こんにちは。えいぷりおです。
夫婦が末永く円満であるためには、どうすればいいのでしょうか?
先に白状しますが、僕は結婚に失敗しました。
夫婦の関係は壊れてしまい、今は家庭内別居状態です。
でも、だからこそ、
「もう一度やり直せるなら、こうしたい」
と思うことがあります。
この記事は「夫婦関係の修復を目指して」というテーマで書いた連載のひとつです(連載と言っても、思い付いたときに不定期に書いているものですが…)。
夫婦関係に悩む方の参考になればと思い、僕の失敗談を交えながら、今回は「夫婦円満の5つの秘訣」について、自戒を込めて書いていきます。
【夫婦関係の修復を目指して】
僕たち夫婦の関係が壊れてしまった経緯
僕たち夫婦の関係が壊れてしまった経緯については、「僕が家庭内別居になった理由(体験談)」の記事をご覧ください。
家庭内別居の状態は精神的につらく、挨拶さえ交わさない冷え切った空気と、お互いを非難し合う無限ループの悪循環で、家の中は殺伐となっていました。
そんな僕だから、「あの時こうしてれば…」という後悔がたくさんあるのです。
一般的な夫婦円満の秘訣
ネットで「夫婦円満の秘訣」などと検索すると、次のようなものが出てきます。
【よく見る夫婦円満の秘訣】
- あいさつを交わす
- 感謝の気持ちを言葉にして伝える
- 喜びや苦しみを分かち合う
- スキンシップを大切にする
- 休日はデートを楽しむ
- 記念日にプレゼントを用意する
どれも、とても大切なことですよね。
僕もこれができていたら、夫婦関係を壊さずにすんだかもしれません。
僕は結婚に関しては完全な失敗者ですが、僕なりの視点で「夫婦円満の秘訣」をご提案したいと思います。
僕が考える夫婦円満の秘訣
僕が考える夫婦円満の秘訣を挙げてみます。
【僕が考える夫婦円満の秘訣】
- 二人だけの結婚式を作り上げる
- お互いが自立した存在となる
- 寝室を別にする
- 日々の報告・連絡・相談を欠かさない
- 関係に悩んだら第三者の助けを求める
一つずつ説明していきましょう。
二人だけの結婚式を作り上げる
結婚式について、あなたはどう考えますか?
僕は結婚式の大切さがまったく分からず、何の自主性もなく、ただ義務的に済ませてしまいました。
妻には「こういう結婚式をしたい」という夢や希望がありました。でも僕はその思いが理解できませんでした。
男性の中には、僕のように結婚式に意義を見出だせない人もいるのではないでしょうか?
でも、それは間違っていたと今は思います。
僕がそう気付いたのは、大切な友人が素晴らしい結婚式を挙げているのを見たからでした。
友人は「CRAZY WEDDING(クレイジーウェディング)」というオリジナルの結婚式をプロデュースする会社に依頼して、二人の思いが詰まった世界に一つしかない式を作り上げました。
CRAZY WEDDINGは「人生が変わるほどの結婚式を」をキャッチコピーに、従来の形に一切とらわれない、手作りのウェデイングを提案している会社です。
担当のプロデューサーは二人とカウンセリングを重ね、これまで歩んできた道のりや、これからどのような人生を歩んでいきたいかを、じっくりと一緒に考え、その思いを形にしていったそうです。
プロの手助けを得ながら、お互いの人生観を確認し合えたことは、友人夫婦にとってかけがえのない礎になったことでしょう。
僕はそれをないがしろにしてしまいました。
これから大切な人と結婚したいと思っている人には、ぜひ二人で作り上げる結婚式を大切にしてもらいたいです。
お互いが自立した存在となる
夫婦がお互いを支え合うのは当然ですが、その前提として、お互いが自立した存在であることがとても大切です。
自立した者どうしがお互いを尊重し合うことで初めて、健全な人間関係が築かれます。
その最たるものが夫婦関係です。
未熟な僕は、その認識に欠けていました。
自立していない人間というのは、無意識のうちに相手からも自立を奪おうとします。
僕の妻は結婚したばかりのころ、慣れない環境で心身の調子を崩しました。
こういう時は、妻が健康を取り戻して自立できるようサポートするのが当然ですよね。
ですが僕は、献身的に妻を看病し、家事や育児をがんばって「いい夫」を演じることで、妻から自立を奪ってしまったのです。
妻は僕がいなければ生きていけない状態になりました。
そして僕は「病弱な妻を健気に支える夫」であることが存在理由になりました。
こういう関係を「共依存」といいます。
共依存に陥った夫婦は100%壊れます。
ですので、これから夫婦関係を築いていく方々には口を酸っぱくして言いたいです。
お互いが自立した存在であることが夫婦円満の最大の秘訣なのです。
【関連記事】 共依存とモラハラがパートナーの心を破壊する
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よく言われる夫婦円満の秘訣には、ベッドの中でのスキンシップがありますよね。
それはたしかに幸せなことだと思います。
でも結婚は「恋愛」ではなく「生活」です。
仕事や家事、育児をこなしていくには、健康でなければなりません。
健康を維持するには、良質な睡眠をとる必要があります。
良質な睡眠をとるには、リラックスできる寝室が不可欠です。
僕は妻と家庭内別居状態になって寝室を別々にしたとき、驚きました。
一人の寝室は本当によく眠れるんです。
二人の寝室ではリラックスできていなかったことに気付きました。
相手を起こさないようにと無意識のうちに窮屈な思いをしたり、逆に相手に起こされてしまうこともあります。
これでは良質な睡眠はとれません。
夫婦が末永くいい状態でいるためには、寝室は別にした方が絶対にいいです。
そうすれば、たまに一緒のベッドに入るのが、とても素敵な時間になるはずですよ。
日々の報告・連絡・相談を欠かさない
夫婦は一種のビジネスパートナーと捉えた方がうまくいくと思います。
ビジネスと同じように、日々の報告・連絡・相談を欠かさないことが重要です。
夫婦はお互いに何も言わなくても分かったつもりになりがちです。
「報告しなくても、分かってくれているはず」
「相談しなくても、納得してくれるはず」
などと分かったつもりになるのは危険です。
日々の小さな誤解が積み重なると、いずれ大炎上することになります。
こまめに報告・連絡・相談をすることで、日々の小さな誤解に気付くことができます。
手段はメールやLINEなどの文字媒体がいいでしょう。
ちょっとビジネスライク過ぎると思うかもしれませんが、文字の方が正確だし、感情的になるのを防ぐこともできます。
また、後で確認することができるのも大きな利点です。
このように報告・連絡・相談を日々欠かさないことが、末永い夫婦円満につながっていきます。
関係に悩んだら第三者に助けを求める
夫婦のもめごとは多くの場合、家の中で起こります。
第三者が介入できない密室で溝は広がり、修復できないところまで悪化していきます。
夫婦の問題を外に持ち出すのは恥ずかしいという風潮もあり、誰にも相談できない人もいるではないでしょうか。
僕もまさにそうでした。
第三者に入ってもらって、適切なアドバイスを受けていたら、早い段階で改善すべきことに気付けたかもしれません。
大切なのは誰に相談するかです。
僕がおすすめしたいのは、夫婦カウンセリングの専門家です。
友人ではダメです。狭い経験からの偏ったアドバイスになりがちだからです。
プロのカウンセラーの力を借りることで、問題を整理することができます。
相性のいいカウンセラーのもとに定期的に通うことで、夫婦のあり方を常に見つめ直すことができます。
えいぷりお的まとめ
「お前のような失敗者に言われたくないよ!」
と思われるかもしれませんが、失敗者だからこそお伝えできることもあります。
夫婦関係は世の中でもっとも難しい人間関係です。
僕の失敗から学び取っていただけることがあれば幸いです。
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