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「働き方改革」の時代、 サラリーマンよ、今こそブログを書こう!

2017年は突如として「働き方改革」が我々サラリーマンを飲み込んだ年でした。

「残業するな!」は、僕たちに幸せをもたらすのか?

所得が減って財布のひもは固くなり、心は窮屈になるばかりでは人生つまらないですよね。

そんな会社員にとって「ブログ」は、現代を生き抜くための「幸福のツール」になる可能性があると思うのです。

はじめに申し上げますが、この記事には具体的に役立つノウハウは書かれていません。

疲弊した中年男子の一人である僕が、ブログ開設3年目に入る今だからこそ感じている、「サラリーマンにとってのブログの可能性」をつづっていきます。

「働き方改革」が僕の職場を変えてしまった

まず「働き方改革」の具体的な例として、僕の職場について少し書いてみます。

僕の会社は広い意味でのマスコミ関係、メディア関係の企業です。僕が所属しているクリエイティブ系の部署は、勤務時間が個々人の裁量に任されていてました。

よく言えば「自由な風土」、悪く言えば「すごーくいい加減」な感じで、それが創造的な仕事の土壌になっていると考えられてきました。

しかしそれが今年に入ってから一変しました。電通の若い女性社員が過労で自死してしまった事件を受けて、同じ業界である僕の会社も、労務管理のあり方が大幅に見直されました。

・深夜残業は個々人の裁量で行う
 →22時以降は上司の承認が必要

・土日祝日の業務も個々人の裁量で行う
 →事前の上司の承認が必要

まぁ、ほとんどの会社では当たり前のことかもしれませんね。でも、僕たちにとっては、「上司の承認」というのが非常に強い縛りになりました。

残業が許されない空気

僕たちの仕事は、締め切り直前に猛烈な追い込みが必要なことが多く、そんな時には、いちいち承認なんてもらっている余裕はありません。

そして、新しい管理制度が始まってみると、上司は簡単には「承認」を出そうとしないことが分かりました。

会社としては「働き方改革」の実績を数字で示す必要があり、管理職に対して「部下に余計な残業をさせるな!」という強いお達しがあったといいます。

部下の残業をたくさん減らした管理職が高く評価され、ボーナスの査定がよくなるという話も漏れ聞こえてきました。上司は自分の査定を上げるために、部下の残業を認めなくなったわけです。

上司の承認がもらえないと、僕たちは隠れて残業するしかなくなります。つまり、残業を家に持ち帰る、ということです。もちろん、残業代は出ません。

このようにして「働き方改革」の美名のもと、ブラック企業化が進んでいるのが現状なのです。

会社によって影響は様々だと思います。あなたの会社はどうですか?

月収ベースで5~8万円の給料ダウン

会社の都合で残業を削られて、給料が減らされるという悲劇。下手をしたら、月収ベースで5~8万円ダウンしている人もいるほどです。

僕の会社では、労使間の36協定で、月に上限50時間の残業は認められています。これまで僕は、ほぼ50時間マックスで残業していました。それが、上司の承認が得られなくなったために半減しました。

削られた残業時間の業務は、先ほど述べたように家に持ち帰ってこなしているものもありますが、もうひとつ、「外注する」という要素が加わってきました。

僕の会社では、社員の残業時間を減らすために、「働き方改革予算」なるものが新設されて、下請けの会社に積極的に外注されるようになったのです。

僕たちはまだ働けるし、働きたいのに、仕事を取られてしまう。そして、僕たちがもらうはずだった残業代が、下請けの会社に移転してしまっているわけです。

残業代を見込んで住宅ローンを組んでいる人も多数います僕もそうです。この有無を言わせぬ給与削減は死活問題となっています。

時間が余っても、使う金がない

日本の経済は、まだデフレから抜けきっていないと言われています。雇用がよくなっているのは確かですが、実質賃金はまったく上がっていないし、個人消費はむしろ低下傾向です。

実感としても、僕たちサラリーマンの財布のひもは固いままなのではないでしょうか。

このデフレ下で、さらに残業代を削られて、消費を拡大する人がいるとは思えません。僕は月々のローンの支払いや、増える一方の教育費を、今後も支払っていけるのか、不安は募る一方です。

「残業が減った分、プライベートの時間を楽しもう!」などと言いますが、皆さんはそんな風にハッピーになっていますか? ある調査では「時間があるなら働きたい」と答えた人が40%以上いたといいます。僕も同意見です。

でも、苦しみばかりを語っていてもダメですよね。浮いた時間を使って何をするかが、僕たちサラリーマンに問われています

どのように時間を使えば、僕たちは幸せになれるのでしょうか?

サラリーマンよ、今こそブログを書こう!

そこで僕がたどり着いた一つの答えが、「ブログを書くという自己表現」です。

ブログは、自己表現の欲求を満たしながら、副収入も得られるという、一石二鳥の手段です。

疲弊した中年男子の皆さんは、今こそブログを書くべきだと思うのです。

FACEBOOKなどのSNSと違って、ブログは「ストック型」のメディアです。心を込めて作り上げたコンテンツを、ずっと残していくことができます。googleで検索されるための工夫ができていれば、何年経っても読まれ続ける記事を作ることも可能です。

そして、収益を上げて副収入を得ることも可能です。この僕でさえ、月に1~3万円は稼げるようになりました。ほんのわずかなお小遣いですが、ブログが確かに収益につながることを経験しました。

収益については、こちら↓の記事に赤裸々に語っています。ぜひ参考にしてください。

ブログ収益を「時給」で見てみる ー中年サラリーマンが2年間運営した驚きの結果ー

この2年間、僕のブログが伸び悩んだ理由

とは言っても、僕自身は、とても人様に「僕のようにやれば幸せになれますよ!」などと言える域には到達できておりません。

その最大の理由は、こちら↓の記事にも書きましたが、会社や家族にバレることを恐れて、「自分が何者なのか」という軸を打ち立てられなかったことにあります。

【ブログ運営】会社員(サラリーマン)が情報発信をする「強み」とは

書き手の人物像がはっきりしないと、記事にも力が出ません。僕はずっと、誰が誰のために書いているのか分からないような、曖昧模糊とした記事を書いていたのです。

サラリーマンであっても「自分」を出す

ブログ開設3年目を迎えるにあたって、僕は匿名であっても、自分の人物像をもっとはっきり打ち出していきたいと思います。

〔新プロフィール案!〕
40代サラリーマン。マスコミ系に勤務。不規則な毎日で自分のための時間を作り出せない。給料は減少傾向。お金を使う喜びを知らない。

 

夫婦関係の冷え切った妻と、思春期の長女、そして唯一の味方である幼稚園児の次女。

 

鬱屈した自分の人生に風穴を開けるべくブログを開設し、情報発信を始めるも、空っぽの自分に頭を抱えるばかり。

 

ブログ3年目に入る今、そんな鳴かず飛ばずの自分から脱却すべく、これからの人生を思う存分楽しめるよう、あらゆる面でのアップデートを試みる ← 今ここ。

こんな僕が、いったい誰のために情報を発信していくことができるのか。具体的な読者像を「ペルソナ」というそうですが、とりあえず、こんな風に考えてみることにしました。

〔読者の方の人物像〕
40代の男性。大卒で会社に入り真面目に働いている。満員電車での通勤に心身が擦り減っている。

 

結婚20年の妻と二人の子供。家族との会話は年々減っている。

 

住宅ローンを抱えているが、給料は上がる兆しがなく、常に経済的な不安を抱えている。

 

PCはメールチェックとネットサーフィンのみ。SNSは付き合い程度にやっているが、自分から情報発信することはない。

 

でも、何か自己表現をしたいと思っているし、楽しみのために使える副収入もほしいと、心の底では思っている。

あー、これってほとんど自分自身だな。結局、自分と似た境遇の人に何かを伝えたいと思うのが自然なのかもしれません。

ブログを書いてきて一番うれしかったこと

僕がこの2年間ブログを運営してきて、一番幸せだったのは、読者の方からの反応をいただけたことでした。

コメント欄に記入してくださったり、問い合わせフォームからダイレクトメッセージを送ってくださったり。お一人お一人が誠実に思いを伝えてくださって、感激しました。

思えば、反応をいただいた記事は、僕自身をさらけ出したものが多かったように思います。

健康のために取り組んだ「ハーブデトックス」の体験記事、妻が実際に経験した「無痛分娩」の医療事故、夫婦関係が壊れてしまった経緯を語った「家庭内別居」の記事…

ハーブデトックス【ハーブデトックスとは何か】腸をリセットし血管のめぐりを改善する画期的な健康法【無痛分娩を考えている人へ】メリットとデメリット、硬膜外麻酔のリスク、僕の妻が体験した医療事故僕が家庭内別居になった理由(体験談)

特にハーブデトックスに関しては、直接問い合わせをいただいて、トレーナーをご紹介し、実際に取り組んでくださった方も複数いました。僕のブログが誰かの行動のきっかけになったというのは、うれしい驚きでした

この喜びを、ひとりでも多くの同世代のサラリーマンの方々に知っていただきたいです。そのためにも、僕がこれから成長していく過程をしっかりとここに記録し、皆さんの小さな道しるべになれたらと思います。

ブログ運営に関する記事をまとめました。こちら ↓ のボタンから飛ぶことができます。毎月の記録のほか、行き詰まったときの正直な気持ちなども書き留めています。

ブログ運営の記録まとめ

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