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【愛原実鳥さんのセッション2】母親の負のエネルギー(過保護・過干渉)から自立する

こんにちは! 40代にして人生に惑い続けている、えいぷりおです! キリッ)

セラピスト、愛原実鳥(あいはら・みどり)さんのセッションの記録、第2弾です。

前回は、僕の周りにいる霊的な存在(守護霊=サポーター)について、実鳥さんから教えてもらったことを書きました。

自分の「本当の願い」を知り、決断し、宣言することで、サポーターたちは必要なサポートしてくれるようになる。そういう話でした。

今回は、僕が否定的な思い込みを抱いてしまった原因の一つ目として、母親との関わりについて書いていきます。

愛原実鳥さんって、こんな人

セラピスト、愛原実鳥さんがどんな方なのかについては、第1弾の記事をご覧ください。

【愛原実鳥さんのセッション1】霊的な存在(守護霊=サポーター)からのメッセージ

セラピストとしての能力はもちろんのこと、多様な人生経験を積んでこられたことも、信頼される理由になっている気がします。

結婚と離婚、出産と育児を経験され、お仕事もSEとして大手企業でプロジェクト・リーダーまで勤められたとか。幼少期には親から虐待を受けたつらい過去を持ち、そのトラウマを乗り越えてこられています。

否定的な思い込みは、どこから来るのか

前回の記事に書いたように、僕には物心ついたころから、こんな思い込みがありました。

「僕はどうせ幸せにはなれない」
「僕には自由に人生を謳歌する資格はない」
「僕はこのままでは愛されない」

皆さんの中にも、心の中にこのような負の思い込み(虚偽の願い)を持っている方がいるかもしれません。

それには理由があります。自分ではどうすることもできなかった理由が。

僕の場合、実鳥さんは次の2点を指摘しました。

  • 母親からの支配的なエネルギー
  • 過去世からくる魂レベルの思い込み

あなたの場合はどうでしょうか? 負の思い込みを引き起こす出来事には、次のようなことが挙げられるようです。

・親からの虐待、ネグレクト
・災害や戦争などの記憶

こうした強烈な体験は心に深い傷を残し、トラウマとなってその後の人生に大きな影響を残します。

しかし、このような強烈な体験でなくても、潜在的な「負の思い込み」の原因となることがあります。

その一つが、一見すると問題のない「普通の親」です。暴力をふるったりは決してしない、優しそうに見える親が、実はじわじわと子供に負の影響を与えるケースがあるのです。

こういうケースは、親にも子供にも自覚がないため、かえってやっかいなのです。

今回は、愛原実鳥さんが僕に指摘してくれた「母親からの支配的なエネルギー」について見ていきたいと思います。

僕は母親からの支配的なエネルギーにさらされていた

愛原実鳥さんは、僕たちの周りを取り囲んでいるオーラや霊的な存在、エネルギーの流れなどを読み取ることができます。

オカルトっぽい!と感じる方もいるでしょうね。僕も理系の人間なので、目に見えないオーラや霊やエネルギーなどは信じない性質です。

しかし、目に見える理屈だけに目を向けていても、僕が直面している問題は解決しないと、ずっと感じていました。

だから、今回は自分の中の常識をリセットして、実鳥さんの言葉に耳を傾けてみようと思ったのです。

実鳥さんは、僕をリーディングしている中で、こんなことを言いました。

「あなたは、お母さんからの強いエネルギーと今もつながっていて、影響を受けている」

これは僕にとって意外な指摘でした。なぜなら、ここ5年以上、母親とは絶縁に近い状態にあったからです。

母親からは、もう何年も離れているのに

僕が母親と明確に距離を置くようになったのには、大きなきっかけがありました。それは、夫婦関係の破綻でした。

僕が家庭内別居になった理由(体験談)

5年ほど前から、僕と妻との間にあった問題が表面化しはじめました。妻は僕の人間性を責めるようになり、その原因が僕の親にあると主張するようになりました。そのあたりの経緯については、先ほどご紹介した関連記事に詳しく書きました。

妻は僕の人格形成について、こんな風に分析しました。

  1. あなたの母親は典型的な過保護・過干渉だった
  2. そのため、あなたは自立することができなかった
  3. 母親との間に共依存の関係が築かれていった
  4. 嫁の私は「息子を奪った憎むべき人間」となった
  5. あなたは私に母親と同じ役割を求めた
  6. それができない私は「不出来な妻」と扱われた
  7. 夫婦間に問題が起こると、すべて私のせいにされた
  8. でも本当の問題は、自立していないあなたにある

5年前に妻からこう指摘され、「そんなあなたとは、もう夫婦関係を続けていくことはできない」と宣言されました。しかし僕は妻の言うことを受け入れることができませんでした。

なぜなら、僕の母親は暴力をふるうことも虐待することもない、一見すると問題のない「普通の親」だったからです。

でも、僕が何か難しい課題に直面したとき、立ち向かう勇気を与えてくれるのではなく、過保護・過干渉だったのは確かでした。

普通の息子なら反抗期があって、過保護な母親から脱皮していくのでしょう。しかし僕は母親の巣の中で守られる道を選んでしまいました。その方が楽だったからです。

妻からの指摘を見つめなおすうちに、そうした幼少期から思春期のあり方が、僕の自立を妨げてきたのだと、少しずつ受け入れることができました。

30代後半にして、僕はようやく母親から精神的に離れなければいけないと自覚しました。そして田舎の母親に電話をかけました。

母親は僕が言うことを理解できませんでした。自分が過保護・過干渉だったという自覚はなく、自分のせいで息子が自立できなかった、などとは夢にも思っていませんでした。

電話でのやり取りは激しい口論となり、それをきっかけに僕は母親との連絡をとらなくなりました。遅れて来た反抗期だったのかもしれません。

それから5年以上が経過し、僕は母親の影響下から完全に脱したと思っていました。しかし実鳥さんは、僕がまだ母親からの強いエネルギーとつながっていて、影響を受けていると指摘したのです。

言葉でなく「存在そのもの」から読み取る

人は知らず知らずのうちに、誰かの強い影響下に置かれてしまう危険性があります。

その状態を実鳥さんは「エネルギーがつながっている(そのために影響を受けている)」と表現します。その人を取り囲むオーラや氣、エネルギーなどを見ると、誰からどのような影響を受けているかが見えてくるといいます。

僕にとって実鳥さんの視点は新鮮なものでした。そして説得力があると感じました。

僕はこれまでに著名な精神科医のカウンセリングも受けたことがあります。しかし彼らは、本に書いてある理屈を僕に当てはめているだけでした。彼らの理屈は、僕の心には響きませんでした。

彼らは僕の「言葉」を聞いて理屈を導き出しますが、僕は自分の発する「言葉」が真実だとは思っていなかったのです。

そういう意味で、僕の「言葉」ではなく、「存在そのもの」から読み取ってメッセージを紡ぎだしてくれる実鳥さんは、僕にとってまったく新しいタイプの助言者だったのです。

母親は「罪悪感」で僕を支配下に置いた

僕の母親は、今思えば、自分の人生を生きていない人だったように思います。

母親の存在価値は、長男である僕の世話を焼くことにありました。僕は無意識にそれを感じ取り「母親に世話を焼かれる子供」を演じていたように思います。

そして、それはとても楽な立場でした。自分の責任で人生を選び取っていく必要がないからです。何か問題が起これば、すべて母親のせいにすればいいのです。僕はその甘い立場にあぐらをかくようになりました。

自立を放棄した息子は、母親にとって世話の焼きがいのある、かわいい存在だったことでしょう。僕は知らず知らずのうちに、母親のニーズを満たす役割を果たすようになっていたのです。

幼いころに母親から言われた言葉で、今も心に刻まれているフレーズがあります。

「あなたがそんなことをしたら、お母さんは悲しい」

どんな場面で言われたのかは覚えていませんが、この言葉が強烈な呪縛になったことは間違いありません。僕は「母親のニーズを満たさなければ、母親を悲しませてしまう」という「罪悪感」を抱かされたのです。

20年ほど前、僕の恋人が妊娠していることが分かり、結婚したいと親に話しました。母親は狂ったように反対しました。自分のニーズを満たすはずの息子が、自分の想定を超えた人生を選ぼうとしていることが受け入れられなかったのだと思います。

強硬に反対されたとき、僕を二つの力が押し流そうとしました。一つは「母親を悲しませてはいけない」という罪悪感。そしてもう一つは「すべての責任を母親がとってくれる楽な立場」への依存心でした。

この時、もし僕が母親への罪悪感と依存心を断ち切って、自立の道を選ぶことができていたならば、その後の結婚生活が破綻することはなかったのかもしれません。

しかし僕は罪悪感と依存心に負けてしまいました。結果的に結婚することにはなりましたが、僕は心のどこかで「これは自分の人生ではない」と思いながら結婚生活を送ってきたように思うのです。

実鳥さんはセッションの中で、今でも母親の強いエネルギーが僕を支配していることを指摘しました。そして、はっきりとこう言いました。

「お母さんは今でも、あなたの結婚生活がうまくいかなければいいと思っています」

その言葉を聞いて、僕は自覚することができました。母親と絶縁関係になって5年も経つのに、今でも僕の中に母親に対する罪悪感があること。そして破綻した結婚生活から逃げ出して楽な立場に逃げてしまいたい、という依存心があることを。

母親のエネルギー下から卒業する

僕が母親の支配下から卒業するには、どうすればいいのでしょうか。

大事なのは、自分自身が「決意」し「宣言」することです。これについては、愛原実鳥さんのセッション第1弾の記事に詳しく書きましたが、簡単に振り返ってみましょう。

僕の周りには、僕をサポートしようとしている霊的な存在(守護霊=サポーター)がいます。

彼らの中には、僕の中にある「負の思い込み=虚偽の願い」をサポートしようとしてしまう者がいます。彼らは「ネガティブ・サポーター」と呼ばれます。

僕の場合、次のような「負の思い込み」を抱えていました。

「僕はどうせ幸せにはなれない」
「僕には自由に人生を謳歌する資格はない」
「僕はこのままでは愛されない」

このような思い込みを僕が抱いてしまった原因は二つある、と実鳥さんは教えてくれました。それは、

  • 母親からの支配的なエネルギー
  • 過去世からくる魂レベルの思い込み

今回は、この一つ目「母親からの支配的なエネルギー」にフォーカスして考えてきたわけです。

母親からの支配的なエネルギーを解き放って、負の思い込みを解消するためには、「決意」と「宣言」をして、悪いサポーターの誤解を解くことが重要となります。

実鳥さんは僕にこう問いかけました。

「あなたは、母親のニーズを満たす息子の役割から降りて、自立した人生を選びたいですか?」

僕は心を決めて、こう宣言しました。

「僕は母親のニーズを満たす役割を、これまで十分果たしてきた。もうその役割を降りて、母親のニーズを満たすことから卒業する。そして自立した人生を選ぶ」

たったこれだけのことですが、言葉にして宣言することが重要だと実鳥さんは言います。それを聞いたネガティブ・サポーターたちは、誤解していたことに気づいて僕のもとを去っていきます。

そして実鳥さんは「こう言ってみたら?」と、もう一つの言葉を提案してくれました。

「母さん、僕のことはもう心配しなくていいから、自分の人生を楽しみなよ」

母親に対する言葉ですが、これを自分の決意として宣言するのです。この言葉はきっと、母親の周りにいるサポーターたちに伝わって、母親を適切な形でサポートしてくれるでしょう。

えいぷりお的まとめ

僕に限らず、多くの方が、知らず知らずのうちに誰かからの負のエネルギーにさらされています。あなたも、そうかもしれません。

母親から、父親から、兄弟から、友人から、教師から、同僚から、上司から…

無自覚のまま彼らからの負のエネルギーにさらされて、自分の人生を生きられなくなっているかもしれません。

でも、そこから卒業することはできます。「決意」して「宣言」することで、誤解していたネガティブ・サポーターたちを立ち去らせることができます。

サポーターから適切な助けを得られるようになれば、あなたも自分の人生を歩めるようになるはずです。

ただし、自分が誰のエネルギーに支配されているかは自覚するのは難しいことです。愛原実鳥さんのような、あなたの「存在そのもの」から読み取ることのできるセラピストは、大きな助けになってくれるかもしれません。

次回の記事では、僕が否定的な思い込みを抱くことになってしまった、もう一つの原因「過去世からくる魂レベルの思い込み」について触れたいと思います。

【愛原実鳥さんのセッション3】「過去世」は自分の知られざる一面を教えてくれる

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