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【正しい謝罪・反省・成長の方法】誰かを傷付けてしまった加害者はどう振る舞うべきか

こんにちは。えいぷりおです。

誰かを傷付けてしまったとき、どのように謝罪し、反省し、成長すればいいのでしょうか。

僕は、知らず識らずのうちに妻を傷付けてしまった未熟な人間です。

その上、妻の気持ちに寄り添った謝罪もできず、正しい反省もできず、成長もできず、気付いたときには夫婦関係は壊れてしまいました。

最近になって、ある信頼できる方と出会い、ようやく自分の課題に取り組めるようになりました。遅すぎたけれど、今からできることをやっていこうと思っています。

この記事は夫婦関係の修復を目指してというテーマで書いた連載のひとつです(連載と言っても、思い付いたときに不定期に書いているものですが…)。

夫婦関係に悩む方の参考になればと思い、僕の失敗談を交えながら、今回は人を傷付けてしまった加害者は、どのように謝罪し、反省し、成長すればいいのかについて、自戒を込めて書いていきます。

謝罪は相手の回復のために

誰かを傷付けてしまったとき、まず心から謝罪しなければなりません。

これは簡単なようで、とても難しいことです。

なぜなら、自分が何をしてしまったのか、相手が何に傷ついているのかを、正確に理解しなければならないからです。

そして、「自分が許されるための謝罪」ではなく、相手の回復のための謝罪であることが何より重要です。

僕は、妻に心からの謝罪がずっとできませんでした。

長年にわたって無自覚なまま傷付けてきた妻に対して、何度も「謝罪のフリ」を繰り返してきましたが、いつもその場しのぎで、自分が許されることが第一でした。

妻の悲しみが癒やされるはずはなく、子供たちも傷付けてしまいました。

正しい反省のしかた

ただ、夫婦間の出来事は、どちらか一方だけが悪いということはあまりありません。

正しい反省をするには、自分の悪かった点と、相手の抱える課題を、正確に切り分けることが大切です。

この切り分けは、「君も悪かったよね」と、相対的に自分の罪を軽くするためであってはなりません。

自分の取り組むべき課題を明確にすることで、正しい反省につなげることが目的です。

その点、僕は自分の課題を見極めるのに、すごく時間がかかってしまいました。

最初は自分の誤ちを一切認めることができず、その後、妻から拒絶されてからは「すべて自分が悪い」という真逆の捉え方に陥ってしまいました。

このような極端なものの見方を正すには、専門家の力を借りた方がいい場合もあります。

自己愛性パーソナリティ障害に向き合う

幸い僕は、このタイミングで素晴らしいセラピストと出会うことができました。愛原実鳥(あいはら・みどり)先生というヒーラーさんです。

実鳥先生の主宰する「ジオメトリックヒーリングカレッジ(GHC)」で学ぶようになり、僕は自分の課題を少しずつ理解できるようになってきました。

僕には、自己愛性パーソナリティ障害という、不治の病とも言われる深刻な心の障害がありました。

自己愛性パーソナリティ障害とは、空っぽの自己を取り繕うために、偽りの自己愛を肥大化させて、他人の価値を下げようとする心の病です。

これは、現代人の多くが罹っている現代病とも言えるものです。

僕の自己愛性の傾向は、妻との間で特に強く表れ、共依存、モラル・ハラスメントといった形で、知らず識らずのうちに妻を傷付けていきました。

妻から拒絶されるまで、僕は自分の自己愛性の傾向に、まったく気付いていませんでした。

今、気付けるようになっただけでも大きな一歩かもしれません。自己愛性パーソナリティ障害は自覚できない病と言われているからです。

そして治せない病とも言われるこの難しい障害を治療していくには、信頼できるメンターが不可欠です。僕にとって、それが実鳥先生でした。

実鳥先生は、僕の日々の言動から自己愛性の性質を読み取って、厳しく指摘し続けてくださいました。

そのおかげで、僕は少しずつ自分の弱さに取り組めるようになってきました。

【関連記事】 愛原実鳥さんに最初に受けたセッションの記録はこちら。

【愛原実鳥さんのセッション1】霊的な存在(守護霊=サポーター)からのメッセージ【愛原実鳥さんのセッション2】母親の負のエネルギー(過保護・過干渉)から自立する【愛原実鳥さんのセッション3】「過去世」は自分の知られざる一面を教えてくれる

1ミリでも成長する

愛原実鳥先生から学んだ大切なことを、ひとつだけご紹介します。

1ミリでもいいから成長し続ける

ということです。

幼いころから僕は「できない自分」には価値がないと思い込み、必死に無価値な自分を隠して生きてきました。ごまかし、取り繕って、偽りの「できる自分」を演じてきました。

他人は「自分より上か下か」の尺度でしか見ることができず、人を貶めることで自分を上げるような生き方をしてきました。その最大の標的になったのが妻でした。

「できる」か「できない」かという極端な考えにとらわれて、その間の成長のプロセスが思考から抜け落ちているのです。

そんな僕に、愛原実鳥先生はこう教えてくれました。

なりたい自分に近づけるよう、1ミリでも前に進むという覚悟を持てばいい。そして、1ミリ進めた自分に誇りを持てばいい

「できる自分」に偽りのプライドを持つのではなく、「1ミリ進めた自分」に確かな誇りを持つ。それができたら、僕の生き方は変わっていくかもしれません。

妻から許してもらうために謝罪のフリをしたり、上辺だけの反省をするのではなく、明日の自分が今日より1ミリでも成長していられるよう、今この瞬間に取り組んでいきたいと思います。

えいぷりお的まとめ

誰にでも、大切な人を傷付けてしまうことはあります。

そのときにどう振る舞えるかが、人間力の問われるところです。

傷付けてしまった未熟な自分に気付いて1ミリでも成長していけるなら、誤ちは大きなチャンスだったと捉えることもできます。

この記事があなたの役に立ったなら幸いです。

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