、土地のローンと賃料のダブル支払いの期間も、さらに伸びることになってしまったのです。

ようやく材木系の住宅メーカーに

大手住宅メーカーと破談になってから、改めて建築会社を探し始めました。

これもつらい作業でした。もう僕の頭はグチャグチャ。家族との関係は、最悪のところまで来ていました。

何社も検討して、なんとか1社に絞りました。そこはとてもいい会社でしたが、妻や長女にしてみたら、これまでのイヤな思いが積もり積もって、もう楽しく家を建てるという気分にはなれなくなっていました。

この会社との打合せも、簡単には進みませんでした。完全に自分の立ち位置を見失っていた僕は、妻と娘からの要望と、メーカーからの提案の間で、右往左往を続けました。

通常よりも長い期間をかけて打合せを重ねました。それは家族に大きな負担を強いるものでした。その建築会社が遠い場所だったため、通うたびに半日つぶれて、疲れ切ってしまいました。特に高校受験を控えていた長女には、本当につらい思いをさせました。

ようやくプランがまとまり、着工の運びとなりましたが、この時点で、もう夫婦関係は決定的に壊れ、家族は疲弊し切っていました。

素晴らしい大工さんたちの丁寧で愛情のこもった仕事のおかげで、とても素敵なおうちが完成しましたが、家族で喜びを分かち合うという感じにはなりませんでした。

引っ越しもうまくいかず…

ついに引っ越しを迎えました。土地を買ってから、通常であれば長くても半年後には入居するはずのところ、なんとうちは1年もかかってしまいました。1年間も、土地のローンと家賃をダブルで支払い続けたのです。ここで生じた損失は、非常に大きいものでした。

ようやくたどり着いた引っ越しでしたが、もう妻は疲れ切ってしまって、動けない状態でした。

そのため、僕が引っ越し当日までに荷物をまとなければなりませんでした。でも、ここでも僕はうまくできませんでした。

引っ越し当日になっても、まだ一部の荷物は箱に収まっておらず、引っ越し業者の人に手伝ってもらって何とかトラックに積み込むというありさま。

仕事をしながら引っ越し準備は大変で…などという言い訳は通用しません。僕が自分で招いた状況を、きちんと後始末できなかったということなのです。

妻は僕に対して完全に絶望していたと思います。これだけの失態を積み重ねてたどり着いた新居。幸せだと思えという方が間違っているでしょう。

ビジョンを共有し、計画を立てること

新居に引っ越してから1年半が経ちました。でも、夫婦関係は悪くなる一方です。

妻は、引っ越しまでのエピソードが過酷すぎて、この家をどうしても好きになれないのです。僕に対する怒り、恨み、絶望の思いは大きくなるばかりで、もう取り返しがつきません。

本当ならば、家族が幸せになるための家づくりが、こんなにも悲惨な結果になるとは。

皆さんは僕のこの恥に満ちたエピソードを反面教師にして、幸せな住まいの計画を立てていただきたいです。

・住まいのビジョン=家族の将来のビジョン
・どんな家に住みたいか、若いころから考える
・焦らず時間をかけて楽しみながら計画する
・夫婦で、家族で、家に対する思いを共有する
・本当に気に入った場所を選ぶ
・本当に気に入った建築会社を選ぶ
・引っ越しも計画的に

こういうことを大切にしてみてください。皆さんの幸せな住まい探しを願っています。

パートナーシップに関する記事について

パートナーシップは最も難しい人間関係ですよね。自分という人間の弱さや欠点が、えげつないくらいに出てしまう。

僕自身の未熟で情けない夫婦関係の悩みを、できるだけ正直に赤裸々に表現することで、よりよい関係への道を探りたいと考えました。

まず、僕の夫婦関係がいかにして壊れてしまったのかを振り返りました。そして、離婚という選択肢を具体的に考え、自分がどういう人生を選びたいのかを自らに問いかけました。
【家庭内別居】僕たち夫婦のパートナーシップが壊れてしまった理由(体験談)

僕の問題点が一気に明るみに出たのは、二人目の子供の妊娠出産の時でした。いわゆる「産後クライシス」です。出産を通じて、なぜ妻の夫への愛情は失われしまうのか。自分のケースに照らして考えてみました。
【産後クライシス】妻が僕を憎むようになった理由… 妻の怒りに夫としてどう向き合うか(体験談)

「産後クライシス」という言葉が語られるようになったきっかけは、NHKの番組でした。その放送を振り返り、この問題の本質をまとめました。
【産後クライシス】2012年9月5日放送のNHK「あさイチ」まとめ

僕たちの夫婦関係が壊れてしまった、もう一つの大きなきっかけに、住宅の購入がありました。家を建てたり購入したりすることが、離婚の原因になることが多くあるようです。僕自身の経験を書きました。
【夫婦関係の崩壊】住宅の購入や新築が離婚のきっかけに!?(体験談)

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【離婚に向けて】思春期の娘に、妻との離婚について相談してみた

とあるスピリチュアルな美容師さんに、離婚を決意する前に大切なことをアドバイスされました。自分が本当に望む人生とは…考えるきっかけを与えてくれました。
【離婚に向けて】「離婚は『揺るぎない自分軸』を持ててから」と助言してくれた美容師さんの話

僕は「相手を咎めない、ジャッジしない」を意識して妻と接することを試みてみました。その結果、本当に少しずつではあるのですが、夫婦関係にある変化が起こり始めたような気が…
【夫婦関係】修復の兆しか!?離婚回避のために僕が取り組んだこととは―

「相手を咎めない、ジャッジしない」ことに加えて、「相手を信じて祈る」ということにも取り組んでみました。友人のセラピストから教わったことを実践してみた記録です。
【夫婦関係】「介入」ではなく「信じて祈る」・・・僕の20年間の過ちとは―

でもやっぱり妻の無視や否定にあうのは、とてもつらくて… なかなか成長できず後戻りばかりですが、そのつらさを独り言のように書いてしまいました…
【夫婦関係】妻からの無視・非難・暴言に耐えられますか?

女性はなぜ過去の出来事をいつまでもネチネチと蒸し返して男性を責め続けるのか。専門家の見解やネット上の意見を拾い上げ、自分なりの妻との向き合い方を模索しました。
【パートナーシップ】女性はなぜ過去の事をいつまでもネチネチと蒸し返し続けるのか?―怒りは悲しみの表現なのか―

都立高校の3年生が「サザエさん」の寸劇を通じて、女性の社会進出について学んだという興味深い新聞記事がありました。高校生の目線を通じて、夫婦関係や家族のあり方について考えさせられました。
【夫婦関係】夫は妻の人生をどう応援すべきか ―高校生のサザエさん寸劇授業から考える―

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