【コラム】経済評論家・三橋貴明氏の10代妻DV逮捕の真相とは ― 前妻・さかき漣さんのツイートは何を意味するのか? | げんきリズム
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【コラム】経済評論家・三橋貴明氏の10代妻DV逮捕の真相とは ― 前妻・さかき漣さんのツイートは何を意味するのか?

皆さん、お元気ですか? 妻から日々モラハラを受けている、えいぷりおです。えっへん!

今回の話題は、夫婦間に起こった問題ということで、ちょっと他人事とは思えないところがあり、取り上げることにしました。

2018年1月7日、経済評論家・三橋貴明(みつはし・たかあき)氏が10代の妻に暴行をはたらいて逮捕されたとの記事が大手新聞各紙に掲載されました。

実を言いますと、僕は三橋氏のマクロ経済の捉え方に共感するところがあって、著作もいくつか読んでいました。だから、第一報に触れた時には正直ショックを受けました。

実際に何があったのかは、当人たちにしか分かりません。できたら、ただの誤認逮捕であってほしいという思いもありました。ですが、現段階で上がってきた情報を見ると、三橋氏の心の闇を感じてしまうのです。

2018年1月8日の朝日新聞の記事

報じられたのは、この短い記事です。

経済評論家の三橋貴明容疑者を逮捕 妻殴るなどした疑い
2018年1月7日17時35分
妻を殴るなどしてけがをさせたとして、警視庁が経済評論家の三橋貴明(本名・中村貴司)容疑者(48)=東京都港区港南4目=を傷害の疑いで6日に逮捕していたことが、同庁への取材でわかった。容疑を否認しているという。

高輪署によると、逮捕容疑は5日午後7~9時ごろ、自宅で10代の妻を転倒させて腕にかみついたり、顔を平手で殴ったりして約1週間のけがを負わせたというもの。口論が発端になったといい、妻が110番通報して発覚した。

三橋容疑者は2010年の参院選比例区に自民党から出馬し、落選した。
(引用:朝日新聞デジタル

まず注目しなければならないのは、「任意の事情聴取」ではなく「逮捕」されている、という点です。これは、かなり暴力の程度がひどかったことを物語っています。ちょっとした夫婦喧嘩くらいであれば逮捕されることはないでしょう。若い奥さんは、相当な恐怖を感じて110番通報したのではないでしょうか。

ただ僕は、三橋氏が「容疑を否認している」と書かれていたこともあって、嘘であってほしい、という思いがありました。

三橋貴明氏のマクロ経済論とは

今回の事件の本質からちょっと離れますが、三橋氏の訴えていたマクロ経済の考え方について少し触れておきます。

と言いましても、僕は経済についてはまったくの素人です。ですので、これはあくまで、僕がこれまでに見聞きした彼の著作やコメントから、勝手に解釈したものとお考えください。

まず学歴ですが、東京都立大学の経済学部を出ています。経済学者を目指したわけではないようで、むしろ「経済学」を非現実的な学問として非難する立場に立つことになります。

卒業後は確かIBMなどの外資系企業で仕事をし、その後、中小企業診断士として独立。その診断のテクニックを使って国家財政を分析したネット上の投稿が注目を集めます。それが書籍化されベストセラーとなったことが、彼の言論界へのデビューとなりました。2007年に発行されたこの本です。

もともとは安倍晋三氏を応援する立場に立ち、2010年の参院選には自民党の候補として出馬しています(落選)。第2次安倍政権が発足しアベノミクス「三本の矢」が打ち出された際にも、強い支持を表明しました。

しかし2014年の消費税増税を機に緊縮財政に入ってしまった安倍政権を厳しく批判するようになります。

彼の主張には強い一貫性がありました。それは20年も日本を苦しめてきたデフレの正体は「総需要の不足である」と明確に定義し、デフレを脱却するためには、需要の拡大を促す財政出動が必要不可欠だ、とするものでした。

これは、金融緩和に重きを置く「リフレ派」と呼ばれる経済学者たちと一線を画すもので、三橋氏と同じ立場をとる人はごく少数でした。

リフレ派の論客が、財政出動の少なさに明確な批判をできないのに対して、彼は孤軍奮闘するような形で緊縮財政をあらゆる面で厳しく批判し続けてきました。

さらに、日本政府の財務状況には何も問題がないことを明らかにし、プラマリーバランス黒字化目標がある限り、国民を守り豊かにする政策は打つことができないと主張しました。

ここまで踏み込んで緊縮財政を批判し続けた人は他にいなかったように思います。

もうひとつ、彼の持論に筋が通っていたのは、常に「国家の安全保障」が根底にあった点でした。脱原発に対する批判も、TPPに対する批判も、規制緩和に対する批判も、移民受け入れに対する批判も、すべて一貫して安全保障に根差していました。

もちろん敵も多く、「右翼」「ネトウヨ」「時代遅れのケインズ主義者」などと、猛烈に叩かれてもいました。

僕個人としては、すべてにおいて意見が一致しているわけではありませんが、思想が一貫してぶれることがない点は、評価すべきものだと思っていました。経済とは「経世済民(けいせいさいみん)」。つまり「世を經(おさ)め、民を濟(すく)う」ことなのだ、という原点を、三橋氏は持っていたと僕は感じていたのです。

ちょっと長くなってしまいましたが、だからこそ、今回の事件が間違いであってほしいと願っていました。

ですが、やはり妻への暴行は事実でした。

三橋氏のブログに見るDVの片りん

1月8日になって、釈放された三橋氏がブログを更新しました。「お詫びと腑に落ちない件について」と題したそのブログ記事で、彼は何を主張したのでしょうか。

冒頭、三橋氏なりの真相が語られます。激しい夫婦喧嘩があったこと。その際、妻からきつい言葉をぶつけられ、カッとなって妻の左ほほを平手打ちしてしまったこと。そのことに対する後悔と反省と謝罪がつづられています。

ここで一つ目の違和感。それは彼が「夫婦喧嘩」と表現していたこと。夫婦喧嘩とDV=暴力では、わけが違います。三橋氏は180センチを超える大男だと聞いています。その大男が30歳近くも年下の妻に暴力をふるうというのは、決して夫婦喧嘩などではなく犯罪です。

もう一つの違和感は、「平手打ち一発」しかしていないかのように書いていること。報道には、妻を転倒させ、かみつき、殴ったと書かれています。任意の事情聴取ではなく逮捕されていることを考えると、暴力は平手打ち一発ではなかったはずです。

ブログには続いて、この出来事がマスコミによって大きく取り上げられたことへの違和感が語られます。「わたくし共の『夫婦喧嘩』が、それほど凄い事件なのでしょうか」と。

この認識の甘さにも違和感が。ベストセラー作家でテレビやラジオに出ている著名人であれば、暴行容疑での逮捕はニュースになってもおかしくありません。

そして極め付けが最後の下り。さすがの僕も、「ちょっと、ちょっとちょっと!」と叫んでしまいました。

釈放され、高輪署の外に出ると、報道陣の大群に囲まれ、

「三橋さん、○○なんですか!?」
「奥様とは、これからどうされるんですか!?」

等々の「例の質問攻め」に会い、基本的に無視していたのですが、あまりにもしつこいので、最後に、

「マスコミの連中にこれだけ言ってやる! くそくらえ!」

と、中指を立てて追い払いました。
こう言っては何ですか、そんなに目くじら立てて追っかけるようなネタかよ!(でも、マスコミのテレビカメラの前で「くそくらえ」と、できたのは、少し気持ちよかった)

そうすると、アナウンサーが、

「はい、三橋さんがくそくらえ!と叫んで去っていきました」

とか、何とか言っていた。何なんだ、お前らは・・・。
(引用:新世紀のビッグブラザーへ

この態度、ほぼ100%全員がドン引きでしょう。彼が10年間で重ねてきた言論活動がすべてシラケて見えてしまうくらいに、人格の問題をさらけ出してしまった気がします。

直観的に、「あー… この人、日常的にDVやってるな。そして、これからも繰り返すな」と感じずにはいられませんでした。

しかも、自分が普段お世話になっているマスコミを相手に「くそくらえ!」など、あまりに短絡的と言わざるを得ません。

実は、ここに垣間見える彼の「カッとなる」性質こそが、DVを生んでいるのではないかと思い至るのでした。

前妻・さかき漣さんとの間にも囁かれるDV

僕は三橋氏のプライベートには興味ないのですが、今回のことでいくつか知ることになりました。

どうやら三橋氏は3回目の結婚であるということ。1人目の妻については分かりませんが、2人目の妻は「さかき漣(れん)」さんという作家さんだそうです。

2015年に出されたこの本は、三橋氏が監修を務めています。高橋是清の経済政策をモチーフにしたファンタジーのようで、おそらく経済的な側面をサポートしたのでしょう。

気になったのは、さかき漣さんがブログやツイッターで、ちょっと気になる書き込みをしているのです。

その一つが、2016年8月3日にブログに書かれた「わりとの大怪我から、いちおう生還してまいりました」というタイトルの記事。

無数のガラス片が突き刺さるなどして、下肢全体と二の腕に計30弱の傷を負ってしまいました・・・
特に大きい傷に関しては、中からガラス片を洗い流して、ぱっくり開いた切創を縫合したため、なんだかフランケンシュタインかブラックジャックみたいになってます。。。
しかも私、体調不良の続いていたせいか出血の止まるのが遅く、異常に多く出血してしまって、我ながら真っ青でしたわ。
(引用:Ren Sakaki Official Website

この大けがが、実は三橋氏のDVによるものなのではないかと、ネット上では囁かれているのです。真相は分かりません。でも、もし事実だとしたら、「夫婦喧嘩でした~」ですまされる話ではなくなってきます。

ひとつ言えることは、このケガのあと、三橋氏とさかき漣さんは離婚している、ということです。

元夫の逮捕を知ってつぶやいた意味深なツイート

このガラスのケガの一件が元夫のDVによるものなのかどうかは推測の域を出ません。ですが、三橋氏逮捕の報道が出た日の深夜に、さかき漣さんは非常に意味深なツイートをしているのです。


これは、自分のブログの過去記事を紹介するツイートです。2015年6月28日に書かれた「なぜDV被害者は加害者から逃げられないのか」という記事。

これ、是非とも読んでいただきたい。DVの構造、モラル・ハラスメントのからくりが、当事者にしか書けない差し迫ったリアリティを交えて綴られています。例えば、この一文。

「最初から彼は、打算のみで自分に近づき、自分を利用し尽くそうとしたに過ぎなかったのだ」と心底から思い知るとき、初めて、洗脳からの脱却の第一歩が印されるのだと思う。(しかし、その悲惨な事実に気づくためには、被害者側の、取り返しのつかないほど甚大な被害の存在が必要不可欠なのだが。)
それでも、まだ第一歩に過ぎない。ここからが本当の、苦渋の道程の始まりである。今後、果てしなく度重なる「感情の揺り戻し」と「PTSD」と戦うことになるからだ。
(引用:Ren Sakaki Official Website

これが書かれた数日前にも「DV加害者の二枚舌と“共犯者の存在”」という投稿がありました。ここにも慄然とするような描写が。

DVや虐待の意味するところは、「家庭内のいざこざ」というよりも「殺人未遂」という方がより真実に近い。一部のひとが“勘違い”しているような、「痴話喧嘩」「しつけが行き過ぎた」などでは断じてないだろう。つまり、「三年間にわたりDVを受けた人」とは、「1095日もの間、毎日、人殺しによっていたぶられてきたが、たまたま死ななかった人」とも言えるのだ。

(中略)

そして鬱積が最高潮になった状態で、彼は帰宅する。するとそこには、自分の飼い犬(つまりは餌も寝床も生殺与奪の権さえも自分が握っている生き物)が“いる”ではないか。密室であり傍観者は誰もいない今、彼は、本日のすべての鬱憤を弱者にぶつける・・・
さて数時間後、彼の気持ちは晴れやかだ! 目の前にはボロ雑巾のような生き物が横たわっているが、水と餌を与えておけば明日にも治っているだろう、と彼は考える。
(引用:Ren Sakaki Official Website

元夫が逮捕されたその夜に「このブログ記事を読んでほしい」と、そっとつぶやいた彼女の真意はどこにあるのか。僕は元夫によるかつてのモラル・ハラスメント、DVのことを知ってほしいという、彼女の声なき叫びなのではないかと鳥肌が立ったのです。

もちろん、さかき漣さんの今回のツイートが、ただの偶然という可能性もあります。今の奥さんとの今回の件も、よくある夫婦喧嘩をきっかけに、若くて幼い奥さんがヒステリックに騒いでしまった、ということに過ぎないのかもしれません。

夫婦のことは、本当に他人には分かりませんね… 不当な暴力が行われていなかったことを、そして今後も起こることがないよう、ただただ願うばかりです。

三橋氏には活躍してもらいたいからこそ…

三橋氏は自らのブログで妻への暴行を認めて謝罪を重ねたたものの、その言葉の端々に人格の問題点を感じさせました。

このままでは、評論家としての信頼は元通りにはならないでしょう。少なくとも僕は彼の人間性に疑問を感じずにはいられません。

僕は彼は稀有な論客と考えていただけに、どうしても他人事とは思えないのです。僕にも妻をモラル・ハラスメントで追い詰め、苦しめてしてしまった過去があるからです。

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そんな自分から脱するのは簡単な道のりではありません。でも向き合わなければ、これからも同じことを必ず繰り返してしまうことになるでしょう。

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