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【L-アルギニン】血管を拡張して「めぐり」を改善! 腸をデトックする作用も

血管を拡張

こんにちは。えいぷりおです。

体と心の健康のために、僕はハーブデトックスという方法をおすすめしています。天然由来の有機ハーブ製品を摂取しながら、長期間の断食を行って、心身を解毒する健康法です。

前回の記事では、ファスティング(断食)の種類を紹介しました。

今回の記事では、ハーブデトックスで中心的な役割を担う、L-アルギニンというアミノ酸について詳しく解説します。

ハーブデトックスの関連記事として、次の6つの記事を書いています。

ハーブデトックスの全記事はこちら

L-アルギニンの作用

L-アルギニンというアミノ酸には、非常に重要なふたつの作用があります。

【L-アルギニンの作用】

  • 血管を拡張して、めぐりをよくする
  • 小腸の内壁の絨毛を微振動させる

ひとつずつ見てみましょう。

血管を拡張して、めぐりをよくする

よく知られているL-アルギニンのはたらきは、血管を拡張して、めぐりをよくする作用です。

血管が強くしなやかになり血流がよくなるということで注目されている栄養素です。サプリメントも多くの種類が販売されています。

次のようなメカニズムで作用することが分かっています。

【L-アルギニンの作用メカニズム】

  1. 摂取したL-アルギニンは血管の内皮細胞に送られる
  2. 内皮細胞でL-アルギニンは酵素によって分解される
  3. 分解されるとNO(一酸化炭素)が生成される
  4. NOが血管を弛緩・拡張させる

順を追って解説していきましょう。

摂取したL-アルギニンは血管の内皮細胞に送られる

摂取したL-アルギニンは血管の内皮細胞というところに送られます。

▼血管の構造は、このようになっています。

血管の内皮細胞の構造(内膜・中膜・外膜)

内側から内膜、中膜、外膜という3層になっていて、内膜を構成するのが内皮細胞です。

内皮細胞でL-アルギニンは酵素によって分解される

内皮細胞に送られたL-アルギニンは酵素によって分解されて、L-シトルリンというアミノ酸に変化します。

分解されるとNO(一酸化炭素)が生成される

L-アルギニンがL-シトルリンに変化するときに、同時にNO(一酸化炭素)が発生します。

▼図解すると、このようになります。

NO(一酸化窒素)サイクル シトルリン・アルギニン

NOは血管を弛緩・拡張させる

NO(一酸化窒素) 排気ガス

NO(一酸化炭素)は、自動車の排気ガスに含まれる大気汚染物質として知られていますが、実は体内で重要な役割を果たしています。

体内でのNOの主要な働きは、血管を弛緩・拡張させることです。その作用によって、心血管、循環系の疾患を改善することができます。

例えば、以下のような疾患が挙げられます。

【NOで改善される疾患】

  • 脳梗塞
  • 狭心症
  • 心筋梗塞
  • 心不全
  • 動脈硬化

心臓疾患の特効薬ニトログリセリンや、ED(勃起不全)の治療薬バイアグラは、NOのこうした作用を応用しています。

1998年ノーベル医学・生理学賞を受賞

NO(一酸化炭素)の血管拡張作用の発見に対して、1998年にノーベル医学・生理学賞が与えられています。

大気汚染物質のNOが、実は僕たちの健康を支えていたという事実は、常識を覆す大発見だったのです。

小腸の内壁の絨毛を微振動させる

L-アルギニンのもう一つの重要なはたらきは、小腸の内壁の絨毛を微振動させることです。

この作用は一般的には、あまり知られていません(僕も根拠となる科学論文を知っているわけではありません)。

ハーブデトックスではこの作用を活用して、腸のデトックスを行っています。

L-アルギニンを主成分としたハーブ製品を摂取すると、水便(みずべん)と呼ばれる、黒っぽい水のような便が出るのです。

詳しくは、体重が10kg落ちた体験談をご覧ください。

L-アルギニンをどのくらい摂取すべきか

では、L-アルギニンを1日にどのくらい摂取すればいいのでしょうか。

前述したノーベル医学・医学生理学賞の受賞者、ルイ・イグナロ博士は、「NOでアンチエイジング」(2007年)という本の中で具体的な摂取量の目安を書いています。

この本は、イグナロ博士が関わるサプリメント会社の宣伝のような部分もあるので、その点は注意しなければなりませんが、この本には、1日の理想的な摂取量は3000mg以上と書かれています。

でもこれ、実はかなり多い量なのです。

例えば、レッドブルというエナジードリンクはL-アルギニンを含むことを売りにしている商品ですが、1本あたりの含有量は250mgです。3000mgを摂取するためには、1日に12本も飲まなければなりません。

食品では、肉類、ナッツ、大豆、玄米、レーズン、エビ、牛乳などに多く含まれます。

例えば(可食部100gあたりの含有量)、

・うなぎ 1100mg
・ニンニク 970mg
・高麗人参 957mg

これらの食材から1日3000mgを摂取するのは、ちょっと現実的ではありません。

となると、サプリメントで補う必要がありますが、安価なものは含有量が少ないです。

では、どのように摂取すればいいのか。その答えが、ハーブデトックスにあります。

L-アルギニンはハーブデトックスの主役

ハーブデトックスでは複数のハーブ製品を組み合わせて使いますが、その主役はL-アルギニンを主成分としたハーブ製品です。

粉末状の製品で、スティックに小分けになっているのですが、1本のスティックにL-アルギニンが5000mgも含まれているのです。

天然素材の製品で、L-アルギニンをこれだけ含有したものは、他にあまりないと思います。

ハーブデトックスを実践し、僕は次のような体験をしました。

・血管年齢が若返った
・水便で腸がきれいになった

血管年齢を測るユーバイオで測定したところ、ハーブデトックス後の僕の血管年齢は、なんと11歳でした。

注意
この記事は、効果を保証するものではありません。個人によって結果は異なることをご留意ください。

えいぷりお的まとめ

L-アルギニンは、近年特に注目されている栄養素です。

その効果を体感したい方は、ぜひハーブデトックスに取り組んでみてください。

【つづき】 次の記事では、ハーブデトックスのもうひとつの主役、クロロフィルのデトックス作用についてお伝えします。

クロロフィル・葉緑素【クロロフィル】葉緑素は「デトックス作用」と「造血作用」を持つスーパー色素

【お問合せ】 興味のある方は気軽にメッセージください。僕がお世話になったトレーナーさんを紹介し、血管年齢の測定無料カウンセリングを受けていただくこともできますよ。

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