【偏頭痛・緊張型頭痛】種類別の対処法、解消法まとめ

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頭痛には大きく分けて、偏頭痛と緊張型頭痛があります。このふたつの頭痛は、原因も治療法もまったく違います。その見極め方と治し方をお伝えします。

頭痛の種類

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頭痛には大きく分けて2つの種類があります。「偏頭痛」「緊張型頭痛」です。

このふたつは、起きるメカニズムが正反対なので、対処法もまったく違ってきます。最初の見極めを間違えると、かえって悪化させることになるので、注意が必要です。

そして、この二つとは違う種類の頭痛で、最近急増しているのが「第3の頭痛」と言われるものです。その名も「後頭神経痛」。現代人なら誰もがなる可能性のあるタイプの頭痛ですので、これも覚えておきましょう。

「偏頭痛」とは

「偏頭痛」の症状

偏頭痛の特徴的な症状は、「ズキンズキン」と、こめかみが脈打つような痛みです。症状が強いと、吐き気を伴います。前兆として、目がチカチカするなどの症状が数時間前から起こることがあります。

ちなみに、「片頭痛」と記載されることもあります。「片頭痛」は医学用語としての記載、「偏頭痛」は一般的な辞書などの記載で、どちらも同じ症状を指しています。

「偏頭痛」の原因

偏頭痛の起こるメカニズムは、詳しくは分かっていませんが、「血管が拡張して起こる」ことが原因と言われています。

また、偏頭痛は男性よりも女性に多く、女性ホルモンに関係していると考えられています。生理などのタイミングで女性ホルモンのバランスが崩れると、自律神経に影響し、血管の収縮・拡張のコントロールがうまくいかなくなって、偏頭痛が起こると言われています。

もうひとつ、偏頭痛を引き起こす要因として、天気の悪化(気圧の低下)が考えられます。これについては、次の記事を参考にしてください。
【頭痛と天気】低気圧によって起こる偏頭痛、予防とケアの方法

「偏頭痛」の解消法

「血管の拡張」が原因で起こっているので、「血管を収縮」させることが、偏頭痛を解消するポイントとなります。

冷やす

耳の穴から顔の方へ指1本分くらいの、触るとピクピクと脈打っているところを冷やします。また、こめかみや首筋に冷たいタオルや氷のうを当てます。そうすることで、拡張した血管が収縮して、偏頭痛が緩和されます。

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部屋を暗くして安静にする

偏頭痛では、光や音などの刺激に敏感になることがあります。部屋を暗くして、音のない静かな環境で休むことが応急対策法になります。

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カフェインをとる

お茶やコーヒーなどに含まれているカフェインには、血管を収縮させる作用があるので、偏頭痛の解消にも効果があると言われています。ただ、摂りすぎには気を付けてくださいね。

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はちまきを巻く

頭にはちまきを巻くことで、血管が圧迫されて血流が抑えられ、血管の拡張が緩和されます。

「偏頭痛」対策のサプリメント

マグネシウム

マグネシウムが不足すると、血管が拡張し偏頭痛の原因になるだけでなく、心筋梗塞など循環器系の疾患にもなりやすいと考えられています。カルシウムとバランスよく摂取することが重要で、カルシウムの所要量を1日600mgとするとマグネシウムは300mg必要となります。

サプリメントで補給したり、大豆製品(味噌、納豆、豆腐など)や緑黄色野菜(ほうれん草など)、のりやひじきなどマグネシウムを多く含んだ食材を、積極的に取り入れるようにしてみてください。

 

フィーバーフュー

ハーブの一種で古くから偏頭痛の予防に用いられてきました。ナツシロギクとも呼ばれるこのハーブは、欧米で古くから解熱剤として、または風邪や下痢、胃痛、虫刺されなどの症状にも利用されてきました。

※妊娠中や授乳中の方は摂取を控えるようにしてください。

 

ペパーミント

ペパーミントには血管収縮作用があります。爽快感のあるペパーミントのハーブティーは、偏頭痛の痛みを和らげてくれます。薬に頼りすぎず、こういったハーブティーを活用できるといいですね。

 

〔追記〕偏頭痛に特化した「ズツノンDr.」の効果

ここで紹介したマグネシウムやフィーバーフューをはじめ、3種類の西洋ハーブ、8種類の伝承温和漢を配合したサプリメントを発見しました。その名も「ズツノンDr.」。それがこちら↓です。


僕が実際に服用してみた体験談も、ぜひ参考にお読みください。
【頭痛】ズキズキする偏頭痛の対処法に自然素材サプリメント「ズツノンDr.」が効果的!(体験談)

「偏頭痛」のための薬

脳の血管の拡張を抑えるのが、「トリプタン製剤」です。ただし、これは市販されてはおらず、医師による処方が必要になります。なぜなら、頻繁に使用すると「薬物乱用性頭痛」を起こす恐れがあり、安易に使えるものではないからです。また、一般的な鎮痛剤で頭痛が収まらない場合、偏頭痛以外の重い病気である可能性もあるので、医師の診察を受けることが重要です。

「偏頭痛」予防のために避けたい食品

アルコール

アルコールには血管拡張作用のあるアセトアルデヒドが含まれていて、偏頭痛を悪化させる危険性があります。

ワイン

アルコールの中でも、ワインには血管を拡張させる作用の強いポリフェノールが多量に含まれていて、偏頭痛を誘発しやすいと考えられています。

チョコレート

チョコレートやココアなどカカオ製品には、チラミンという、血管を収縮させ、その後逆に拡張させてしまう物質が含まれています。

チーズ

チーズには、チョコレートと同じくチラミンが含まれており、さらに血管を拡張させるヒスタミンという成分も多く含まれています。

空腹後の急な食事

急激に血糖値が上がることによって、偏頭痛が誘発されることがあります。空腹を避けることが重要です。また、血糖値を上げる食品(糖分の高いものや炭水化物)を急に摂らないようにすることです。

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「緊張型頭痛」とは

「緊張型頭痛」の症状

緊張型頭痛の特徴的な症状は、頭の周りを何かで締め付けられているような鈍い痛みです。首や肩のコリを伴うことが多いのも特徴です。目も疲れやすく、フワフワしためまいが起こることもあります。

「緊張型頭痛」の原因

偏頭痛とは逆で、「血管の収縮」が原因となります。頭から首、肩にかけての筋肉が緊張し、血流が悪くなって疲労物質が筋肉にたまり、それが神経を刺激して頭痛を引き起こすと考えられています。

長時間のデスクワークなどで同じ姿勢をとり続けることや、心配事や不安などの精神的ストレスが原因となります。一度痛みが起こると、それが原因となって筋肉のこりや血流がますます悪くなり、頭痛が悪化するという悪循環が生まれます。

「緊張型頭痛」の解消法

「血管お収縮」が原因で起こっているので、「血管を拡張」させることが、緊張型頭痛を解消するポイントとなります。

お風呂

お風呂にゆっくり入ることで、体のコリをほぐすと同時に、心もリラックスさせることができます。目の上に温かい濡れタオルを置くことで、眼精疲労からくる頭痛もスッキリ解消することができます。

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ストレッチ

凝り固まった身体を適度なストレッチでほぐすことで、血流をよくすることができます。中でも脳と身体の架け橋となっている首の筋肉「胸鎖乳突筋」のストレッチは効果的です。こちらの記事を参考になさってください。
【胸鎖乳突筋ストレッチ】肩こり・首こり・自律神経失調症に3分ほぐして効く

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ツボマッサージ

これも血流を促すのが目的です。以下のようなツボを必要に応じてマッサージしてみてください。

・太陽(タイヨウ) 血液循環を良くする
・頭維(トウイ) 頭痛・眼精疲労からくる頭痛に
・百会(ヒャクエ) 脳の血行が促され、自律神経のバランスを整える
・風地(フウチ) 風邪の症状に効く
・肩井(ケンセイ) 首や肩のコリに効果
・外関(ガイカン) 気の流れを調節し代謝を高める
・曲地(キョクチ) 気の流れや自律神経の働きを調節する
・合谷(ゴウコク) あらゆるストレスや痛みに効く

親指の腹でやさしく押します。強さは、ほどよい刺激を感じる程度で、強すぎないように注意します。一押し3~5秒程度で、ゆっくり、やさしくマッサージします。

ツボについて、僕が愛読している本は「一目でわかる! 必ず見つかる! ホントのツボがちゃんと押せる本」です。詳しい写真がたくさん掲載されていて、ツボの正確な位置が分かりやすく解説されているんです。お手元に1冊、役立つと思いますよ。

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 水分補給

血流が悪くなっているので、常温の水を少量ずつゆっくり飲むことで、ドロドロになった血液の流れを改善することができます。

「第3の頭痛」とは

最近急増しているのが、「第3の頭痛」と呼ばれるもので、正式名称は「後頭神経痛」です。

「後頭神経痛」の症状

後頭神経痛(元サイズ)

出典:毎日新聞

耳の後ろが初めに痛くなります。痛みが鉢巻きのように横方向ではなく、後頭部から頭頂、頭の前の方へと縦に広がるのが特徴です。

ヒジをぶつけた時のような、「ビリッ」とした電気的な強い痛みが走るので、多くの患者は「頭の血管が切れた!」と、びっくりすると言います。偏頭痛や緊張型頭痛が、頭の奥の方に痛みを感じるのに対して、後頭神経痛は頭の表面に痛みが走ります。なので、皮膚の異常と感じて皮膚科に行ってしまう患者もいるそうです。

耳たぶの裏側から横に指をすべらせていくと、髪の生え際のあたりで骨の出っ張りに触れます。押さえると痛いので、分かりやすいと思います。大後頭神経はそこを通って上下に伸びています。

「後頭神経痛」の原因

一番の原因は、姿勢の悪さです。スマホ、ゲームのやり過ぎで、首が前方に曲がったままの状態を長く続けることが原因となっています。

診断は、脳の専門家の分野となります。痛む場所や痛みが縦に移動することなどから後頭神経痛と見当がつくので、脳腫瘍や変形性頸椎症などほかの病気ではないことを確認するためにMRI(磁気共鳴画像化装置)や頸椎X線検査をして、問題がなければ「後頭神経痛」の診断が確定されます。

「後頭神経痛」の解消法

温める

温かい濡れタオルなどで、後頭部の圧痛点を中心として、痛みの響く部分全体をそっと温めるとよいでしょう。熱すぎるとかえって刺激になるのでよくありません。温めることによって末梢神経に対する血流がよくなり、9割以上の人で痛みが減るそうです。逆に氷で冷やしたり、冷湿布をはったりすると、血管を収縮させ、神経に対する血流を減らすことになり、かえって悪化させてしまいます。

マッサージ

後頭部の圧痛点を、親指などでゆっくりマッサージすると、かなり改善します。2016年1月29日放送のNHK「あさいち」でも特集されていました。いちばん痛いところを親指でぐっと5秒ほど押して離す、また5秒ほど押して離すということを繰り返すと、即効性があります。

「後頭神経痛」のための薬

通常の消炎鎮痛薬や偏頭痛のための薬は効きません。三叉神経痛の特効薬であるカルバマゼピン(製品名:テグレトールなど)が有効ですが、医師による処方が必要になります。

おだいじになさってください

偏頭痛と緊張型頭痛では、対処が正反対だということが、お分かりいただけたと思います。しっかり見極めて、適切な対処をしてくださいね。

頭痛には重い病気が潜んでいる可能性もありますので、症状が重かったり長引いたりする場合は、必ず受診してください。

その際、「頭痛日記」というのをつけていると、大いに助けになります。アルコールを飲んだ時、寝すぎた時、雨が降った日は起こりやすい…など些細なことでもメモしておくと、医師の診断の精度が上がります。自分の頭痛の特徴を知ることにもつながります。

皆さんが、ご自分の頭痛と向き合って、症状を抑えながら、いい形で頭痛と付き合っていかれることを、応援しています。

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