【女性の青あざ】冷えが原因!? 6つの治療法

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僕の妻は、しょちゅうあちこちに青あざを作ります。男性の僕からしたら、とても不思議なのですが、いつできたのか自分でも気付いていないことが多いようです。ぶつけた覚えがないのに、気付いたら青あざができている・・・このような現象は、女性に多く見られます。なぜ、このようなことが起こるのでしょう?

青あざとは

桃

青あざは「皮下出血」、つまり皮膚の下で出血が起こることによってできます。どのようにして皮下出血が起こるのか、次の2つのパターンが考えられます。

1)ぶつけることによる「皮下出血」
2)「冷え」によって毛細血管が切れる

1)は皆さんおなじみですよね。打撲することで、皮膚の下で血管が破れて出血が起こります。出血した血液は皮膚の下でもちのように固まる性質があり、この血液のかたまりは、表面から見ると青紫色に見えます。これが青あざです。

青あざ

2)はどうでしょう。「冷え」と青あざが関係していることは、あまり知られていないかもしれませんね。2)のタイプの青あざは、気付かないうちに、いつの間にかできてしまうタイプの青あざです。

身体が冷えると、体温を保持するために皮膚近くの毛細血管が萎縮します。そうして細くなった毛細血管は、ほんの少しの圧力や摩擦で切れやすい状態になってしまいます。だから、強くぶつけたわけではないのに、

「蚊に刺されて、掻いただけ」

「バッグを腕にかけただけ」

といったような、ちょっとした摩擦などが原因で、知らないうちに青あざができてしまうのです。

女性の青あざを引き起こす「冷え」の原因

痛んだ桃

「冷え」は、女性によく起こる現象です。冷え性になる原因には、次のような要素が挙げられます。

・自律神経の乱れ

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ストレスや不規則な生活などにより、体温調節の命令を出す自律神経がうまく機能しなくなります。また、エアコンの効きすぎで室内外の温度差が激しくなると、自律神経の機能が乱れやすくなります。そのため、夏でも冷え症になります。

・皮膚感覚の乱れ

ストッキング

女性は、きつい下着や靴などでからだを締めつける傾向があります。締め付けられることで血行が滞り、「寒い」と感じる皮膚感覚が麻痺してしまいます。その結果、体温調節の指令が伝わりにくくなってしまいます。

・血液循環の悪化

立ちくらみ

女性には、貧血や低血圧など循環器系の不調をかかえている人が多くいます。そのため、血流が滞りがちになり、末端の毛細血管が萎縮した状態になりやすくなります。

貧血に関しては、こちらの記事も参考になさってください。
【フェリチン不足による諸症状】潜在的な鉄分不足の原因と改善法
【フェリチンの血液検査】鉄分を補給する食事とサプリ
【貧血の治療は血液内科で】貧血に潜む大きな病気、正しい診断を受けるための専門医

・筋肉の量が少ない

女性マッチョ

女性は男性に比べて筋肉が少ない場合が多いです。筋肉運動による発熱が少なくなり、血流も促されないため、女性に冷え症が多い原因の一つになっています。

・女性ホルモンの乱れ

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ストレスが多かったり、更年期になったりすると、女性の心身をコントロールする女性ホルモンの分泌が乱れ、血行の悪化などを促進することがあります。

こういった原因から、

1)女性は冷えやすい
2)毛細血管が萎縮し、出血しやすい
3)気付かないうちに青あざができる

といった形で、ぶつけた覚えがないのに青あざができる、という現象が女性に起こりやすくなります。

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女性に青あざが多い他の理由

「冷え」以外にも、女性が青あざになりやすい理由がいくつかあります。

1)筋肉量が少ないため毛細血管からの止血が遅れ、青あざが広がりやすくなる。

2)女性は生理があるため鉄が欠乏し、血管を守るコラーゲンの形成がきちんとできない。

3)ホルモンバランスが崩れることで、血管がもろくなる

こういった女性特有の体質的な理由も、「気付かないうちにできる青あざ」の原因になっているわけです。

基本的な「青あざ」の治療6ステップ

女性特有の「気付かないうちにできる青あざ」の治療法の前提として、「ぶつけてできる青あざ」の基本的な治療法をご説明しましょう。

アイシング

アイシング2

患部ぶつけてから3日以内は、皮下の出血をおさえるためのアイシングを行います。炎症を抑え、出血を減らすことができ、青あざが広がったり、色が濃くなるのを防ぐことができます。

(※後述しますが、女性特有の青あざの場合、アイシングは避けた方がいい場合がありますので、ご注意ください)

ポイントは、「早い段階のケア」であること。ぶつけてから24~72時間、つまり1日後~3日後までの間に行うべきケアとなります。

この初期段階で重要なのは、「温めてはいけない」、ということです。温めると、血行が促されて、患部の出血が増え、あざを悪化させることになります。

アイシングには、氷嚢やアイスノン、保冷剤などを使います。冷えすぎて凍傷にならないように、タオルなどに巻いて患部に当てるようにします。

患部に密着させるような形でアイシングを行います。患部を冷やすことで、血液の流れを抑制し炎症を抑えることができ、痛みも和らぎます。

ホットタオルで患部を温める

ホットタオル

アイシングの次の段階のケアです。青あざができてから72時間(3日)を過ぎたあたりが目安です。皮下出血がとまったら、冷やすのではなく、逆に温めるようにします。温熱療法と呼ばれます。

 

ホットタオルを使った温め方は、36~37度程度の体温に近い温度のぬるま湯にタオルを浸けて絞り、患部に当てます。すぐに温度が下がってしまうので交換が面倒ですが、何度か繰り返してみてください。青あざの色がかなり軽減されると思います。

つまようじを使って散らす

つまようじ

つまようじを20〜30本束ね、患部周辺の皮膚を痛くない程度に軽く叩きます。皮膚がほんのり赤くなる程度に行いましょう。これによって、内出血した血液を散らして、患部の血流を改善させる効果があります。

食事で予防する

鉄分食材

青あざができた時は普段より意識をして「鉄分」と「ビタミンC」を摂取するように心がけましょう。血流を促し、血管を丈夫にするためです。鉄分は、プルーン、レバー、ひじきなどに多く含まれています。ビタミンCは果物全般や野菜に多く含まれています。青あざの治りを早くする助けになりますので、意識して摂るようにしてみてください。

ヘパリン類似物質を使う

ヘパリン類似物質が入っている塗り薬を患部につけることによって、青あざの治りを早める効果があります。ヘパリン類似物質は血液が固まるのを防ぐ作用や、うっ血を改善し傷の治りを早くする効能があるので、打ち身やねんざの治療にも効果を発揮します。また、皮膚の乾燥を防ぎ、血行を良くする作用もありますので、青あざの治療以外に、皮膚のかさつきやしもやけ、アトピー性皮膚炎の薬としても使われています。穏やかな薬で、副作用はほとんどないので、安心して使うことが出来ます。皮膚科でよく処方される「ヒルドイド」というお薬が、これにあたります。

ぬるま湯につかる

入浴

ホットタオルを使っての温熱療法と同じ原理です。ぬるめのお風呂にゆっくりと浸かることで、患部の血行やリンパの流れを促し、青あざを早く治すことが出来ます。特にリンパは患部を温めただけでは流れが良くならないので、体全体を温めて血流を良くすることで効果を発揮します。

重要なのは、ぶつけてから3日ほど経って皮下出血が止まり、腫れが引いてから入浴するようにする、ということです。腫れが引く前に入浴すると、血行が促進されて余計に腫れや炎症をひどくしてしまいます。

女性特有の青あざ治療の注意点

基本は、上記の6ステップと同じなのですが、注意しなければならないのは、1項目の「アイシング」です。

もともと「冷え」が原因になっている可能性が高いので、冷やすことが逆効果になる可能性があります。

また、気付かないうちに青あざができてしまうため、いつできたかが分かりません。ですので、本来温めるべき段階に入っているのに、冷やしてしまうと、かえって皮下出血を固定化してしまうおそれがあります。

ですので、女性特有の「気付かないうちにできてしまった青あざ」に関しては、「アイシング」は避けた方が無難かもしれません。

上記のような女性特有の青あざの原因

・冷え
・筋肉量の少なさ
・鉄欠乏
・コラーゲン不足
・ホルモンバランス

を考えると、これらに対する根本的なケアも行っていく必要があると思います。これについては、別の記事でご紹介したいと思います。

メラニン色素が原因の青あざの場合

メラノサイト

皮下出血が原因の青あざとは別に、メラニン色素の沈着が青あざの原因になる場合があります。メラニン色素を生成する「メラノサイト」と呼ばれる色素細胞が、皮膚の深いところにある真皮層に増殖すると、青あざのように青みを帯びて見えることがあります。

こうした場合には、レーザーによる治療を行う必要があります。この記事では詳しく触れませんが、なかなか青あざが消えないような場合は、レーザー治療を行っている病院で相談してみることをオススメします。

おだいじになさってください

冒頭に書いたように、僕の妻はしょっちゅう青あざを作ります。その原因は、女性特有の様々体質にあったんです。僕の妻は冷え性ですし、運動をあまりしないので明らかに筋肉不足です。貧血気味なので鉄分も欠乏しているはず。これだけ条件がそろっていたら、気付かないうちに青あざができて当然ですよね。逆に言うと、青あざの絶えない女性は、何らかの体質的な問題をかかえているということ。そういった問題を警告するために、青あざは目に見える形で表れているのかもしれませんね。

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