こんにちは! 突然スマホが動かなくなり、数日間どん底に落ちていた、えいぷりおです!
スマホが故障したとき、本体そのものよりも、大切なデータのことが気になるのではないでしょうか。
家族と撮った写真や動画、子供の歌声をこっそり録った音声データなど、お金で買うことのできない大切なデータが消えてしまうのではないか…
これは大変なショックですよね。
そんなときは、すぐに信頼できる業者にデータ復旧を依頼してください!決して下手にいじってはいけません! データ復旧できる確率が低くなってしまいます。
今回は、専門業者「デジタルデータリカバリー」にデータ復旧を依頼した体験談をシェアします。
僕のスマホは突然動かなくなった
僕の愛用していたスマホが、先日突然動かなくなりました。
赤いボディで、かわいい子でした。
使いはじめて丸5年。auの端末として使っていたのは最初の2年間で、その後はカメラ+音声プレイヤーとして愛用していました。
ところが先日、突然電源が入らなくなり、充電もできなくなってしまいました。
何の前触れもなく、静かに息を引き取ったような感じでした。丸5年しっかり働いてくれて、天寿を全うしたのかもしれません。
SDカードのデータは自分で抽出できる
壊れた端末はHTCのもので、マイクロSDカードを差し込める仕様になっていました。ですので、写真は基本的にSDカードに記録されるように設定していました。
マイクロSDカードに記録されたデータは、端末から引き抜いてパソコンに差し込むことで、すべて救い出すことができました。
本体のデータは素人にはお手上げ
ところが、電源が入らなくなってしまった端末本体のデータには、一切アクセスできなくなってしまいました。
snow(スノウ)というアプリをご存じですか? 自撮りした顔に、うさぎちゃんの耳とかが勝手にくっついて撮影できる楽しいアプリです。
僕は転勤の直前に、幼い次女と一緒にsnowでたくさん撮影していました。僕にとっては、かわいい次女との大切な最後の(ちょっと大げさかもしれませんが…)思い出でした。
snowの撮影データは、SDカードではなく本体に保存されるよう設定されていました。およそ120枚の次女との記録を、僕は失ってしまったのです。
他にも、録音アプリで録った音声データ。これも本体に保存されていました。娘たちが歌っているのを内緒で録音した宝物の音源をはじめ、英会話レッスンで収録した音源などを聴くことができなくなってしまいました。
最大手のデジタルデータリカバリーに依頼
本当なら、異常に気付いた時点ですぐにデータ復旧の業者に依頼をすべきでした。
ところが僕は「そのうち電源が入るのではないか」と楽観していました。危機感なさすぎ!
約1週間経ってから、ことの重大性に気付いて業者に連絡をとりました。
僕が連絡したのは、データ復旧の最大手「デジタルデータリカバリー」でした。実績数が圧倒的に多く、優れたエンジニアを多数かかえていると思われたからです。
参考 データ復旧.comデジタルデータリカバリー トップページの下にある問い合わせフォームに入力すると、21時までならその日のうちに打ち返しの電話をしてきてくれます。なんとこの業者は、365日、24時間体制で受付の体制を整えているんです。
この迅速な対応の理由は、「1秒でも早ければ、その分データ復旧の可能性が高まる」からです。この姿勢が、データ復旧率96%という驚異の実績に結びついています。
一刻も早く! 迅速な対応がデータ復旧の成否を左右する
僕に折り返しの電話をしてきてくれた担当者は、動かなくなったスマホが1週間も放置されていたことを最大のネックと捉えているようでした。
それでも、できる限りのスピードで診断をしようということになり、次のような指示を受けました。
- 木曜日の夕方に電話でやり取り ←今ここ
- 木曜日の夜に着払いで端末を発送
- 土曜日の午前中に端末が業者に届く
- 土曜日の午後早い段階で診断結果を通知
電話で相談したのは木曜日の夕方でしたが、金曜日の最初の便に乗せるために、絶対に木曜日の夜のうちにコンビニに持ち込むよう指示されました。
土曜日の朝には入手して、一刻も早く診断。なんとしてもデータを救い出す! という気迫のようなものを感じました。
皆さんは、僕のように手元で放置してはいけませんよ! 一刻も早く専門家に相談してください。
初期診断まで無料でやってくれる
デジタルデータリカバリーの場合、端末の送料(行きのみ)と通常3万円かかるとされる初期診断を業者負担でやってくれます。
依頼者は詳細な状況説明を受けてから、実際に依頼するかどうかを決定することができます。
僕が非常に好感を持ったのは、最初の電話で費用について正確な説明をしてくれたことでした。
- 依頼した場合、最低でも3万円はかかる
- データ量ではなく作業の難易度に応じて料金が決まる
- 難易度が高ければ数十万円になるケースもある
- 依頼しない場合、端末の返送料は依頼者の負担となる
3万円より安い料金を期待するのであれば、別の業者をあたってほしいと率直に言われました。このように最初の段階で正確な説明をしてくれたので、気持ちよく初期診断を任せる気持ちになれました。
データ復旧の費用は最低3万円~数十万円のケースも
約束通り、土曜日のお昼すぎに診断の状況を伝える電話が入りました。
伝えられたのは、次のような内容でした。
- 予想以上に端末の状態が悪く、正確な診断にもう少し時間がかかる
- 充電池の問題ではなく、基盤の故障が原因
- 難易度によっては数十万円になる可能性がある
やはり、初期対応が遅れたことが響いているようでした。かなり苦戦している様子が分かりました。
数時間後に再度電話がかかってきました。
- 基盤の故障の問題をクリアして、データ復旧できる可能性が高くなった
- 料金は7万円+消費税
- 結果的にデータの一部に破損があった場合は2万円減額(5万円+消費税)
7万円… これは悩ましい金額でした。
正式に依頼するかどうか、こちらの判断を尊重してくれる
僕としては5万円なら依頼しようと考えていたのです。5万円なら、3年間の単身赴任生活の中で、月々1500円ずつ積み立てれば支払える金額だったからです。
でも7万円はかなり厳しいというのが正直なところでした。そこで率直に相談してみました。担当者は検討した上で、次のような回答をしてきました。
「すべてのデータが抽出できるかどうか保障はできませんが、5万円で受けることにしましょう」
つまり、彼らは成功報酬としての2万円はあきらめる。その代わり、僕はすべてのデータが復旧できないかもしれないというリスクを負う。そういう提案でした。
胃が痛くなるような交渉でしたが、僕はその提案を受け入れて、正式に復旧作業の依頼をしました。
その日の夕方、担当者から3度目の電話が入り、次のように告げられました。
- 録音アプリの音声データは復旧のメドが立った
- しかしsnowの画像データは破損が激しく、厳しい状況
恐れていたことが起こってしまいました。
僕としてはここで簡単に折れるわけにはいかないので、食い下がりました。
「5万円を支払う決断をした以上、もう少し粘ってほしい。Androidのsnowアプリの特性をもう一度確認して、他のアプローチで試してみてほしい」
エンジニアからも別のアプローチがありそうだという新たな提案が示され、作業を継続してもらうことになりました。
もうここまで来たら、エンジニアを信じて、祈るような気持ちでした。
そして翌日、日曜日のお昼すぎに4度目の電話が入りました。
「snowの画像データも抽出することができました!」
うお~!!! 頑張ってくれたんだなぁ!
このようにして、無事、求めていたデータは救出されたのでした。
明確な説明で納得感がある
僕が今回、デジタルデータリカバリーに依頼しての感想は、
常に細やかで正確な説明をしてくれる。
ということでした。
そして、その大前提として、
依頼者の大切なデータを守る!
という心意気を強く感じました。
5万円という金額が高いのか安いのか、それは簡単な問いではありません。
ですが「納得感がある」ということは確かでした。
大切なデータを失わないためのバックアップ
大切なデータが入った端末が動かなくなってしまうと、データ復旧に多額の費用がかかりますし、場合によっては復旧できない可能性もあります。
こうした事態を避けるには、常にバックアップをとっておくことが重要です。
写真のデータでしたら、googleフォトのクラウドサービスが強力な助っ人になってくれます。撮影した写真が、常にクラウドにアップロードされるように設定しておけば、端末が壊れてもデータは消えません。
しかもアップロードのサイズを「高画質」に設定しておけば、無料かつ容量無制限で使うことができるのです。
僕が今回失敗したように、スマホカメラ以外のsnowのようなアプリで撮影した画像や、録音した音声データも、クラウドに同期するように設定しておけば安心ですよね。
スマホだけでなく、パソコンのデータも同様です。
備えあれば憂いなしです。二度と手に入らないプライスレスなデータは、常にバックアップをとるよう意識しましょう。
えいぷりお的まとめ
単身赴任で生活費が苦しいのに、データ復旧で5万円… 高い勉強代となりました。
これを機にバックアップ体制を見直し、安心できる状態を作りたいと思いました。
皆さんの参考になれば幸いです。