こんにちは! ブロッコリー大好きの、えいぷりおです!
僕は、茹でたブロッコリーが「べちゃっ」と水っぽくなるのが許せません!
レストランでもよくあるのですが、ハンバーグの添え物のブロッコリーも、サラダバーのブロッコリーも、水っぽくて柔らかすぎることが多いのです。
「プロなんだから、ちゃんとしてよ! ブロッコリーさんが、かわいそうじゃん!!」
と叫びたくなります。
この水っぽくなる現象は、ほんのひと手間、ひと工夫で防ぐことができます。ちょうどいい歯ごたえの食感に仕上げるための、超簡単な方法をご紹介します。
ブロッコリーは電子レンジで火を通す
ブロッコリーは鍋で茹でるのも、もちろんいいのですが、僕は電子レンジを使っています。その理由は、
- 鍋に湯を沸かす時間を節約できる
- 茹ですぎる失敗がない
時短で、しかも失敗しにくいというのは、僕たち中年サラリーマンにとっては大事なポイントですよね。
また、鍋で茹でると栄養成分が湯に溶け出してしまうと言われますが、電子レンジだとその心配も少ないかもしれません。
まず、小房に切り分けます。
大きめの房は、さらに半分に切り分けます。その方が熱が入りやすいし、その後の調理もしやすいからです。「一口サイズ」を意識するといいでしょう。
ここには写っていませんが、茎の部分も、皮を厚くむいて短冊切りにし、一緒に加熱するといいでしょう。
切り分けたブロッコリーを耐熱ボールに入れます。
この際、僕はキッチンペーパーを下に敷きます。ブロッコリーを洗ったときの水分で、キッチンペーパーがほどよく湿った状態になります。
なんとなくこの方が、全体がちょうどいい感じで蒸らされる気がするのです。
こんなふうにラップをかけて、電子レンジで加熱します。何分加熱するかは、お手持ちの電子レンジの出力によるので、何度か試してみる必要があるかもしれません。
ちなみに僕の電子レンジの場合、800ワットで加熱時間は「2分」がちょうどいいです。
加熱しすぎると、柔らかくなりすぎてしまうので、注意しましょう。ほどよい歯ごたえに仕上がる加熱時間を探ってみてください。一度分かってしまえば、その後は何も考えずに加熱することができます。
火が通ったブロッコリーは水にさらさない
火が通ったブロッコリーを、水にさらしてはいけません。
ほうれん草などを茹でるときは、火が通りすぎて色が悪くなるのを防ぐために、すぐに水にさらします。「色止め」と言ったりします。
ですが、ブロッコリーは自然放熱で冷まします。
そうすることで、房の中の水分が蒸発しやすくなります。水にさらしてしまうと、房の中に水分が蒸発しなくなり、「べちゃっ」とした水っぽさの原因になってしまいます。
房の水分をキッチンペーパーで吸い取る
ブロッコリーが水っぽくなってしまう原因は、ふたつあります。
- 茹ですぎ
- 房に残った水分
ブロッコリーの房は、細かい花の集まりです。花の間の狭い隙間には、水分が吸い込まれて保持されてしまいます。「毛細管現象」ですね。
房の中にたまった水分はなかなか抜けず、水っぽさの原因になります。
先ほど説明したように、加熱した後は自然放熱で、できるだけ房の水分を蒸発させるのですが、それでも水分は残ってしまいます。
そこで、キッチンペーパーを使って、よりしっかり房の水分を吸い取ります。
このように、キッチンペーパーを3枚ほど重ね、加熱したてのブロッコリーを、房を下にして並べます。
すると、房の中に閉じ込められた水分が、あっという間にキッチンペーパーに吸い込まれていきます。
これでもう、ブロッコリーが水っぽくなることはありません。
この最後のひと手間が、ブロッコリーの食感を決めるのです。めんどくさがらずに、一度やってみてください。心地よい歯ごたえのブロッコリーを楽しむことができるでしょう。
いろんな料理に使ってね
ほどよく加熱して、房の水分を吸い取ったブロッコリーは、そのままサラダにするのはもちろん、炒めものにも役立ちます。
ブロッコリーを生の状態から炒めるのは、意外に火が通りにくいんですよね。
ここで紹介したように、あらかじめ加熱しておけば、炒めものに最後に加えて他の具材と合わせるだけで大丈夫。時短をしながら「シャキッ」とした食感に仕上げることができます。
えいぷりお的まとめ
ブロッコリーはビタミン豊富で色も形もきれいなので、お料理を楽しくしてくれる食材だと思います。
歯ごたえよくお料理して、おいしく食べてくださいね!
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