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家庭内別居のメリット!? 距離を置いてお互いに自分らしく生きるのも悪くない…?

こんにちは。えいぷりおです。

家庭内別居は、とてもつらい状態です。ストレスもたまるし、将来に希望も見えません。

でも、ネガティブに考えてばかりいても仕方ありません。ちょっと視点を変えてみたいと思います。

あえて、家庭内別居のメリットを挙げてみましょう。悪いことばかりではないかもしれません。

この記事は、家庭内別居の悲哀というテーマで書いた連載のひとつです。

夫婦関係に悩む方の参考になればと思い、僕の失敗談を交えながら、今回は家庭内別居のメリットを書いていきます。

家庭内別居ってこんな感じ

家庭内別居の実情をネットなどで調べてみると、こんな感じになります。

【家庭内別居はこんな感じ】

  • 会話がない(子供の前でだけ話す)
  • 食事を別々にとる
  • 寝室が別々
  • 当然セックスレス
  • お互いの目を見ない
  • お互いの存在を無視
  • すれ違うときに体をそらす
  • 相手に否定的な感情しか湧かない
  • 他人の前では仲良し夫婦を演じる

僕はかなり当てはまります…

こういった条件が重なると、法的にも「婚姻関係が破綻している」と見なされます。

家庭内別居も悪くない!?

家庭内別居はつらい状況ですが、この状況をポジティブに考えることも賢明かもしれません。

こんな風にとらえてみてはどうでしょうか?

【家庭内別居のメリット】

  1. 自分の空間で遠慮なく過ごせる
  2. 自分の時間をしっかりとれる
  3. 寝室が別だと熟睡できる
  4. 食事の時間を合わせる必要がない

ひとつずつ見てみましょう。

1. 自分の空間で遠慮なく過ごせる

夫婦間のストレスを減らすため、寝室も兼ねた別々の部屋を持てるとベストです。

僕の場合、会社から帰宅したら、妻とあまり接することなく、自分の部屋に引きこもることができます。

子供たちとの会話はあります。長女は難しい年頃なので最小限の情報交換だけですが、幼い次女は、よく僕の部屋に来て一緒に遊びます。

「ママとお姉ちゃんが、ずーっとおしゃべりしてて、つまんないの。お父さん、一緒に遊ぼ」

と言って、こっそりトランプをやったりします。束の間の幸せな時間です。

離婚や別居をしてしまったら、こういう幸せな時間を失うことになります。

2. 自分の時間をしっかりとれる

自分の空間を確保できると、自分のペースで時間を使うことができます。

働き方改革の時代。残業は最小限にして帰宅することが求めらる時代です。帰宅した後に自分のための時間を持つことは、以前にも増して重要になっています。

夫婦関係がよければ、夫婦で一緒に楽しい時間を過ごせばいいでしょう。

それは素敵なことですよね。でも、一人の時間を確保しにくいのも事実。

その点、家庭内別居は自分の時間を持ちやすいのが大きなメリットです

僕がサラリーマンをやりながらブログを書くことができるのも、家庭内別居のおかげと言えるのです。

3. 寝室が別だと熟睡できる

これ、実はすご~く重要です。

夫婦が円満でも、寝室は別にした方がいいという説がありますが、激しく同意です。

夫婦が同じ寝室というのは、お互いの健康を考えると、あまりいいことではありません。

僕も5年前までは夫婦同じ寝室でしたが、今考えると、熟睡できているとは言えませんでした。

起こしてしまったり、起こされてしまったり、お互いに睡眠を妨げます。風邪をひいたら相手にうつすリスクがあるし、オナラも遠慮がちになります。

それに比べると、今は快適そのもの。自分のリズムで質のいい睡眠をとることができます

健康的に目覚められて、仕事のパフォーマンスも向上します。

声を大にして言いたい! 夫婦円満でも寝室は別にしましょう!

4. 食事の時間を合わせる必要がない

家族で食卓を囲むことが、子供の発育にも大切だということは、よーく分かっています。

もちろん親にとっても、子供との団らんの時間はかけがえのないものでしょう。

だから、家族と別々で食事しなければいけないことは、僕にとって、とても残念なことです。

ですが、割り切って考えると、食事を自分のペースでとれるのはメリットでもあります。

僕は仕事の関係で、外で夕食をとることが多いのですが、妻に気兼ねしなくていいのは、すごく楽です。飲み会があっても、妻に報告する必要さえありません。

えいぷりお的まとめ

…と書いてはみましたが、やはり虚しい気持ちになります…

本当は夫婦円満がいいに決まっています。せっかく結婚したのですから、人生をより楽しく過ごすパートナーでありたいものです。

ここに書いた「メリット」だって、仲のいい夫婦がきちんと話し合えば、もっといい形で実現することばかりです。

こんな虚しいことを書いているヒマがあるなら、夫婦関係を修復できるよう、自分を成長させる努力をすべきです。

…と自戒の念を込めて筆を置きます。

【関連記事】 「家庭内別居のルール10項目」の記事はこちら。

家庭内別居のルール10項目 ー最低限のマナーを守って平穏に過ごすコツー

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4 COMMENTS

おにぎり

はじめまして。アスペ疑いのある夫に専業主婦の私が疲れ、まさに家庭内別居えいぷりおさん状態です。小学生の娘がいます。夫はアスペと認めず病院にも行っていません。家事育児はもともと一切ほんとに何もしません。娘には近所の子供的目線で可愛いとは言いますが親的家族的接触はなし。深夜帰宅自室直行就寝、起床出社が当たり前。夫婦生活も8年はありません。先日突然仕事をやめ、転職を決めたと言い、私に隠れてキャッシングをしていたり、、、そんな夫に疲れた私が半年前から挨拶もするのをやめ、ものを頼んだりもやめコミュニケーションを取るのをやめました。理由は遂行されず結局私がイライラするから。半年たった先日、離婚してくれないかとラインが。私返信してません。私もつらいですが、娘が成長してくれるのが幸せと感じ、妻の幸せは諦めて現状維持で我慢していくつもりでした。結婚したのも私にも責任はありますし。子供には責任はないから。夫の収入では養育費も少なく、娘に負担がかかることに。
そこで、えいぷりおさんに伺いたいのですが、いつまで家庭内別居を続けるつもりなのですか?
私はできれば家庭内別居でずっとこのままでもいいと感じています。
えいぷりおさんは、奥様も疲れているとか同じ気持ちとか考えていられて心が温かい方なのだなぁと、奥様もお子さんもえいぷりおさんの存在に感謝していられるだろうなと感じました。

返信する
えいぷりお

おにぎりさん、コメントありがとうございます!とてもうれしいです。

旦那さんとの関係、とてもつらいことと思います。

離婚を申し出てきた旦那さんの心は、残念ながらおにぎりさんと娘さんの方は向いていないような気がします。

僕の場合は、アスペルガーにしてもADHDにしても軽度なので、その分、別の苦しみがあります。

成長過程においては、自分の特性に気付くことができず、コンプレックスを不健全な形でこじらせてしまった苦しみ。

そして自覚するに至った今は、自分の心のありように気付きながらも変えることができない苦しみです。

気付けるようになっただけマシ、とも言えますが、妻からしたら、僕の性質が変わらないことが許せないのです。

ご質問は、僕がいつまで家庭内別居を続けるのかということですね。… 正直、今は分かりません。

不思議なめぐり合わせで単身赴任となり、妻との間に物理的な距離ができました。この距離が夫婦の関係性にどのような影響を与えるのか、まだまったく分からないのです。

いい方向に変わる兆しはありません。より冷え込んでいく可能性の方が高いような気もします。3~4年後に単身赴任が終わるとき、どのような生活を選ぶのか、僕と妻に判断が迫られることになりますが、今は焦らず考えていこうと思っています。

おにぎりさんは家庭内別居のままでいいとお考えなのですね。やはり経済的な事情が大きいとお察しします。でも、おにぎりさん自身が幸せを感じられない中で、娘さんが幸せを学ぶことができるのかどうか、ちょっと心配です。

おにぎりさんにとって幸せとは何ですか?

僕はずっとそのことを考えています。自分にとって幸せとは何か。自分を幸せにできることを「自立」というそうです。夫婦とは自立した者どうしでなければ、うまくいきません。まずは自分を見つめることから始めたいと思っています。

独り言のようになってしまい、ごめんなさい。

おにぎりさんの幸せを願っています。娘さんもきっと、お母さんの幸せを願っていると思います。

返信する
おにぎり

早速のお返事とても嬉しくありがたく読ませていただきました。私から話を色々切り出しても無言かちぐはぐな答えが常で私の精神衛生上良くない方向でしたので、ここ一年以上私から無視を決め込んでいました。が、やはりおかしいと意を決してえいぷりおさんにコメントを残した直後に話をしました。というか質問を。キャッシングをなぜしているのかなど。離婚の話も具体的にしましたが養育費も今の収入に見合わない多額を申し出てくるも払えるまでは払いたいといった夢のような話ばかり。転職して収入が減るのに娘のお稽古にしわ寄せがくるのに自分の取り分変わらずで私にどうにかしろと。借金していながら、もう無理だなと確信しました。家族として家族全員が助かる方法を考える人ではないようです。私も現状維持で見なかったふりはやめます。仕事を探しますし別居も考えたいです。
えいぷりおさん、単身赴任で冷え切るかも、とのことですが、私が思うには冷戦でよいのではないかと。えいぷりおさんに自覚があり軽度なのならその距離感でがちょうどよくなることもあるのかもしれないのかなと。不謹慎ですが少し羨ましく感じてしまいました。
またコメントさせてください。
こちらで自分の気持ちを外に出すことができて少し落ちつけました。誰に相談しても理解してもらえないのでカサンドラどっぷりな気がしています。気にかけていただきありがとうございました。力になりました。

返信する
えいぷりお

おにぎりさん、お返事ありがとうございます。

旦那さんとお話されたのですね。勇気のいることだったと思います。

お金に関して非現実的なことを言ってしまう旦那さんに、不信感が募ってしまったことでしょうね…

でもきちんと直視したことで、仕事を探そうと思い始めたというのは、おにぎりさんにとって新たなスタートなんだと思います。

あなたの人生は、あなた自身のものです。きっと幸せになってくださいね。お子さんも、そんなお母さんの姿を誇らしく思うはずです。

僕のブログがおにぎりさんの人生に少しでもお役に立てたなら、本当にうれしいです。今後もよろしくお願いします!

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