こんにちは!セサミンでアンチエイジングの、えいぷりおです!
ほうれん草の食べ方では「おひたし」が代表格だと思いますが、僕としては「ごま和え」がナンバーワンです。
ごまは栄養たっぷりな上に香りも抜群。ほうれん草との相性もばっちりです。
そんなほうれん草のごま和えの作り方をご紹介します。
ほうれん草のごま和えの材料
まずは、ほうれん草のごま和えの材料をご紹介します。
- ほうれん草 1把
- すりごま 大さじ3以上
- 砂糖 大さじ1.5くらい
- 醤油 大さじ1~1.5
ほうれん草は茹ですぎない!
ほうれん草を洗います。葉の表面の汚れと、根本の茎と茎の間に残った土などを落とします。
業務スーパーで140円で買ったほうれん草。緑色が濃くて、葉も分厚く、いい育ち具合です。
洗ったほうれん草を、鍋に沸かした湯で茹でていきます。
この時のポイントは「茹ですぎない」こと。鍋の種類や火加減によりますが、大まかな目安を言うと、
- 茎の部分 30秒
- さらに葉の部分 30秒
このように、計1分ほどの湯で時間で十分です。これ以上茹でてしまうと、葉も茎も歯ごたえがなくなり、風味も落ちてしまいます。
また、もう一つのポイントとしては、鍋に塩を入れておくことです。塩を入れることで、色鮮やかに茹で上げることができます。
ちょっと理屈っぽい話になりますが… 野菜の緑色は「クロロフィル」という色素の色です。この色素は内部にマグネシウムイオンを持っています。
【クロロフィル】葉緑素は「デトックス作用」と「造血作用」を持つスーパー色素茹でるとマグネシウムが溶け出してしまい、緑色の鮮やかさが失われてしまいます。
塩を加えておくと、塩=NaClが加水分解してカルシウムイオンが電離します。このカルシウムイオンが、野菜から溶け出したマグネシウムイオンの代わりとなって、クロロフィルの緑色を鮮やかに保つのです。
茎 → 葉の順番に茹でていく
さぁ、最初に固めの茎の部分から鍋に入れていきましょう。
30秒経ったら、葉の部分も鍋の湯に入れていきます。
火加減は中火くらい。沸騰した状態がキープされるくらいの火力です。
茹で上がったら冷水で色止め
茹で上がったら、すぐにザルに取り、流水で急冷します。こうすることで加熱が止まり、鮮やかな緑色を保つことができます。
このように冷水にさらして退色をふせぐことを「色止め」と言います。
しっかり絞って水っぽさをなくす
流水で冷やしたほうれん草を、ギュッと絞ります。
水っぽいと食感が損なわれてしまい、保存状態も悪くなるので、しっかり絞りましょう。
すりごまはたっぷり、醤油は少なめ
ほうれん草に和える、ごまダレを用意します。
材料には、すりごま 大さじ3、砂糖 大さじ1.5、醤油 大さじ1~1.5と書きましたが、まあてきとーです。
すりごまと砂糖が、ほぼ同じ色で分かりにくくてすみません。僕は白砂糖は使わず、北海道のてんさい糖を愛用しているのです。
てんさい糖はマイルドでコクがあって、ほんとオススメですよ。
すりごまは多ければ多いほど、おいしくなります。それに応じて自分好みで砂糖の量は調整してくださいね。
逆に、醤油はできるだけ少なめにします。
醤油は少しずつ加えて、こんな ↑ 風にペースト状になるくらいの量にとどめます。こうすることで、仕上がりが水っぽくならず、おいしくなります。
レシピによっては、みりんや顆粒だしを加える例もありますが、味がきつい感じになってしまうので、僕は使いません。すりごまの風味でシンプルに作った方が、おいしいですよ!
さらに絞ったほうれん草を和えて完成
ほうれん草は幅4~5センチくらいに切ります。
これを、先ほど用意したごまペーストで和えていきます。
ここでのポイントは、切ったほうれん草をダメ押しでもう一度ギュッと絞ることです。栄養まで絞り落としてしまうとよくないので、絶妙な力加減でお願いします。
ギュッと絞ったほうれん草を菜箸でほぐしながら、ごまペーストで和えて完成です。
香ばしい風味と彩りで弁当にもぴったり
ほうれん草のごま和えは、香ばしい風味と、鮮やかな緑色で、お弁当にもぴったりです。
お弁当での使用例については、こちら ↓ の記事をご覧ください。
【弁当男子】中年サラリーマンのお弁当! 「4色ルール」で栄養も彩りもコスパも最高です!えいぷりお的まとめ
ごまにはセサミンをはじめとする栄養素がたっぷり含まれているので、ぜひ日常的に摂取したい食材です。
僕がご紹介したほうれん草のごま和えは、すりごまを惜しげもなく使うので、ごまの栄養をしっかり摂ることができますよ。大さじ3と言わず、もっと大胆に入れていただいて大丈夫です。
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