こんにちは。えいぷりおです。
僕は今から4年前の2017年に、ハーブデトックスという新しい健康法に取り組みました。7週間で10キロのダイエットに成功し、その後も長く体調を維持することができました。
しかし4年が経過し、もともと悪かった夫婦関係がさらに悪化。地方への単身赴任がきっかけで幼い娘に会わせてもらえなくなり、不調が募っていきました。
気付けば体重は10キロオーバー。年齢も40代半ばになり、このままでは坂道を転げ落ちるように人生がダメになってしまうと危機感を覚えました。そして、再びハーブデトックスに取り組むことにしたのです。
この記事では、半年間の心身の変化と、デトックスがもたらした意識改革についてお伝えします。
▼ハーブデトックスの体験談は、次の5記事で構成されています。
【ハーブデトックスの体験談】
- 体重が10kgダイエット
- 体脂肪率が6%ダウン
- 心もクリアに
- リバウンドしにくい体に
- 4年ぶりの再挑戦 今ここ
半年で9キロ減量!じっくり効果が
最初に、体重の変化をお伝えしましょう。こちらのグラフをご覧ください。
ストレスで増えてしまった体重
このグラフの前半(左半分)は、ハーブデトックスに取り組む前の半年間を示しています。体重は63~66キロの範囲で推移していましたが、最後の2ヶ月で急激に増加して67.4キロまで増えてしまいました。
僕の身長は161センチ、理想的な体重は57キロですから、10キロオーバーです。
激太りの大きな原因は、妻との関係だったと思います。単身赴任で一緒に暮らすストレスは小さくなっていたのですが、幼い娘に会わせてもらえない状況が続き、その絶望感が心身を蝕んでいたのです。
2食をハーブに置き換える30日間のプラン
ハーブデトックスの詳細については、【ハーブデトックスとは何か】腸をリセットし血管のめぐりを改善する画期的な健康法の記事を参考にしてください。
簡単に言うと、固形物の摂取(普通の食事)を減らして、「ハーブ製品」と呼ばれる自然由来の良質なサプリメントに置き換える方法です。
主な効果として、腸内に蓄積された毒素が排出され、血管が拡張して全身のめぐりがよくなります。それによって心身の諸症状が改善します。
トレーナーの指導のもと、個々人の体調や生活実態に合わせたプランが提案されます。
私が4年前に取り組んだときは、3食ともハーブに置き換える生活を4週間続けるというハードルの高いプランに挑戦し、7週間で10キロ減量という劇的な結果となりました。
今回は、2食をハーブに置き換えて1食はきちんと食べるという少し楽なプランにして、期間は30日間に設定しました。
30日間で5キロ減量
先ほど示したグラフの後半(右半分)を、拡大してみましょう。
グラフの横軸は、デトックスに取り組み始めてから6ヶ月の時間経過を示しています。
2食をハーブに置き換えたのは最初の30日間で、その後は普通の食事に戻しつつ、いくつかのハーブ製品を効果維持のために摂取し続けています。
最初の30日間で、67.4 → 62.4キロになりました。5キロの減量です。
正直に言うと、この時点で僕はちょっとガッカリしていました。4年前に取り組んだときは、もっと劇的に減ったからです。
でも、今回の成果は、その後も続いたのです。
その後の5ヶ月でさらに4キロ減量
グラフを見ると、その後の5ヶ月間で、じわじわと体重が減り続けているのが分かります。ついには58キロを切り、目標の57キロまで、あと一歩というところまで来ました。
半年かけて9キロ以上のダイエットに成功。じっくりと効果が出てきた原因として、次のようなことが考えられます。
- 最初の30日間で体内の環境が整った
- 維持用のハーブ製品の効果
- 16時間ファスティングの導入
- 摂取カロリーを意識するように
- やりたいことに挑戦し始めた
次の項目では、ハーブデトックスがもたらした、これらの要素についてお伝えしていきます。
デトックスがもたらした意識改革
最初の30日間で体内の環境が整った
今回のダイエット成功の最大の要因は、言うまでもなく最初の30日間にあります。
この期間は、3食のうち2食をハーブ製品に置き換えるだけでなく、眠る前に「L-アルギニン」を大量に含んだハーブ製品を摂取しました。
L-アルギニンには血管を拡張する作用があることが知られていますが、それに加えて高濃度になると小腸の壁を覆っている絨毛を微振動させる効果があります。
この作用によって、小腸の壁にこびりついていた毒素が剥がれ落ちて、翌朝に便となって出るのです。
それも、ただの便ではありません。真っ黒い水のような便が、吹き出すように出るのです。ハーブデトックスでは、これを「水便(みずべん)」と呼びます。
最初の30日間で腸内がきれいになり、環境が整ったことが、その後の長期的な効果につながったのだと考えています。
維持用のハーブ製品の効果
その後、普通の食事に戻しましたが、いくつかのハーブ製品を効果維持のために取り入れました。
先ほど登場したL-アルギニンを含む製品を中心に、良質なクロロフィルを含む青汁のような製品や、カプサイシンを含み内臓脂肪を燃焼させる製品などを、必要に応じて摂取するのです。
慣れてくると、体が何を求めているかを感じ取りながら、適切な製品を選ぶことができるようになります。
16時間ファスティングの導入
2食置き換えを実施していた期間に、ある本に出会いました。2019年に発行されベストセラーとなった「空腹こそ最強のクスリ」という本です。
この本が提唱しているのは「16時間断食」という方法です。食べない時間を16時間つくることで、消化器系を休め、体中の細胞を修復するという考え方です。
これはハーブデトックスの理念とも合います。僕はすぐに実践することにしました。
連続で16時間も食べないのは難しいと思うかもしれませんが、睡眠時間も加味すると十分に実現可能であることが分かります。
僕の場合、夜20時までに食事を終えて夜食は食べず、翌朝の朝食は食べず昼12時まで空腹にする、というスケジュールで実践しています。
慣れてくると、空腹の方が体が軽く感じられるようになって、苦行ではなくなります。
摂取カロリーを意識するように
16時間ファスティングに取り組むようになって、食事そのものに対する意識も改革されていきました。
それまで気にしたことがなかった「摂取カロリー」を考えるようになったのです。計算してみると、自分がカロリー過多になっていたことに気付いて驚きました。
年齢と身長から基礎代謝を計算すると1390kcal、そこに「普通程度の身体活動レベル」の消費カロリーを足すと、1日に必要なカロリー量は2160kcalであることが分かりました。
以前の僕の摂取カロリーをざっくり計算してみると、次のようになります。
【朝食】
- バターロール2個+ジャム=300kcal
- 加糖ヨーグルト+バナナ=100kcal
【昼食】
- 社食の定食=800kcal
【おやつ】
- せんべい3枚=150kcal
【夕食】
- 社食の定食=900kcal
【夜食】
- スナック菓子1袋=150kcal
【合計】約2400kcal
必要なカロリー2160kcalに対して、摂取カロリーが2400kcal。超過した分、太るのは当たり前です。
しかも上記のメニューは最低限のもので、飲みに行ったり、おやつにシュークリームを食べたりしたら、1000kcal超過など簡単です。
このことに気付いて、摂取カロリーを気にするようになりました。
まず、16時間ファスティングを導入したことで、朝食がなくなりました。そして、社食では揚げ物の多い定食ではなく、野菜中心の小鉢と煮玉子などを選ぶようになりました。
おやつにはミックスナッツをセレクト。カロリーは意外と高いのですが、食物繊維が豊富で太りにくいと言われます。
夜食にはセブンイレブンの冷凍グレープフルーツなどを選ぶように。僕の大好物なのですが、カロリーが非常に低いのです。
これらの結果がこちらです。
【昼食】
- 小鉢中心のセレクト=500kcal
【おやつ】
- ミックスナッツ2つかみ=300kcal
【夕食】
- 小鉢中心のセレクト=500kcal
【夜食】
- 冷凍グレープフルーツなど=100kcal
【合計】1400kcal
逆にちょっと少なすぎるかな… という感じですが、慣れてくると空腹に悩まされることはありません。
ちょっとした自分へのご褒美に、300kcalくらいのおやつを買うのも、罪悪感を感じずにすみます。
やりたいことに挑戦し始めた
最後に、直接ダイエットに関係あるわけではありませんが、「やりたいことに挑戦し始めた」という点に触れておきます。
僕は自己形成が未熟なまま結婚し、妻との間に共依存の関係を築いてしまいました。20年近い結婚生活の中で、もともと希薄だった「自分自身の本当の願い」というものを、完全に見失って生きてきました。
40代半ばになった今、遅ればせながら、自らの根っこに少しずつ水を与えて、人生の幹を太くしていきたいと思うようになりました。
何がやりたいのか本当はよく分からないのですが、できることから挑戦してみようと思っています。
ひとつは、子供のころ好きだったピアノです。高校卒業まで熱心に稽古していましたが、その後ずっと離れていました。
つい最近、ヤマハの5万円ほどの電子ピアノを購入しました。完全に初心者に戻っていますが、これから上達していくのを楽しんでいきます。
高校から大学にかけて部活動で弾いていたチェロも再開しました。ホコリを被っていた楽器を職人さんに調整してもらい、基本的なボウイングから練習し始めました。音を出して楽器の振動を感じるだけでも楽しいと思えます。それが、とてもうれしいです。
その他にも、やりたいと思えるものに、ひとつひとつ挑戦してみようと思っています。
あとがき
ハーブデトックスの話から、ずいぶんずれてしまいました。けれど、本当はつながっているのです。
ハーブデトックスは単なるダイエット手法ではなく、「本来の自分を取り戻す」ための手助けをしてくれるものです。
腸内が浄化され、全身のめぐりがよくなることで、自分自身の本当の願いに気付かされていきます。
これを契機に、人生の後半戦を、自分らしく生きていきたいと願っています。
【ハーブデトックスの体験談】
- 体重が10kgダイエット
- 体脂肪率が6%ダウン
- 心もクリアに
- リバウンドしにくい体に
- 4年ぶりの再挑戦 今ここ
【お問合せ】 興味のある方は気軽にメッセージください。僕がお世話になったトレーナーさんを紹介し、血管年齢の測定や無料カウンセリングを受けていただくこともできますよ。
【まとめ】 ハーブデトックスの全記事まとめへは、次のボタンから飛ぶことができます。