こんにちは! IHクッキングヒーター使用歴2年の、えいぷりおです。
宣言!! 今日はIHを全力でオススメさせていただきます!
ガスコンロを15年以上使ってきた僕が、つくづく「IHにして料理ライフが激変した~」と実感したメリットと理由を述べてまいります。
IHのメリット!
もう四の五の言いません。前置きなしでIHのメリットを列挙していきましょう。
掃除がとにかく楽!
これです。IH最大のメリットは。
とにかく掃除が楽すぎる!
このマイクロファイバーのクロスを水で固く絞って吹いてみてください。吹きこぼれが焦げ付いても一発でピカピカですよ。
ガスコンロ時代を思い出すと、まさに悪夢。掃除する気にならん! と後回しにしているうちに、取り返しがつかない状態になってしまうんですよね。
そんな経験のある方は、いますぐIHに変えてください! キッチンを爽やかな風が吹き抜けますよ~
壁も床もきれい!
ヒーターそのものの掃除が楽、ということに加えて、周囲(壁や床)の汚れがすごく少ないのも、大きなメリットです。
これ、あまり語られていませんが、僕の感覚ではコンロ周辺の汚れは、ガスに比べて100分の1くらいの印象です。
ガスコンロによる汚れの原因は「ガスの燃焼」にあると僕は考えています。調理による油の飛散よりも、燃焼ガスが壁や床を汚しているのです。
ガスコンロから半径2メートルくらいの範囲の壁や床が、油の薄い膜に覆われたように汚れているご家庭は多いのではないでしょうか? 薄汚れた壁と床は、部屋の雰囲気を暗くしてしまいます。
こういった汚れは調理油の飛散だけでは、ちょっと説明できないと思います。
IHを使うようになってからの2年間で、このような汚れはありません。ガスが燃焼していないのだから、当然ですよね。
もちろん調理油は飛びますよ。それは拭かなければなりません。でも燃焼ガスによる汚れは起こらないのです。
これは本当にいいですよ! キッチン周辺の壁と床が、グッと明るくなるのですから。
「上昇気流が生じないから油煙が換気されない」という説は気にしなくていい
ヒーター周辺の汚れについて付け加えておきます。
よくガス会社のウェブサイトなどに、IHのデメリットとして「上昇気流が生じないから油煙が換気されず、周囲が汚れやすい」と書かれています。
でも、僕の経験では、この説は気にする必要はありません。
油煙(ゆえん)とは、この場合、調理油が水蒸気と混じって煙のように立ちのぼる現象を指します。
確かに、ガスコンロは炎によって上昇気流が生まれるので、煙は換気扇に吸い込まれやすいかもしれません。
しかし、IH対応のレンジフードはとても優秀で、吸い上げる気流をうまく作り出してくれるのです。
「IHは油煙が換気されない」という説は、気にする必要はないと思いますよ。
実は、火力がすごーく強い!
IHを躊躇する人の多くは、「ガスに比べて火力が劣るのではないか」と考えているのではないでしょうか。
この心配は杞憂に終わるでしょう。実はガスよりIHの方が火力は強いのです。
IHのデメリットとして、中華鍋のような調理器具が使えないということはあります。
でも僕のような素人は、中華の鉄人・陳建一のように豪快に炎の先であおるような技は使わないので、問題ありません。
「IHは火力が弱い」という思い込みは、いったん忘れていただければと思います。
キッチンが暑くならない!
夏場に大きな差が出るのが、キッチンの温度です。
ガスコンロでの調理は、苦行のように暑くなりますよね。だからといって扇風機をつけるわけにいかないのが、つらいところです。
その点、IHは、ほとんど室温が上がりません。これは本当に快適なんです!
エネルギー効率が圧倒的!
室温の話の続きとなりますが…
ガスコンロで室温が上がってしまうのは、エネルギーのロスを意味しています。
ガスの燃焼エネルギーのうち調理器具を熱するのに使われているのは、50%程度とも言われています。残りのエネルギーによって室温が上昇しているのです。無駄すぎる!!
その点、IHはエネルギーの80%以上が調理器具に伝わると言われています。
エネルギーに無駄がないということは、ランニングコストにも無駄が出ないということです。
揚げ物の温度管理が完璧!
僕はガスコンロ時代、揚げ物はまったく作りませんでした。油の温度管理ができなかったからです。
でもIHは温度を指定すると正確にキープしてくれるので、揚げ物を楽しめるようになりました。
僕のような素人でも、唐揚げや天ぷらが楽しめるのです。
料理経験の少ない人ほど、IHを使ってほしいと思います。
タイマーが超便利!
IHならではの機能として「タイマー」があります。
長時間の煮込み料理などで、すごく便利なんですよ。
そして安全性の観点も見逃せません。
ガスコンロでも、音のするタイマーをセットしておくことはできます。ブザーが鳴ったら火を消せばいいですよね。でも、もし音を聞き逃したら… とか考えちゃいます。
複数の料理を同時進行で効率的にこなすには、便利で安全なタイマーは、強い味方になります。
火事にならない!
安全性については、ふたつのポイントがあります。
- 炎から着火する心配がない
- ガス漏れの心配がない
火事は家族の人生を破壊します。
そのリスクを少しでも減らしておく、というのは、とても大事なことだと僕は思うのです。
デメリットも一応書いておく
改めて断っておきますが、この記事は客観的でフェアなものではありません。
あくまで僕の一方的な主観に基づいて書かれています。
ですが、「僕の実感」という意味において、一切のウソはありません。IHメーカーの回し者でも何でもありません。
毎日料理をするひとりの中年男性として、IHがあまりに素晴らしいので、全力でプッシュした次第です。
ただ、プッシュするだけでは、いくらなんでも大人げないので、最後に「実際に使ってみて気付いたデメリット」を書いておきましょう。
- 初期コストがガスコンロより高い
- 出力の大きい家電を同時に使うと、たまにヒューズが飛ぶ
- 停電になると調理ができない
- 使えない調理器具がある
気なるランニングコストは?
ランニングコストは高くなるのか安くなるのか。IHを検討している方の多くにとって、気になるポイントでしょう。
僕の答えは「トントン、もしくはちょっと安い」です。
僕の家はオール電化ではなく、給湯はガスを使っています。
そこで、ガス料金と電気料金を以前と比較してみると、当たり前ですが、ガス料金が減って、電気料金が上がっています。合計では、ほとんど変わっていない印象です。
電気料金が思ったほど上がらず、全体として安くなる月もあります。
これはおそらく、僕が深夜に料理することが多いからです。深夜の電気料金は安くなるので、そのメリットが反映されているのです。
ですので、日中に料理する家庭で、電気料金がどうなるかは分かりません。
えいぷりお的まとめ
以上、鼻息も荒く、ひたすらIHの素晴らしさを語ってまいりました。
致命的なデメリットは見当たりませんし、ランニングコストはほとんど変わらないとなれば、IHに変えない理由はないでしょう!
ぜひあなたもIHを導入し、より快適で効率的なキッチンライフを楽しんでくださいね!
こちら ↓ のボタンから、「中年サラリーマンの料理」についてジャンルごとに分かりやすく整理したまとめページに飛ぶことができます。