【機能性低血糖症】 AKB48岡田奈々さんの告白

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僕は正直、AKB48にはそれほど興味がなかったのですが、先日行われた第8回選抜総選挙に関して、気になるニュースがあったので、少し触れてみることにします。

14位に入り、初めて選抜メンバー入りを果たした岡田奈々さん(18歳)が、「機能性低血糖症」であることを告白したというニュースです。

僕は岡田奈々さんのことは、これまでまったく知りませんでしたが、自分の長女と同じ病気を抱えていたということで、他人事と思えなかったのです。

岡田奈々さんはこんな人

岡田奈々アー写

(C) AKS

僕のような40代以上の世代にとって「岡田奈々」と言えば、この人をまず思い浮かべてしまうのではないでしょうか・・・

岡田奈々(スクールウォーズ)

1984~1985年に放送された名作ドラマ「スクールウォーズ」で、山下真司演じる泣き虫熱血教師の奥さん役をしていた女優さんです。大きな瞳が印象的な美しい方でした。

今話題になっている岡田奈々さんはというと・・・、ファンの方々からは怒られそうですが、僕はまったく存じ上げませんでした。

あ、でも、今思い返すと、このポスターは印象に残っていましたよ。

岡田奈々マクド

最寄り駅のマクドナルドに大きく掲示されていたこのポスター。憂いをたたえたような瞳がなんとなく印象に残っていて、後に選抜総選挙のニュースで病気を告白したという記事を見たときに、「あ、あのポスターの娘だ!」と、すぐに思い出しました。

「スクールウォーズ」の岡田奈々さんとはまったく違うタイプの美少女。もともとのロングヘアを今年4月にバッサリとショートカットにして、その魅力がより際立ったように思います。涼やかな目元と清潔感のあるあごのライン、細身でボーイッシュな雰囲気を醸し出しながら、色気も感じさせる18歳。

今回初めて岡田奈々さんのことを知って、こんな素敵な娘がいるんだ・・・と、改めてAKB48 の人材の豊富さに感心しました。

所属事務所 AKS
ニックネーム なぁちゃん
生年月日 1997年11月07日
出身地 神奈川県
(AKB48公式HPから引用)

この春高校を卒業したばかりの18歳で、AKBのオーディションに合格したのは2012年、14歳の時。中学3年生になったばかりの頃でしょうか。

選抜総選挙では、2013年は圏外、2014年は51位、2015年は29位、そして2016年には14位となり、念願の選抜メンバー入りを果たしました。

あれだけ多くのメンバーの中で、着実に人気を集め、結果を出すためには、どれほどの努力をしてきたのだろうと思います。「長所は何でもかんでもバカみたいに全力になれるところ」と自己分析しているように、真面目でがんばり屋さんという評価を周囲からも受けているようです。

今では、他の有力メンバーとともに「三銃士」と呼ばれ、週刊プレイボーイの最近に記事では、「AKBのピンチを救うのはこの3人だ」と、大々的に取り上げられるまでになっています。

岡田奈々さんの告白

そんな岡田奈々さんが、今年5月28日の公式ブログ上で、休養を宣言します。

「皆さんにお伝えしたいことがあります。
以前から体調があまり良くなく、少しの間お仕事をお休みさせていただくことにしました。
急な報告になりごめんなさい。
総選挙の前には、絶対に戻ってこれるように頑張ります。
それまで私を信じて少しの間待っていてください。」

(AKB48オフィシャルブログから引用)

ファンからは

「あんなに頑張っててファン想いななぁちゃんだけに心配だ 」

「ファン想いすぎるんだよな
気負いすぎてるというか精神的にやられちゃったんかね」

と心配する声があがっていました。

ところが、休養中の6月1日に発表された選抜総選挙の速報では、なんと暫定7位。「やっぱり私のファンの皆さんは最高すぎます…居場所を与えてくれてありがとう」とファンの支えに感謝したといいます。

休養宣言から19日後の6月16日、ブログを更新し、

「岡田奈々です!本物です!
実は、今日からSNSを再開できることになりました」

と復帰を報告。翌17日にはテレ朝の「ミュージックステーション」に生出演し、完全復帰。

そして、その翌日の6月18日。「第8回AKB48選抜総選挙」が開票され、岡田奈々さんは43,318票を獲得。14位となり、初めての選抜メンバー入りを果たしました。

彼女はスピーチの中で、こんな風に話しています。

岡田奈々選抜総選挙スピーチ

「私は機能性低血糖症と診断されました。そしてそこから摂食障害、過食嘔吐を引き起こしました。なかなか言えなくてごめんなさい。これを言ったら嫌われてしまうんじゃないかと思ってしまったけど、皆さんは私がいない間も、こうして目標である選抜まで押し上げてくれて、だから私も皆さんを信じて本当のことを言わないとなと思い、ここで言わせていただきました。」

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岡田奈々さんがかかった「機能性低血糖症」とは

僕は以前、「反応性低血糖症」についての記事をいくつか書きました。「機能性・・・」と「反応性・・・」は、同じ病気を指します。今回は、岡田奈々さんがスピーチで語った「機能性・・・」の名称で記事を書きますが、同じ病気のことを書いていると思ってください。

【反応性低血糖症の症状】「うつ傾向」「疲れやすい」は低血糖症の可能性が
【反応性低血糖症の治療】 食事の工夫と「低GI値」「低GL値」の食品

岡田奈々さんがかかった機能性低血糖症がどのような病気なのかについては、これらの記事に詳しく書かれていますので、ぜひ参考になさってください。

簡単に要旨だけをお伝えします。

・糖質を摂取すると、血糖値が急激に上昇
・それに伴いインスリンが大量に分泌される
・その結果血糖値が急降下
・低血糖状態になり心身に様々な症状が現れる
・代表的な症状は疲労感、めまい、うつなど
・治療の基本は食事療法
・血糖値を急激に上げない食材を中心に摂取

また、参考になるか分かりませんが、僕の高校生の長女も、実は最近になって反応性低血糖症と診断されました。その経緯についても更新していますので、よかったらご覧ください。
【反応性低血糖症の実例】僕の長女(高校生)の体験談・・・診断、処方、治療経過について

機能性低血糖症がもたらした摂食障害とは

摂食障害とは、精神疾患の一種で、大きく分けて「拒食症」と「過食症」に分類されます。

岡田奈々さんの場合は、「過食嘔吐」。食欲をコントロールできずに短時間に大量の食べ物を食べてしまい、食べすぎたぶんを吐き出してしまう病気です。激しい自己嫌悪からうつ病や自殺に発展する場合もあります。

機能性低血糖症が過食嘔吐を引き起こしたのか、逆に過食嘔吐が機能性低血糖症を引き起こしたのか、そうした因果関係に関しては専門家にも判断が難しいようです。そもそも、機能性低血糖症については、医療界でまだ十分に認知されておらず、知らない医師がほとんどと言っても過言ではありません。

僕の長女のケースと比較して

僕の長女は16歳、高校2年生です。ここ1~2年ほど、学校で猛烈な眠気で寝落ちしてしまったり、朝起きられないといった症状が続き、機能性低血糖症を診断できる医師に診察してもらいました。「糖負荷検査」という特殊な検査を行った結果、典型的な機能性低血糖症であるという診断結果が出ました。病名がはっきりしてよかったのと同時に、治療法の確立していない病気だということが、非常にショックでもありました。

長女のこれまでの様子を見ますと、ごはんを食べても、すぐに何かを食べたくなってしまう、というのが非常に特徴的でした。食事の後にデザートを食べすぎてしまったりするのです。食べ続けていないと血糖値を維持できず、フラフラになってしまうのだと言います。

ですが、その場しのぎで食べ続けることが実は症状を悪化させることになります。血糖値の急上昇→急降下という乱高下が繰り返され、自律神経はますます疲弊、心身はより不安定な方向に向かっていきます。

こうした僕の長女のケースを考えると、おそらく岡田奈々さんも、食後に血糖値が急降下してフラフラになるのを回避するために食べ続けざるを得なかったのではないかと想像します。

しかし岡田奈々さんは、僕の長女と違ってトップアイドル。しかも、真面目ながんばり屋さん。食べ過ぎてしまう自分が許せなくて、精神的に追い込まれ、嘔吐に走るという、地獄のようなサイクルに飲み込まれていた可能性があると思います。

あくまで僕の想像ですので、本当のことは分かりません。ですが、相当に苦しい状況であったことは間違いないと思います。

それだけに、たった19日の休養期間で復帰してこられたことは驚きです。そして、とても心配です。

選抜メンバーに入り、より注目される立場になった彼女が、今後も心身のバランスを保っていくのは、並大抵のことではないはずです。すさまじい精神的な重圧と戦う日々が待っていることでしょう。

適切な医療的サポートができる医師がそばにいることを祈るばかりです。そして、食事制限をともにしてくれる家族の存在と、ファンのあたたかい見守りが、彼女のこれからを支えることになるでしょう。

これからの岡田奈々さんを応援します

選抜総選挙直後にアップされたyoutubeの動画を見ました。SHOWROOMというAKBの独自企画でしょうか。自宅からの生配信で、ファンから書き込まれるメッセージに答えながら、素顔のトークを繰り広げるものでした。時代は変わりましたね・・・テレビの視聴率が低迷するわけです。

この中で、岡田奈々さんは、ほんの少しですが、病気に関連する発言をしています。

・卵などタンパク質をたくさん摂れと医師から指示
・おなかがふくれるように、炭酸水でも飲もうかな・・・
・糖質制限のためジュースはひかえている
・マクドナルド食べたいけど、我慢

これらの発言を聞くと、機能性低血糖症の治療としての食事管理としては、(2つめを除いて)正しい指導を受けていることが分かります。

タンパク質は低GI、低GLの食品で、血糖値の乱高下をさせにくいものです。逆に炭酸ジュースは糖質の塊のようなもので、血糖値の乱高下を引き起こすリスクが非常に高いので、摂取をひかえるのは正しい考えです。マクドナルドについては、ハンバーガーのバンズもフライドポテトも血糖値を急激に上げやすい炭水化物ですし、マックシェイクなどのデザート系は糖質の塊でNGです。そもそもマクドナルドのメニューに栄養的に優れたものはありませんので、我慢するのが妥当です。

まだ18歳。食べたい盛りです。食事という生きていく上での基本的な部分に制限がかかるのは、本当に辛いと思いますし、これからますます人気が出ることが予想され、重圧も高まっていくと思います。

ですが、大丈夫です。あなたには4万を超える票を入れてくれた、あたたかいファンがいます。僕も今回の記事を機に、ファンになりました。応援しています!

おだいじになさってください

岡田奈々さんは、病名が分かっただけ、よかったと考えることもできます。原因不明の心身の症状に悩まされ、精神科で薬漬けにされている人が、本当に多くいるのです。奈々さんが、正確な病名を知って適切な治療を受けていることを、喜びたいと思います。そして、同じように困っている人たちが、一人でも奈々さんのように正しい診断を受けられることを願っています。

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