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【シンガーソングライター】櫻さん -カラオケバトルの歌声が僕の心に刺さった理由

こんにちは! ポップスは普段あまり聴かない、えいぷりおです!

いつもはクラシック音楽ばかり聴いている僕ですが、たまたまテレビで耳にしたシンガーソングライターの歌声に心を奪われてしまいました。

彼女の名前は「櫻(さくら)」さん。歌ったのは徳永英明の名曲「レイニー・ブルー」。

2018年8月1日にテレビ東京系で放送された「THEカラオケ★バトル」という番組。11組の歌手がカラオケで点数を競う中、4番目に登場した櫻さんは残念ながら予選で敗退してしまいました。

でも僕の心には圧倒的に彼女の声が響いたのです。

今はまだ無名に近いシンガーかもしれません。でもこれからの彼女を陰ながら応援したいと思い、ここに書き留めます。

シンガーソングライター櫻さんの歌声

四の五の言う前に、櫻さんの歌声を聴いてほしい。

誰かがTwitterに上げていたTV番組の再撮。

そして、彼女の公式youtube channelから「櫻の花」

一瞬で心をつかむ声。ダイレクトに腹の底に響いてくる。

なぜ櫻さんの声は、こんなにも僕を虜にしたのか。

彼女のこれまでの歩みを知って、その理由が少し分かった気がしました。

櫻さんのプロフィール

  • 名前 櫻
  • 本名 水口さくら
  • 生年月日 1985年3月25日
  • 出身地 福岡県北九州市

櫻さんの公式HPやyoutube channelによると、

彼女は1995年の阪神淡路大震災でお父さんを亡くしています。当時10歳。

彼女のお父さんがなぜ神戸の震災に巻き込まれてしまったのか、詳しい事情は分かりません。

10歳の少女にとって、どれほどのショックだったか。

そして、2011年の東日本大震災でお母さんも亡くしています。お母さんはがんを患った身体で現地にボランティアに行き、その帰宅途中に亡くなったそうです。

お母さんはなぜ病身を押してまで震災地のボランティアに駆けつけたのか。16年前の震災で夫を亡くしたことが関係しているのでしょうか。

最愛のお母さんへの思いを綴ったのが、先ほど紹介した「櫻の花」というバラードでした

言葉に尽くせない思いが歌声からあふれています。

参考 top櫻 -sakura- official web名

ご縁シンガー

櫻さんはテレビ番組の中で自分のことを「ご縁シンガー」と呼んでいました。

シンガーとして伸び悩んでいた2014年に訪れたニューヨーク。

ミュージカル「ライン・キング」を観た後、感動のあまり「Can you feel the love tonight」を劇場の前でアカペラで歌っていた。その姿がアポロ・シアターの関係者の目にとまり声をかけられたという。

すごいご縁!

彼女はアポロ・シアターの「アマチュアナイト」に出演するチャンスを得て、会場を埋め尽くす観客に喝采を浴びたそうです。

その後も、そういった不思議なご縁に恵まれてきたと。

これは僕の想像ですが、10歳でお父さんを亡くした後、彼女はきっとたくさんの苦労を経験してきたと思います。

そんな境遇の中で、女手一つで育ててくれたお母さんへの思い、そして助けてくれたたくさんの人たちへの感謝の気持ちを、心に育んできたのではないでしょうか。

僕はほんの短い時間、テレビを通じて櫻さんに触れただけですが、人を惹きつける何とも言えないオーラを感じました

今回の番組では予選敗退という結果でしたが、きっと多くの人の心に彼女の歌声は響いたはずです。

櫻さんにはこれからも素晴らしいご縁があると僕は信じています。

櫻さんのブログから「スターフライヤーの神対応」

櫻さんの公式ブログが大きな話題になったことがありました。2017年3月31日付けの「スターフライヤーの神対応」という記事。

お母さんの7回忌のために遺影と位牌を持って飛行機に乗り込んだときの、CAさんの涙の出るような優しい対応を綴った文章。

Twitterなどで拡散され、様々なメディアでも取り上げられたそうです。

この文章を呼んでいても、櫻さんがいいご縁を引きつける人であることが分かります。

参考 スターフライヤーの神対応櫻の花 櫻-sakura- Official Blog

えいぷりお的まとめ

今回僕が見たテレビ番組は、コンピューターで歌を採点して勝敗を決めるものでした。

櫻さんの歌は、コンピューターには評価されませんでした。でも、それはむしろ名誉なことだと思ってほしいです。

コンピューターが採点できないところにこそ、僕たちの心を震わせる何かがある。

櫻さんの歌に、僕はその「何か」をたしかに感じ取りました。

彼女のyoutube channelには、まだ「櫻の花」1曲しかアップされていません。

これから先、1曲、また1曲と刻んでいってくれることを願っています。

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