こんにちは! 単身赴任で炊飯器を買うお金がない、えいぷりおです!
今まで、お米は炊飯器で炊くものと思い込んでいましたが、必要に迫られてお鍋で炊いてみたら、意外に簡単で、しかもふっくらおいしく炊けることを知りました。
おいしい冷凍保存の方法も合わせて、ご紹介します。
僕が東京から持ってきた鉄鍋
僕は単身赴任するにあたり、東京からこちら ↓ の鍋を持ってきました。
直径25センチもある、ごっつい鉄鍋です。
なぜこれを持ってきたかと言うと、東京の家のコンロが、IHクッキングヒーターになったからです。鉄鍋はIHでは使えないんです。
〔参考記事〕IHヒーターの魅力については、こちら ↓ をご覧ください。
【IHクッキングヒーター】ガスコンロより絶対いい! IHの9つのメリット 一人暮らしのキッチンは狭いですよね… 炊飯器を置くスペースがありません。そして僕には炊飯器を買うお金もありません…そこで、この鉄鍋でお米を炊くことにしたのです!
〔参考記事〕ワンルームの狭いキッチンを使いやすくする方法は、こちら ↓ をご覧ください。
【一人暮らしのキッチン】100均でそろえる!ワンルームの狭い台所を使いやすくする方法計量カップで米を測る 《1合は180ml》
1合のお米を測るカップがありますよね。僕はこれを持っていません。でも心配はいりませんよ。
普通の計量カップがあれば、1合のお米を測ることができます。また、計量カップがなくても、重さを測ることができれば、1合のお米を測ることができます。1合のお米の体積と重さを覚えておくと便利ですよ。
- お米1合の体積 = 180ml
- お米1合の重さ = 150g
僕は今回、お米3合を炊くことにしました。
お米を研ぐ方法
僕は東京では「無洗米」を使ってました。お米を研ぐのが面倒だったからです。
でも、生活費がギュウギュウに絞られている悲しき小遣い生活者の僕には、割高の無洗米を買うことができません。
家の近くの業務用スーパーで特売日に買ったコシヒカリは、なんと5キロ1500円! 激安です。
さあ、この米を研ぎましょう。
お米を研ぐ目的は、米の表面についている糠(ぬか)やホコリを取り除くことです。そのためには、水の中でかき混ぜるだけでは十分ではありません。
米を水に浸した後、水を切ってから研ぎます。こうすると、米粒の表面どうしがこすれて、しっかり研ぐことができるのです。
じゃこじゃこと20回くらい手を動かして、その後水を加えて、白くなった水を捨てます。これを2回くらい繰り返します。
研ぎすぎると表面の旨味まで流してしまうことになるので、加えた水がうっすらと白濁する程度まで研げばいいでしょう。
ポイントは、しっかり浸水させること
研いだ米を、水に浸します。これがとても重要なポイントとなります。
米は乾燥させた状態になっているので、しっかりと浸水することで、芯まで味わえるようになります。
浸水に要する時間は、季節によって異なります。
- 夏 30分くらい
- 春秋 45分くらい
- 冬 1時間くらい
そこそこ時間がかかりますね。この間に、他の料理を作ると、時間が有効活用できますよ。
しっかり浸水すると、透明がかっていた米が、こんな ↑ ふうに真っ白になります。
10分ちょっとで炊きあがる
浸水させれば、炊くのに時間はかかりません。
鍋にフタをして、中火にかけます。
沸騰するのを待ちます。沸騰すると、フタの隙間から湯気が吹き出してきます。
分かりにくくて、すみません。鍋とフタの隙間がブクブクしはじめて、湯気が吹き出します。
この状態で2分ほど。
その後、吹きこぼれない状態をキープするくらいになるよう、火を少し弱めます。
この状態で8~10分ほど。
さぁ、炊けたかな…? フタを開けてみましょう!
おお! ほどよく水分が飛んで、いい感じになっています。
もし、まだ水分が残っているようでしたら、再度フタをして追加加熱します。こうした経験を重ねると、ご自分の鍋とコンロに最適な時間が見えてきますよ。
10分ほど蒸すと完成!
ここで焦ってはいけません。最後の仕上げ「蒸らし」です。
一度フタを開けたので、中の温度が下がってしまっています。フタを閉めなおして、20秒ほど加熱を続けて、鍋の中の温度を高い状態に戻します。
そうしてから火を止めます。この状態で10分ほど蒸らせば、ふっくら、もちもちに炊きあがります。
炊きたてをいただきましょう!
お鍋で炊いたご飯、最高においしいですよ!
炊きたてを冷凍保存しよう
ここで油断をしてはいけません。お鍋には、炊飯器のような「保温モード」がありません。
炊きたてを、すぐに冷凍保存しましょう。
まずラップを敷きます。
ここに、お茶碗1杯分のご飯を乗せます。
ラップでご飯を包んでいきます。
こうやって…
こうやったら、できあがり!
3合のお米を炊いて、炊きたてをお茶碗2杯分食べて、残りをラップに包みました。
そうしたら、5つになりました。3合のお米は、お茶碗7杯分くらいのようです(僕の基準)。
こうして包んだら、あつあつのうちに、冷凍庫に入れてしまいます。
熱い状態のものを入れるので、冷凍庫には負担がかかるかもしれませんが、このように一気に冷凍した方が、ご飯のおいしさが劣化しません。
食べるときには、電子レンジを使います。電子レンジのパワーにもよりますが、僕の700ワットの電子レンジの場合は…
- 1分加熱
- ラップをはがして茶碗に盛って
- あと40秒加熱
これで、炊きたての味をいただくことができますよ!
お弁当作りにも役立ちますよ。忙しい朝にもレンジでチンして、すぐにつめられます。お弁当での使用例は、こちら ↓ の記事をご覧ください。
【弁当男子】中年サラリーマンのお弁当! 「4色ルール」で栄養も彩りもコスパも最高です!ご飯1杯のお値段は…
ケチくさい話かもしれませんが、ご飯1杯のお値段を計算しておきます。悲しき小遣い生活者の悪いクセですね。
今回、僕は業務用スーパーで5キロ1500円という激安なコシヒカリを手に入れたので、これを元に計算してみます。
- お米3合 = 450グラム
- お米3合あたりのお値段 = 135円
- お茶碗1杯あたりのお値段 = 約20円
炊飯器を買わなければ、初期費用はかかりません。お茶碗1杯、たった20円でおいしいご飯がいただけるのです!
えいぷりお的まとめ
炊飯器が当たり前になってしまった僕たち現代人は、お鍋で米が炊けることを忘れてしまっています。
でも、一度トライしてみてください。炊飯器よりも、むしろおいしいご飯が炊けることに、びっくりすると思いますよ。
僕の場合は、キッチンが狭くて炊飯器が置けない、お金がなくて炊飯器が買えない… という情けない理由で仕方なくやってみたわけですが、お鍋で炊くご飯のおいしさは大きな発見でしたよ!
こちら ↓ のボタンから、「中年サラリーマンの料理」についてジャンルごとに分かりやすく整理したまとめページに飛ぶことができます。