【クラシック音楽】涙が止まらない… 感動的な「胸キュンの曲」おすすめ5選 | げんきリズム
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【クラシック音楽】涙が止まらない… 感動的な「胸キュンの曲」おすすめ5選

こんにちは! いつも感動を求めてさまよっている、えいぷりおです。

あなたは最近、感動して涙があふれたことって、ありますか?

ストレスだらけの現代社会、身も心もカサカサの僕たちにとって、やっぱり「感動できる瞬間」って大切ですよね。涙腺は決壊するときを待っています。

クラシック音楽には、そんな僕たちの琴線に触れる「胸キュンの曲」がたくさんあります。今回も僕の独断と偏見で、5曲を選ばせていただきます。

チャイコフスキー作曲 弦楽セレナード から第1楽章

もう10年以上前になると思いますが、「オー人事、オー人事」というCMで使われて、多くの人の耳に触れたことがありました。

人材派遣会社のCMで、「あり得ないけど、どこかにいそう」な社員の面白コントに、感動的なチャイコフスキーのメロディーがミスマッチ過ぎて笑いを誘う、センスあふれるものでした。

作曲したのは、ロシアのピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(1840~1893)究極のメロディ・メーカーで、「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」などの作品で多くの人から親しまれています。

弦楽セレナードも、最初の1音からグッとハートをつかまれます。これは名曲の証ですね。今回は有名な第1楽章をご紹介していますが、第2楽章のワルツも、第3楽章のエレジーも、第4楽章のフィナーレも素晴らしいので、ぜひ続けて聴いてみてください。特に第4楽章のラストで、最初のメロディーが再現されるところなど、涙が出そうになっちゃいますよ。

動画は、小澤征爾(1935~)指揮 サイトウ・キネン・オーケストラによる演奏。1992年に長野県松本市で「サイトウ・キネン・フェスティバル」が初めて開催されたとき放送です。

当時高校生だった僕は、日本が世界に誇るスタープレイヤーが集結したこのオーケストラに熱狂し、この番組のビデオを、すべてのカットを記憶するくらいに繰り返し見たものです。

演奏はもちろんのこと、NHKによる撮影は本当に素晴らしく、欧米のプロダクションよりも映像のセンスは優れていると断言できます。

この素晴らしい記録を、ぜひご覧ください(0分30秒から再生されます)。

 

CDは名盤中の名盤、ヘルベルト・フォン・カラヤン(1908~1989)指揮、ベルリン・フィルの演奏をおすすめします。他の演奏も色々と聴いてきましたが、やはりこれを超える演奏はなかなか現れそうにありません。

ボロディン作曲 弦楽四重奏曲 第2番から第3楽章

続いては、室内楽を。ロシアの作曲家、アレクサンドル・ボロディン(1833~1887)は、医者であり、有機化学の学者としても多くの功績を残したという異色の存在です。

兼業だったため作品の数は多くありませんが、歌劇「イーゴリ公」や交響詩「中央アジアの平原にて」など、今も愛され続けている名曲がいくつかあります。

そんな名曲のひとつが、弦楽四重奏曲 第2番です。郷愁を誘う美しい旋律は、どこか懐かしい感じがして、ほろっと涙がこぼれそうになります。

中でも第3楽章は「ノクターン(夜想曲)」というタイトルがついていて、チェロの奏でる旋律は胸に迫るものがあります。

ご紹介する動画は、作曲者の名を冠したボロディン弦楽四重奏団による歴史的な名演奏です。ヴァレンティン・ベルリンスキーという素晴らしいチェロ奏者の音を堪能できます(今は別の奏者が後継者となっています)。

この動画は、13分20秒の第3楽章から再生されますが、ぜひ最初から聴いていただきたいです。第1楽章の冒頭のメロディも泣けますから!

 

CDは、現代を代表する名カルテット、エマーソン弦楽四重奏団をオススメします。1976年に結成されたアメリカの楽団で、なんとグラミー賞を6度も受賞しています。




マーラー作曲 交響曲 第5番から第4楽章「アダージェット」

グスタフ・マーラー(1860~1911)は、オーストリアのウィーンで活躍した作曲家、指揮者です。

彼は生前、ウィーン国立歌劇場とウィーン・フィルの指揮者に就任し、楽壇の頂点にのぼりつめましたが、作曲家としては必ずしも評価されなかったようです。

日本でマーラーが認知されるようになったのは、おそらく1980年代になってからだと思います。僕も中学時代くらいにレコード店で初めて名前を知りました。そして、初めて交響曲 第5番を聴いたときの衝撃は今も忘れられません。

第4楽章の「アダージェット」は、ハープと弦楽だけで奏でられる、あまりにも美しい楽章です。若く美しいアルマとの結婚が影響しているのでしょうか。静謐の中に、震えるような愛の告白を感じるのは僕だけではないと思います。

動画は、レナード・バーンスタイン(1918~1990)指揮、ウィーン・フィルによる映像記録です(1972年にウィーン学友協会で撮影)。

バーンスタインの音楽は魂の深いところに響きます。こんなにも愛に溢れた音楽を聴ける奇跡に、僕は涙を禁じえません。

アダージェットは10分ほどの楽章で、交響曲全体は70分もある大曲です。でも、ぜひぜひ最初から最後まで聴いてみていただきたいです。心震える瞬間が何度も訪れることでしょう(動画は44分44秒、第4楽章から再生されます)。

ブルッフ作曲 バイオリン協奏曲 第1番から第2楽章

ドイツ出身のマックス・ブルッフ(1838~1920)は、旋律の美しさが持ち味の作曲家です。今でも頻繁に演奏される彼の代表作が、バイオリン協奏曲 第1番です。

胸キュンなのは第2楽章です。僕はこのメロディを聴くと、雲一つない夕刻の大空に、一筋の飛行機雲が流れてゆく光景が心に浮かびます。

そんなイメージを僕に植え付けたのは、高校時代にテレビで見たイツァーク・パールマン(1945~)の来日公演でした。

なんて明るく伸びやかな音色なんだろう。なんて無垢で心洗われるような歌心なのだろう。パールマンの奏でる旋律は、大空に一直線の軌跡を描く飛行機雲のようでした。

青春時代の僕は、輝きながら飛翔するその旋律を仰ぎ見て、この作品を心に刻んだのでした。

ご紹介する動画は、四半世紀以上も前(1991年)のもので、映像も音もいい状態とは言えません。youtubeには、映像も音も、もっといい状態の新しい動画がたくさんアップされています。しかし、これ以上に美しい演奏を僕はいまだに発見できません。

パールマンはこの作品を演奏した後、アンコールとしてバッハの無伴奏を弾いてくれました。これも僕に忘れがたい感動を与えました。この曲については、こちらの記事もご覧ください。

動画は8分54秒の第2楽章から再生されますが、本当は3つの楽章すべてが切れ目なく演奏される曲です。哀愁に満ちた第1楽章、そして「飛翔」という言葉がぴったりな第3楽章も、ぜひお楽しみください。




ラフマニノフ作曲 ピアノ協奏曲 第2番

「感動の名曲」と言えば、やはりこの曲をはずすことはできないでしょう。

そもそも交響曲や協奏曲を、ある楽章だけを抜き出してご紹介するのはナンセンスだということは分かっていたのですが、これまでご紹介してきた作品の中には、そのような形をとったものも多くありました。

ですが、今回は約40分ある大曲を、特定の楽章を抜き出すのではなく、全体をご紹介することにしました。第1楽章にも、第2楽章にも、第3楽章にも、心をわしづかみにされるような感動的なメロディが満ち満ちているからです。

ドラマティックな曲調ゆえ、フィギュアスケートなどにも頻繁に使われているので、ほとんどの方がどこかで耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ(1873~1943)は、濃厚なロマンティシズムと重厚な和音を特徴とし、数々の名曲を残しました。

自身が当代随一の腕を誇るピアニストだったこともあり、ピアノ曲に優れたものが多くあります。中でも最大の成功をおさめ、ラフマニノフの代名詞ともなっているのが、ピアノ協奏曲 第2番です。ピアノの表現力の可能性が、すべて詰め込まれているような気さえします。

動画は、40代にして大巨匠への道を着実に歩み続けているエフゲーニ・キーシン(1971~)の、2014年のライブです。

キーシンの演奏を初めて聴いたのは、僕がまだ小学生のころでした。なんと彼がまだ12歳のときのライブ録音で、レコードジャケットには、まだあどけない少年の横顔が映っていました。

その演奏を聴いたときのショックは何と表現したらいいのか。瑞々しい歌心には天才としか言いようのないセンスがあふれていて、まったく違う世界の人であることが直観的に分かりました。自分と比べるのも変な話ですが、ピアノを練習する気力が持てなくなってしまったものです。

多くの天才少年が消えていったのに対して、キーシンはぶれることなく王道を歩み続けてきました。今や誰をも寄せ付けぬような領域に達しつつあります。

 

CDは名盤中の名盤をご紹介しておきましょう。ロシアの大巨匠、スヴャトスラフ・リヒテル(1915~1997)の1959年の録音です。古い録音ではありますが、ミキシングは完璧で、リヒテルの重厚な音色がクリアに響き、オーケストラのバランスも申し分ないものとなっています。永遠の名盤、人類の宝です。

えいぷりお的まとめ

完全に僕の主観でご紹介してきた5曲ですが、いかがだったでしょうか?

琴線に触れる名曲というのは、一人一人の記憶と結びついているものなのかもしれません。ですから、皆さん一人一人に、きっと忘れがたいメロディがあることと思います。

僕は、あなたがどんな曲に感動したかを知りたいですし、僕が感動した曲をあなたとシェアできたら、とてもうれしいです。

皆さんの心に、感動がもたらされますように。クラシック音楽って、本当に素敵ですよね。

クラシック音楽の記事について

子供のころから大好きだったクラシック音楽について書いてみることにしました。

様々な音楽ジャンルの中でも「敷居が高い」と敬遠されがちなクラシック音楽。分かりやすく口ずさめるポップスなどと違って、確かにクラシック音楽は複雑だったり長すぎたりと、ちょっととっつきにくい面があるかもしれません。

ですが、だからこそクラシック音楽は奥深いんです。その魅力を僕自身も再発見しながら書いていきたいです。

クラシック音楽の記事まとめ

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