こんにちは。えいぷりおです。
妊娠・出産がきっかけとなって夫婦関係が壊れてしまう「産後クライシス」。
その原因は基本的に夫の側にあります。
夫が自らの未熟さを自覚し、父親としての自覚を育んでいけるかどうかが、その後の夫婦関係を決定づけます。
この記事は、「産後クライシス」をテーマに書いた連載のひとつです。
今回は「夫が取り組むべき5つの心がけ」について、僕の経験を交えて書いていきます。
【産後クライシス】
夫が取り組むべき心がけ
僕は、自分の未熟さから産後クライシスに陥り、夫婦関係を壊してしまいました。今も家庭内別居の状態です。
だから、僕には「こうするとよかったよ!」という成功体験はお伝えすることはできません。
反省と後悔を踏まえて、産後クライシスを防ぐために夫が取り組むべきことを挙げてみたいと思います。
【妊娠・出産する妻に夫がすべきこと】
- 奥さんの変化に気付く努力を!
- 奥さんの要望を知る努力を!
- 赤ちゃんのケアは謙虚に勉強しよう!
- 多少の暴言は受け止めよう!
- 人間として成長する覚悟を持とう!
ひとつずつ見ていきましょう。
奥さんの変化に気付く努力を!
妊娠・出産は、女性に多くの変化をもたらします。命に関わることもあります。
夫は、妻の心身の変化を敏感に感じ取れるよう、常にアンテナをはっておきましょう。
僕は出産の際に、妻の重大な変化を見過ごしてしまい、親身に寄り添うことができませんでした。
あなたは奥さんの世界一の味方でいてあげてくだ
奥さんの要望を知る努力を!
男は女性の考えていることに、なかなか気付くことができません。
だから、あらかじめ、
「何か要望があったら、言葉で伝えてほしい」
と奥さんに伝えておきましょう。
それでも、妊娠・出産でつらいときには、奥さんは言葉で伝えられないときもあります。
「察してよ…」と。
夫は妻の気持ちを汲み取れるよう、勉強しなければなりません。
オススメなのは、ネットや本で体験談を読むこと。女性と男性の感覚の違いを、具体的なエピソードから学べるので効果的です。
夫として父親として自立しよう!
妊娠前まで奥さんに甘えっぱなしだった男性は要注意です。
出産後は赤ちゃんのことがすべてになるので、
「私はあんたのママじゃないのよ!」
と嫌われないためにも、夫としても父親としても自立しなければなりません。
まずは自分のことは自分でできるようになりましょう。これ、当たり前のようで、できていない男性は多いはずです。
それに加えて、基本的な家事はできるようになっておきたいものです。料理・掃除・洗濯が一通りできたら、奥さんの助けになります。
赤ちゃんのケアは謙虚に勉強しよう!
赤ちゃんの世話をするときに、
「え~これどうすればいいの~??」
などとうろたえていたら、
「この役立たず!」
と軽蔑されること間違いなしです。
保健所の父親セミナーに参加したり、産科での沐浴実習を積極的に受けたり、育児書を読んだりして、自ら学ぶ姿勢が大切です。
最初から上手にできなくても、謙虚に学ぶ姿を示せば、奥さんにも伝わります。
人間として成長する覚悟を持とう!
子供ができるというのは、男性にとっても人生の大きな転機です。
この機会に人生のビジョンを考え直し、人として成長する覚悟を持つことが何より大事です。
夫婦のこと、育児のこと、教育のこと、仕事のこと、家のこと、お金のこと…
考えなければならないことは山ほどありますが、逃げずにひとつひとつ向き合って、自分なりのビジョンを持つようにしましょう。
えいぷりお的まとめ
家事も育児も、誰も最初は上手にできません。
大切なのは謙虚に学ぶ姿勢、人として成長する覚悟です。
その気持ちを持っていれば、必ず奥さんに伝わります。
産後クライシスに陥ったりせず、妊娠・出産が夫婦の絆をより強めることになるでしょう。
【産後クライシス】