【メタボ】 死に至る病気を引き起こすリスク

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40歳を過ぎ、メタボの兆候が現れ始めた今だからこそ、自分の身体に向き合う時なのだと、自分に言い聞かせるようにしています。なぜなら、メタボはただの肥満などではなく、命に関わる病気の前触れだからです。

多額の住宅ローンを抱え、ふたりの娘にはこれから大きな教育資金がかかります。僕が今たおれたら、家族に取り返しのつかない迷惑がかかってしまう。それだけは避けたいと思っています。

自覚を高めるためにも、メタボがどのような病気を招くのか、しっかり肝に銘じたいと思い、この記事を書くことにしました。

メタボとは

デブリス

まず、メタボの定義や基本的な解決策としての食事と筋トレについては、こちらの記事を参考になさってください。
【メタボ解消】ぷよぷよのお腹に効く筋トレ3選 しぶとい脂肪はこう落とす
【メタボ解消】健康的に痩せる、ぷよぷよのお腹に効果的な食事
【メタボ解消】ぷよぷよのお腹を克服する理想的な「朝ごはん

これらの記事の内容を、簡単にまとめると、

・メタボ(=メタボリック症候群)とは内臓脂肪による肥満
・腹囲 男性85センチ以上、女性90センチ以上が診断基準
・腹囲の他に「脂質代謝異常」「高血圧」「高血糖」が関係する
・メタボ解消法の第1は、食生活の改善
・食事の基本は摂取エネルギーを抑えること
・メタボ解消法の第2は、基礎代謝を上げるための筋トレ
・筋トレのターゲットは「腹直筋」「背筋」「下半身」

これらの基礎知識を踏まえた上で、メタボがどのような病気の前兆として現れている症状なのかを、この記事ではまとめていきたいと思います。

メタボは様々な生活習慣病の前兆

メタボがきっかけとなって引き起こされる、というよりも、メタボを前兆として進行していく危険性のある病気には、以下のようなものが挙げられます。

・脳梗塞(←動脈硬化)
・心筋梗塞(←動脈硬化)
・糖尿病(3大合併症=網膜症、腎症、神経障害)
・脂肪肝(→肝硬変、肝がん)
・痛風
・睡眠時無呼吸症候群…など

いわゆる「生活習慣病」、かつて「成人病」と呼ばれていた病気ですね。今では成人病とは言わないのですが、それは若い頃からの食事や運動、喫煙、飲酒、ストレスといった日常の生活習慣が深く関わって発症するため、現在では成人に限らず子どもや青年でも発症する可能性のある病気と考えられるようになったからです。

ほとんどの生活習慣病は症状のないままに進行します。ですので、自覚症状が現れた段階では、かなり病状が進行していることが多く、一度発症してしまうと、治療をしても完治が難しかったり、後遺症を残してしまうケースも少なくありません。そのような深刻な状態に陥らないためには、いかに早く気付くことができるかがポイントとなります。

発症前の前兆として身体に現れる変化のひとつが、内臓脂肪の蓄積を示すウエストサイズの増大であり、それが引き金となって起こる血中脂肪値(中性脂肪の増加、HDLコレステロールの低下)の変化と血糖値、血圧値の上昇、つまりメタボリック症候群というわけです。

つまりメタボは、死に至る病に気付かせてくれる重要なシグナルなのです。

メタボが招く病気

メタボが招く病気は、どのようなものなのか。発症のメカニズムも含めて解説していきます。

脳梗塞

日本人の死亡ランキング

厚生労働省「平成26年人口動態統計月報年計」

日本人の死因のワースト3位を占める、いわゆる「三大疾病」のひとつ、「脳卒中」。脳卒中には、脳の血管がつまる「脳梗塞」と、脳の血管が破れる「脳出血」「くも膜下出血」が含まれます。その中の「脳梗塞」が、メタボの延長線上にある重大な病気として挙げられます。

脳の血管がつまる脳梗塞の原因は、「動脈硬化」です。動脈硬化は、動脈の壁が固くもろくなり、血管内が狭くなる疾患です。メタボになり内臓脂肪が蓄積すると、血中の中性脂肪が増加し、善玉のHDLコレステロールが減少します。その結果、動脈硬化が進行していきます。

脳梗塞は、脳血管が動脈硬化によって狭くなり、そこに血栓ができて血管が詰まって脳細胞が壊死する病気です。(他に、心臓など脳以外の部位にできた血栓がはがれて脳動脈に詰まる場合もあります)

心筋梗塞

心筋梗塞

脳梗塞と同じく、心筋梗塞も動脈硬化に起因するもので、三大疾病のひとつです。

心筋梗塞は、冠動脈が動脈硬化によって狭くなり、そこに血栓が詰まって心筋が壊死する病気です。

メタボ → 動脈硬化 → 脳梗塞、心筋梗塞

という流れで重大な病気が起こります。メタボの傾向に気付いた時点で適切な対処ができれば、その後に来る深刻な病気を回避することができます。

糖尿病

インスリン注射

脂肪細胞に過剰に蓄えられた中性脂肪は、「遊離脂肪酸」というかたちで血中に漏れ出てきます。この遊離脂肪酸が増えると「インスリン抵抗性」という状態が引き起こされます。インスリンとは、血液中の糖をエネルギーに変える働きをするホルモンで、その働きが低下することを「インスリン抵抗性」と呼びます。血糖の代謝が悪くなり、血液中の糖の濃度が上昇して糖尿病を発症します。

糖尿病の初期はほとんど自覚症状がなく、気づかないうちに進行し、やがて全身の血管や神経が障害されていきます。中でも危険なのが、糖尿病の3大合併症といわれる「網膜症」、「腎症」、「神経障害」です。

・網膜症
網膜の毛細血管が詰まったり破れたりします。自覚症状がほとんどなく、視力障害から失明することもあります。

・腎症
腎臓の毛細血管が障害され、濾過機能が低下し、血液中に老廃物がふえて尿毒症などの重大な病気を引き起こします。

・神経障害
末梢神経の障害から、しびれや痛み、感覚の低下が起こります。痛みを感じにくく、足先のけがに気づかず、細菌感染から壊疽を起こすことがあります。

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脂肪肝

脂肪肝

内臓脂肪は、肝臓の遊離脂肪酸を増加させ、肝臓に中性脂肪が過剰にたまる「脂肪肝」を引き起こします。肝臓がフォアグラのような状態になると考えればいいでしょう。肝臓の中性脂肪の割合が通常の6~10 倍に増加し、放っておくと「肝硬変」「肝がん」へと移行する危険があります。

肝臓に中性脂肪がたまる原因として、内臓脂肪から放出される遊離脂肪酸が肝臓に流れ込むこと、それから、インスリン抵抗性によって血液中の糖が分解されずに、中性脂肪となって肝臓にためこまれることが考えられます。

痛風

痛風

痛風は、血液中の尿酸が過剰になる高尿酸血症によって引き起こされます。足の親指の付け根などが激痛におそわれます。高尿酸血症が続くと、耳たぶのしこり、尿路結石を起こし、動脈硬化が促進されます。

尿酸を作り出す「プリン体」を多く含む食品として、レバー(鶏、ブタ、ウシ)、煮干し、干しシイタケ、カツオ、イワシ、エビ、魚の干物(アジ、サンマ)などが知られています。これらの摂り過ぎには注意しましょう。ビールにもプリン体が多く含まれているので、控えめになさってください。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸

睡眠時無呼吸症候群は、肥満により気道のまわりに脂肪がついて上気道が狭くなり、睡眠中、舌の付け根が完全に上気道をふさいでしまうために起こります。体が酸欠状態となり、心臓に負担がかかって心筋梗塞や不整脈を起こします。突然死を招くこともあります。

メタボが招く病気を回避するために

メタボの基準となる、血圧や血糖、LDLコレステロールを含む血清脂質、肝機能などの異常を早く見つけることが予防につながります。そのための検査と改善対策への助言が、特定健診や特定保健指導で受けられます。特定健診を年に1回必ず受け、必要な場合には特定保健指導により食習慣と運動習慣改善の計画を立て、それらを実行することが有効になってきます。

おだいじになさってください

死に至る病気の前兆として現れるメタボ症状。気付いてすぐに対策を打てば、大きな病気を回避することができます。ですが、メタボの裏で、大きな病気はかなりの速度で進行してしまいます。とにかくメタボに早く気付くことそして気付いたら、逃げたりせずに、しっかりと向き合ってメタボ対策をすることが大切だと思います。

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