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【ドラマの感想】『コウノドリ』2017年 第6話 母体死亡の悲しみに向き合う

こんにちは! 『コウノドリ』大ファンの、えいぷりおです。

2017年10月からスタートしたドラマコウノドリの第2シリーズ。

第6話では、難病によって母親が亡くなってしまう悲痛なエピソードが描かれました。

母体死亡は、残された家族はもちろん、産科医にとっても重い挫折となります。

彼らは大きな悲しみとどのように向き合ったのでしょうか。

産科医の挫折と新たな一歩

第6話では、主人公・鴻鳥サクラの後輩である下屋加江(松岡茉優さん)の挫折と新たな一歩が描かれました。

下屋は、自分と同い年の妊婦、神谷カエ(福田麻由子さん)の持病を見抜くことができず、母体死亡に至らせてしまいます。

妊婦の持病は「甲状腺機能亢進症」。自覚症状はあったものの病気との認識はなく、診断もされていませんでした。

彼女のかかっていた産婦人科の担当医も病気を把握していませんでした。

ヘルプで夜勤に派遣された下屋は、妊婦の手の震えに気付き、甲状腺異常の兆候を疑います。

しかし、切迫した状況とまでは考えず、担当医への報告のみをして勤務を終えます。

その日、急変して「甲状腺クリーゼ」を起こした神谷が、下屋の勤める聖ペルソナ総合医療センターに心停止した状態で搬送されてきます。

死戦期帝王切開によって赤ちゃんは命を取り留めますが、母体はそのまま息を引き取ります。

母体死亡という産科医にとって最も苦しい経験をした下屋は、挫折と葛藤を経て、ある決断をする…というストーリーでした。

母体死亡の悲劇は防げなかったのか

神谷カエが亡くなってしまうシーンは、凄まじい緊迫感に満ちています。

心停止に陥った神谷に対して、母体蘇生処置として死戦期帝王切開が行われます。

これは、赤ちゃんを取り出すことによって子宮を小さくして下大静脈と大動脈の圧迫を解除し、母体血行動態を改善することを目的としたものです。

しかし母体の心拍は戻ることがありませんでした。

一方、取り出された35週の赤ちゃんも心停止状態。挿管の措置が迅速に行われて、こちらは一命をとりとめます。

赤ちゃんを抱くことなく命を落としてしまった母親。この悲劇を防ぐことはできなかったのでしょうか。

妊婦とその家族の意識

神谷カエとその夫がもし、日ごろから起こっていたであろう動悸手の指の震えなどの症状が甲状腺の異常によるものかもしれないと気付くことができたら、適切な治療を受けることができたかもしれません。

そのためには甲状腺に関する知識が必要です。

今回のドラマをきっかけに、これからママになる女性がそうした知識を身に着けてもらえたらと願います。

かかりつけの産科医ができること

神谷カエの通っていた産婦人科の主治医は、本人から言及がなかったということで、甲状腺の異常を疑うことがありませんでした。

でも、それを責めることができるでしょうか。

動悸も手の震えも、妊娠時によく起こる症状と似ていて、張り止めの点滴でも同じような症状が起こることを考えると、甲状腺異常を見抜くのは、やはり難しかったのかもしれません。

だとしても、主治医以外に気付いてあげられる人がいなかったことも事実でしょう。

妊婦全員に血液検査をするのは現実的でないとしても、動悸や手の震えがある妊婦には検査を行うことがもしできれば…と思いました。

鴻鳥が下屋にかけた言葉

大きな挫折を経て、救急救命医になるという新たな道に踏み出す決意をした下屋加江に、鴻鳥サクラはこんな言葉をかけます。

下屋、患者さんを亡くしてしまったことは、乗り越えることはできない。

僕の胸にも、いろんな後悔が残ってる。

あの時、もっと早く気付いていれば。

もっと勇気を出していれば救えたんじゃないか。

その後悔を乗り越えることはできない。

忘れることもできない。

悔しいこともうれしいことも、ひとつひとつ胸の中に積み重ねて、僕たちは医者として進んでいくしかない

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えいぷりお的まとめ

妊娠・出産には様々なリスクが伴います。

奥さんが安心してお産に臨めるよう、リスクについて調べたり、担当医に聞いたりするのは、旦那さんの役割と思った方がいいです。

僕はそれが適切にできず、妻との関係を悪化させてしまいました。

僕のこれまでの失敗の数々を反面教師にして、出産を機に夫婦の絆が深まるようにしてくださいね。

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